中国切手買取実績 パンダ切手6種セット
お客様情報
お客様: O様
所在地: 東京都
年齢: 60代
買取方法:出張買取
売却品: 革14 パンダ切手6種セット
買取を依頼した理由
今回のお客様は、ご実家を立て直すということでもう使わなくなったものを整理し、処分している際にたまたま「パンダ切手6種セット」を見つけたとのことでした。
昔お父様が切手を集められていたのは記憶にあるとのことでしたがご家族は誰も切手に興味がなく欲しいという人はいなかったようです。
そこで、中国切手をコレクションしているご友人の方に見せたところ是非欲しいと強くお願いされたようです。
中国切手の相場などは全く分からなく、ご友人の方に欲しいと頼まれたので、もしかしたらパンダ切手6種セットは高く売れるのではないかと思い弊社に出張査定の依頼をされたとのことです。
買取価格
買取金額 ¥10,000-
査定したポイント
こちらの革14 パンダ切手6種セットは1973年に発行された切手になります。
当時は2種類のパンダ切手が発行されました。
詳しく説明しますと、まず1回目は1963年に発行されました。
1回目に発行されたパンダ切手のことを「一次」といいます。
(特59という呼び名もあります。)
次に2回目に発行されたパンダ切手のことを「二次」といいます。
(革14という呼び名もあります。)
1回目と2回目に発行されたパンダ切手を合わせると全部で9種類あります。
一次の切手は3種類1セット。
二次の切手は6種類1セットとなります。
今回お買取りさせていただいたパンダ切手は二次になるわけですね。
ちなみに、革14という呼び名ですが「革」は文化大革命のことで、文革時期の14セット目の切手ということです。
このパンダ切手ですが正式にはオオパンダといいます。
この革14 パンダ切手6種セットは文化大革命の時代に発行されたものですので、非常に手に入れることが難しくなっています。
そんな革14 パンダ切手6種セットがきれいに保管されていたので状態も良く、今回のお買取り金額とさせていただきました。
今回の査定額にお客様も大変納得していただき、ご友人の方に譲らなくてよかった、と喜んでいただくことができました。
中国切手がここまでの値段がついてくれてとても嬉しいとのことでしたので私も良い査定ができたのではないかと思います。
また何か、機会がありましたら是非、お待ちしております。
中国切手買取 まとめ
今回の革14 パンダ切手6種セット(二次)ですが、一次と二次を比べると二次パンダ切手の方が、日本では希少性がすくないようです。
一次よりも需要が多いということですね。
なぜかというと、二次パンダ切手が発行された際に、日中国交回復を記念して1972年に中国から「ランラン」と「カンカン」の二頭のパンダが日本に贈られて、上野動物園にやってきました。当時のパンダ人気は物凄く日本ではパンダブームが起こりました。
その当時、日本切手ブームでもあったため切手収集家の割合も多くパンダ切手を手に入れる収集家が増え、パンダ切手の需要が多いのではと推測されます。
中国切手の中でも知名度の高い「赤猿」ほど高額なお値段はつきませんが、パンダ切手も赤猿に匹敵するほどの知名度はありますし、今でも人気が高いため需要があるとはいえ高値がつきやすい中国切手といえます。
一次切手はどうかというと、二次と比べると流通量が少ないため、切手の状態が良いもであれば高値がつく可能性があります。
また、切手がシート状態のままであればさらに高値がつきます。
もちろんバラや全種類揃っていなくても希少価値がついているものですので、高値がつきます。
私たちラフテルは中国切手の買取にとても力を入れていますので、今後パンダ切手を売却しようと考えているお客様がいらっしゃいましたら、是非、ラフテルまでお問い合わせお待ちしております。