名前:K様
年齢:70代
所在地:豊頃町
買取した商品:パール ネックレス
買取した品物のご紹介
パールといえば白い真珠を思い浮かべる方も多いでしょう。実はパールには様々な色が存在しています。その中でもあたたかな輝きを持つゴールデンパールのネックレスです。

状態
大ぶりのゴールドパールです。
小さなキズなどは見受けられますが、光沢があり重量感もあります。

大きさも11.6mmとサイズも申し分ありません。

査定額
¥110000-
査定ポイント紹介
色
ゴールデンパールは天然の色でゴールドになったものと、染色をしてゴールドになったものがあります。
天然のゴールドパールは、母貝のゴールドリップの色が何層にも重なることで自然なゴールドに色づきます。一方で染色の場合は真珠に穴をあけることでそこから染料を浸み込ませることで染色しています。
照り(輝き)
「照り」とはその真珠がどれだけ光沢があるか、つまり艶やかな輝きを放っているのかを示しています。
照りが良い真珠ほど、人は見た時に美しくと感じるといわれており、照りが良いか悪いかで見た目の印象が異なります。
サイズ
一般的に直径で表され、0.5mm刻みでサイズ表記されます。例えば、7.5-8.0mmという表記は、直径7.5mm以上8.0mm未満の真珠を指します。アコヤ真珠の場合、7mm前後が最も一般的ですが、大珠と呼ばれる8mm以上のものも人気があります。南洋真珠は、アコヤ真珠よりも大きく、8mm以上のものが多く、14mmを超えるものは希少とされています。
まとめ
ゴールデンパールの主要な産地は、フィリピンやミャンマー、インドネシアやオーストラリアなどの南洋地域です。南洋真珠の白蝶貝が生息している地域が限られているためです。その理由は白蝶貝の生息できる海水温が28~30度と狭い上に、水温変化に弱い性質があるからです。オーストラリアではパールが目的ではなく、母貝の貝殻も人気の装飾品とした扱われています。
これらの地域では、南洋真珠貝を養殖し、高品質のゴールデンパールを生産しています。特にフィリピンは、黄金色の真珠の生産で世界的に知られており、その美しさと品質は高く評価されています。
ゴールデンパールの歴史は比較的新しく、発見されたのは1980年ごろです。そのころに白蝶貝のゴールデンリップタイプからゴールデンパールが生まれていることが確認されています。白蝶貝自体は生息数がとても少なかったことから、かつては改訂の白蝶貝をダイバーが集めてきて養殖真珠に利用したという話もあります。パール自体の養殖が始まったのが明治時代以降で、日本人のあこや真珠の養殖技術があったことから白蝶買いの研究や調査が進み、フィリピンでの養殖も開始されることになったそうです。その独特の色合いと輝きから、特別なジュエリーとして多くの人々に選ばれています。
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