宝石買取実績 珊瑚 リング
お客様情報
お客様: S様
所在地: 福島県
年齢: 50代くらい女性
買取方法:行商買取
売却品: 珊瑚 リング K18 5g 10mm
珊瑚リング買取を依頼した理由
弊社の血赤珊瑚買取の高額査定の内容のチラシを見て、ご来店。
50代くらいの女性でしたので、ご自身でお買いになったのかをお聞きすると、ご祖母の遺品との事でした。
やはり珊瑚はお好きな方は別として、年配の方が持っておられるイメージがあります。
ご自身でもなかなか着ける機会もないので、査定が高いうちに売却をしたいとの事でした。
ケースにきれいに保管されており、状態もほとんど使用していない感じでした。
珊瑚は変色しやすい宝石ですので、なるべく空気にさらさないほうが風化と劣化を防げます。
その点では変色した形跡もなかったので、珊瑚の状態は良い感じでした。
天然珊瑚は一度変色してしまうと元には戻りませんので、一部分でも変色があると価値が落ちてしまいますので、保管には十分ご注意いただきたいものです。
買取価格
買取金額 ¥40,000-
査定したポイント
赤珊瑚の査定のポイントは丸玉の場合はまずは大きさと色です。
まずは大きさですが、真円をした10mm以上のものは希少です。
特に13mm~15mm以上のものはもちろん色にもよりますが、高い値段が付く可能性があります。
カットは真円(ボール型)が一番評価が高く、次にカボションカット(楕円形)、次がドロップカット、あとその他のカットになるにつれ評価が下がっていきます。
そして色ですが、血赤珊瑚と呼ばれるものが最高級とされ赤というよりも赤黒いまさに血のような色です。
その次が赤珊瑚、桃色珊瑚、ピンク珊瑚の順で評価が下がっていきます。
今回のお客様の珊瑚はきれいな赤色ではありましたが、血赤まではいかない赤珊瑚でした。
大きさはほぼ10mmで、11mmまではいかないものです。
カットは真円に近いものでありましたが、赤珊瑚の10mmですとなかなか査定が上がらないものです。
台は18金ですので、地金代とダイヤメレー代、そして珊瑚の値段を含めて¥40000の査定となりました。
お客様には珊瑚の色と大きさがもっとあればもっと値段を付けられるが、相場的なお話をさせて頂き、ご納得の売却となりました。
珊瑚リング買取 まとめ
珊瑚の鑑定ではどうしても天然の本珊瑚が偽物かという事があります。
宝飾品で使われているもの、例えば台が18金やプラチナがでデザインされているものは、ほぼ問題ないと思います。
ある程度高額なものには鑑別書が付いていますので、鑑別書があれば本珊瑚の証明になります。
逆に台や枠がシルバーであったり、メッキのものは偽物の可能性が高いと言えます。
偽物の珊瑚はガラスやプラスチック、樹脂などの表面だけに塗料を塗っているものがほとんどなので、天然の証でもある色ムラも見つけられないものがほとんどです。
あと簡単な見分け方としては、天然の珊瑚は熱伝導がないので、しばらく触っても冷たければ天然珊瑚の可能性が高いと言えます。
天然珊瑚の場合、日本産の珊瑚が評価が高いとされ、その中でも高知県近海で採れる血赤珊瑚が最も評価が高いと言われます。
これは丸玉の珊瑚に限らず、枝珊瑚も共通です。
もちろん、血赤珊瑚でも、色ムラやフ(白い斑点)、傷、虫食いの状態によっては査定金額は変わりますが、血赤珊瑚である程度大きさがあるものは高い査定がつくものです。
もし、使用されない血赤珊瑚がありましたら、血赤珊瑚に高額の査定をつける弊社に査定、買取をご依頼下さい。