中国切手買取実績 全国科学大会記念切手
お客様情報
お客様: K様
所在地: 東京都
年齢: 40代
買取方法:店頭買取
売却品: 全国科学大会記念切手(J25m)
買取を依頼した理由
今回お買取りさせていただいた全国科学大会記念切手(J25m)は、10年ほど前にお父様からいただいた切手アルバムの中のコレクションの1つになります。
お父様は昔、中国にお仕事で行く機会が多く当時の中国切手をお仕事で中国に行くたびに記念として買っていたそうです。
そのうちに中国切手を集めることが趣味となり、いろいろな種類の中国切手を集めるようになったそうです。
コレクションの中国切手を10年ほど前に新築祝いとしていただいたようです。
「将来中国切手はプレミアがつくから取っときな!」といただいたそうですが、中国切手には全く興味がなくいただいた時からずっと押し入れに閉まっていたそうです。
押し入れに閉まっていたことも忘れており、最近ご自宅を片付けていたら中国切手のアルバムが出てきたので、これを機に処分することをお決めになったそうです。
買取価格
買取金額 ¥35,000-
査定したポイント
今回お買取りさせていただいた全国科学大会記念切手(J25m)は、1978年3月に中国の北京で開催された全国科学大会を記念して発行されたものになります。
全国科学大会記念切手(J25m)とは別に、バラで3種完の中国切手も同時に発行されています。
3種完の全国科学大会記念切手(J25)はそれぞれ、1500万枚ずつ発行されています。
ちなみに切手の絵柄ですが、会議のマーク、4つの近代化の旗、原子力マークの3つからなります。
J25mの小型切手は3種完(j25)よりも発行枚数が少なくわずか10万枚の発行でした。
10万枚しか発行されていないためとても希少とされています。
ですので、希少価値がつきプレミア価格でお買取りできるということですね。
3種完の(j25)の方は1500万枚とかなり発行枚数が多いので、お買取り金額は100円程と少額になってしまいます。
ただ、初日カバー(切手発行日当日の消印)が付いた切手の場合は、これにプラス1万円程のお買取りが可能です。
初日カバー(切手発行日当日の消印)が希少ということもありプレミア価格がつくということですね。
今回お持ちいただいた全国科学大会記念切手(J25m)は、アルバムにしっかりと保存されており、折り目や焼け、汚れ等の目立った損傷がなかったので今回の高額買取ができました。
このように、プレミア価格が付く中国切手がありましたら、ラフテルまでお問い合わせいただければしっかりと高価買取させていただきます。
中国切手買取 まとめ
なぜ中国切手はプレミア価格がつくのでしょうか?
まず、日本の切手でプレミア価格がつくものはどんなものなのか簡単にお話いたします。
それは、1955年以前に発行された古い切手になります。
60年以上前の切手が保存状態もよくきれいなままであれば価値が付きます。
また、そんな状態のよい切手をお持ちの方は少ないでしょう。
状態がよい切手で少ない数であれば希少価値がつきプレミア価格になりやすということです。
では、中国切手はどうかというと似ているようで少し違います。
中国切手でプレミア価格が付きやすいものは1960~1980年代の文化大革命時代のものです。
文化大革命時代の中国は、切手を集めてはいけないという厳しい決まりなどがあり大量の中国切手が回収され処分されました。
ですので、中国では中国切手が少量しか残っていませんでした。
また、海外への輸出も禁止されていたため中国切手を残すためには海外から来た旅行者が海外へ持ち出すしかありませんでした。
当時の日本では切手ブームということもあり、切手収集家がたくさんいました。
よく郵便局の前に行列ができていたくらいです。
日本切手も人気がありましたが中国切手も同じように人気があり中国切手を集める収集家も多く日本には中国切手がたくさんありました。
その影響で海外の切手収集家や中国の方達が中国切手を日本から大量に仕入れたため中国切手にプレミア価格がついたとも言われています。
このようなことから今現在では中国切手にプレミア価格がついているんです。
弊社ラフテルではこのようなプレミア価格が付いている中国切手のお買取りを強化買取しています。
ずっとしまってある中国切手、ぜひ一度お持ちください。
ご満足いくお買取りをさせていただきます。