名前:M様
年齢:60代
所在地:宮城県仙台市
買取した商品:Nikon F2 フォトミックA ZOOM-NIKKOR 35-70mm 13.5 一眼レフフィルムカメラ レンズ マニュアルフォーカス
買取した品物のご紹介
今回ご紹介させていただきます商品は【Nikon F2 フォトミックA ZOOM-NIKKOR 35-70mm 13.5 一眼レフフィルムカメラ レンズ マニュアルフォーカス】になります。

身辺の整理をしているとのことですが携帯電話のカメラを使うことが多くなり、使用頻度が減ったたため査定依頼を受けました。
15年前くらいに購入したとのことで処分がてら少しでもお値段がつけば有難いとのことでした。
状態
さっそく商品の状態を見ていきましょう。全体の写真になります

全体の使用感としまして若干のすれはあるものの、シャッターや可動部等の作動・AFボタン等もスムーズで使用に問題はなさそうです。
シャッター数は専用のアプリ等で調べることができこのタイプのものだと5万回以下が望ましいです。一見綺麗でもシャッター数が多すぎるものは不具合が生じたりしやすいです。
査定額
今回弊社ラフテルでの査定額は【2万円】とさせていただきました。
主に処分を希望していたお客様に喜んでいただけました。
査定ポイント紹介
① 外観の状態(キズ・塗装ハゲ・凹み)
カメラボディとレンズの外観チェックは、第一印象として査定額に大きく影響します。
金属外装のため、底面や角の塗装剥がれ、打痕、凹みの有無が見られます。
ラバー部分の劣化や貼り革の浮きなども確認対象です。
少々のスレや使用感は味として許容されますが、大きな打ち傷や凹みは減額要因になります。
② ファインダーとミラー内部の状態
ファインダー内にカビ、曇り、ホコリ、プリズムの腐食がないかもチェックされます。
また、ミラーの動作や跳ね上げ時のタイミングなども確認され、内部メカに不具合があると修理コストを見込まれて減額されることもあります。
③ シャッター・巻き上げ機構の動作
中判カメラの命ともいえるシャッター精度と巻き上げレバーの操作感も査定に影響します。
シャッター全速度で切れるか
シャッター幕にシワや汚れがないか
ミラーアップ後の動作が正常か
巻き上げ・巻き戻しがスムーズか
これらの動作確認が取れていると、「実用機」としての評価が高まり、プラス査定に繋がります。
④ レンズの光学系(カビ・曇り・バルサム切れ)
レンズですが、**レンズ内部のカビや曇り、バルサム切れ(レンズの貼り合わせ部分の劣化)**は特に査定に大きく影響します。
査定士は光を当てながら、前玉・後玉の状態、絞り羽根の油じみや動作のスムーズさもチェックします。
撮影に支障が出るレベルでなければ多少のホコリは許容範囲ですが、カビがあると要修理扱いになり、減額される可能性大です。
⑤ 付属品の有無
付属品が揃っていると、査定額にプラス評価がつくことがあります。
ボディキャップ・レンズキャップ
ストラップ(純正なら尚良)
TTLファインダーや交換ファインダー
元箱・説明書・ケース類
特に、レンズフードや純正フィルターなどは追加評価の対象になることもあります。
⑥ 整備履歴・オーバーホール歴
過去にメーカーや専門業者でオーバーホールや整備を行っている場合は、証明書や領収書があるとプラス要素になります。
「動作は正常」と自己申告するよりも、「2023年に専門店で整備済み」と記載された書類がある方が、実用性を求める買い手には好印象です。
3. 高く売るには?査定前にしておくべきこと
柔らかい布で外観を軽く拭き上げる(指紋・ホコリを落とす)
バッテリーを抜いて保管しておく(液漏れ防止)
シャッターや巻き上げの動作チェックを事前に確認
外箱・付属品があれば一緒に提示
また、複数店舗で査定を取るのも大事なポイントです。
ヴィンテージカメラの相場は店舗ごとに差があるため、フィルムカメラ専門の買取業者や、オールドレンズに理解のあるカメラ店を選ぶとより良い条件が期待できます。
まとめ:人気モデルゆえ、状態次第で高額買取のチャンス
ASAHI PENTAX 6×7 + Super-Multi-Coated TAKUMAR 105mm F2.4のセットは、いまなお実用・コレクションの両面で需要のある組み合わせです。
以下のポイントを意識することで、高額査定も十分狙えます。
外観や光学系の状態をチェック
シャッター・巻き上げの動作確認
ファインダーや露出計の正常動作
などが査定のポイントになるでしょう。
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
弊社ラフテルでは今回のカメラ以外にも宝飾品やブランド品などさまざまな商品を取り扱わせていただいております。ぜひご相談だけでもいただけると幸いです。