宝石の中でも人気の高いダイヤモンド。自分や大切に思う人へのプレゼントするために、ダイヤモンドを使ったジュエリーを選択する方も多いのではないでしょうか。決して安易に購入できる値段ではない商品になりますので、実際に購入する際はどこを気をつけながら決めればいいのか悩むのが本音。そんなダイヤモンドを使ったジュエリーですが、きちんと抑えておくべきポイントはダイヤモンド必須評価の4Cと呼ばれる項目です。
4Cとは、「カラット(重さ)」「クラリティ(透明度)」「カラー(色)」「カット(形状)」のことです。それぞれにグレードがあり、そのグレードによってダイヤモンドの品質・価格が異なります。それだけに、ダイヤモンドを購入するときのポイントとなり、チェックしたい部分となっているのです。納得できるダイヤモンドを購入するためには、4Cをチェックするようにしましょう。
ダイヤモンドの購入前に知っておきたい知識
同じカラットでも価格が全然違う
ダイヤモンドを購入する前に知っておきたいのは、ダイヤモンドはカラットが同じでも価格が全然違うことです。カラット以外の4Cのグレードによって、価値が大きく異なります。そのため、クラリティやカラー、カットのグレードについてチェックしてから購入するべきなのです。
クラリティは内包物やキズの有無によってグレードが変わり、カラーは無色透明に近いほどグレードが高くなります。カットについては、グレードが高いほど輝きや煌めきが美しいものとなります。
ダイヤモンドにはマジックサイズがある
ダイヤモンドは品質によって価格が違いますが、カラットによっても全然違います。カラットと価格で知っておきたいのが「マジックサイズ」の存在です。
マジックサイズとは、価格が急激に高くなる境界線のサイズのことです。ダイヤモンドの場合は、「0.5カラット」「0.75カラット」「1カラット」などがマジックサイズと言われています。
見た目では、1カラットと0.99カラットの違いはほとんどありません。しかし、価格は大きく異なるケースがあるのです。そのため、マジックサイズを意識しながらカラット数を決めるのがおすすめです。あえて、マジックサイズよりも少し小さいサイズを選ぶのが賢い選択と言えるでしょう。
ダイヤモンドを購入するならチェックすべきこと
適正価格なのか
ダイヤモンドを購入するときにチェックするべきなのは、その価格が適正なのかです。ダイヤモンドは、お店やブランドによって値段が大きく違います。ダイヤモンドは輸入品であり、輸入にかかる費用や中間業者のマージン、店舗管理費などによって価格が決まるのです。そのため、お店やブランドによっては、適正価格よりも高いケースが多々あります。ダイヤモンにも、「国際基準相場価格」があるため、これをチェックするべきです。とは言え、素人がチェックするのは難しいと思います。そのため、複数の店舗やブランドで価格を比較するのがおすすめです。様々なお店やブランドをチェックすることで、ある程度相場がわかってきます。そして、納得できるダイヤモンドを見つけることができるのです。
鑑定書の有無について
ダイヤモンドを購入するなら、鑑定書の有無もチェックするべきです。鑑定書とは、「グレーティングレポート」とも呼ばれるものであり、ダイヤモンドの4Cの評価を表記したものです。鑑定書は、ダイヤモンドの品質を保証してくれます。
そのため、鑑定書があるということは、信用することができるのです。ダイヤモンドは高価であることから、できるだけ信用できるお店やブランドから購入するべきです。ですから、鑑定書が発行されるのかを事前にチェックし、できるだけ発行してくれるお店やブランドで購入しましょう。
保証サービスの有無について
購入時には、保証サービスについてもチェックしておくべきです。お店やブランドによっては、保証サービスをしているケースがあります。お店やブランドによって「1年保証」「永久保証」など様々です。保証内容についても、「サイズ直し」「クリーニング」「歪み直し」コーティング」など色々あります。
お店やブランドによって、保証機関や保証内容が全然違うため、事前にどんな保証サービスがあるのかをチェックしておくべきです。とくに、高額のダイヤモンドを購入する際には、保証サービスがとても重要です。できるだけしっかりした保証があるお店やブランドを選ぶようにしましょう。
まとめ
ダイヤモンドを購入する際のポイントは、4Cのグレードです。グレードによって、ダイヤモンドの品質や価値が変わってきます。そのため、一番注目したい部分となっているのです。同じカラットでもグレードによって価格が違うため、注意しましょう。また、ダイヤモンドにはマジックサイズがあり、価値が急上昇する境界線があります。
賢い購入方法としては、マジックサイズより少し小さいサイズを購入するべきです。ダイヤモンドを購入する際には、「適正価格なのか」「鑑定書の有無」「保証サービスの有無」もチェックしましょう。せっかく購入するのなら、後悔しないように信用できるお店やブランドで購入するべきです。