1カラットのダイヤの値段と言っても一概に言えるものでは無く、様々な事柄が合わさり相場の設定がされていきます。
今回はそんなダイヤモンドの値段に付いての知識を紹介していきましょう。
1カラットのダイヤの値段を決める要素
ダイヤモンドの値段を決める要素はいくつかあり、それら一つ一つの評価や変動で値段が変わってきます。
需要と供給のバランスでの値段の決定
ダイヤモンドの相場価格は原石の採掘・供給企業がダイヤモンドの市場の動きに合わせて供給量を調整するなどから決まります。
ダイヤモンドの原石は販売会(サイト)で、参加できる限られた権利を持つ企業(サイトホルダー)に販売され、販売されたダイヤモンド原石はサイトホルダーやカット業者によってカットなどの加工がされ、市場に流通します。
需要に対して供給量が上回ってしまうと市場にダイヤモンドがあふれてしまい、価値が下がり価格も下がってしまってしまいます。逆に市場から極端に少なくなりすぎると価格が高騰してしまい一般消費者の手が届かくなったりといったことが起こってしまいます。
その様な事にならないように様々な企業で供給量がコントロールされ、ダイヤモンドの価値は保たれています。
4Cを基準にした値段の設定
ダイヤモンドは4Cと言われるもので品質が判断され、値段が決まってきます。
4Cとはダイヤの重さを表す「カラット(Carat)」透明度を表す「クラリティ(clarity)」輝きを表す「カット(cut)」ダイヤモンドの色合いを表す「カラー(color)」の4つです。
世界中のダイヤモンド取引所や宝石業者間での取引の際には米国のラパポート社が毎週発行する「ラパポートダイヤモンドレポート」と呼ばれるダイヤモンドの価格相場表が用いられます。
このダイヤモンド価格表には品質評価国際基準に基づいた4Cで評価されるダイヤモンドの品質毎に価格が発表されています。
為替相場での値段の変動
日本に流通しているダイヤモンドは、全てが輸入されています。ラパポートダイヤモンドレポートの国際相場を基準に日本円での価格が決まります。
USドルに対して円高になればダイヤモンドは安くなり、円安になれば高くなります。
為替相場の変動に応じて日本円での変動がうまれます。
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1カラットの相場の値段
1カラットの値段は様々な変動がある事や、品質に寄って差が出ることもある事をお話しましたが、大体の平均的な値段の相場はどれくらいなのかなのですが、ラパポートダイヤモンドレポートの4Cの最高の基準の物で約85万円、最低の物で約20万円となっています。
最高の物と最低の物では約60万円もの差が出て来ます。
ですが、考え方を変えれば、上等品だけに拘らなければ、同じ1カラットでも安価にダイヤモンドを買う事が出来るということになります。
ダイヤモンドと言うだけで購入を控えていた方々でも、大切な方にプレゼントのできるチャンスがあるわけです。
プレゼントで人気のダイヤモンドの大きさは!?
ダイヤモンドの大きさは様々で、金銭面に余裕さえあれば大きなダイヤの付いた装飾品をプレゼントする事が出来ます。
ですが、皆さんがそんなに余裕があるわけではありません。
では、プレゼントとしてどれくらいの大きさの購入の率が高いのかですが、約0.3ctの物だと言われています。
数字だけで判断すると小さすぎるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、実はこの大きさは小さ過ぎず、大き過ぎず装飾品としては丁度いい大きさなのです。
さらに、大きすぎるダイヤモンドだと、カットよバランスが悪く、逆に見栄えとして悪くなってしまう場合もあるのですが、0.3ct程の大きさだと輝き具合もきれいな大きさになるのが人気の理由です。
ダイヤモンドをプレゼントするにあたっての注意点
ダイヤモンドは大きければ大きいほど良いという訳では無いと言う話はさせてもらいました。
ですが、プレゼントするにあたっての注意点は、根本的な事で、プレゼントする相手との関係作りです。
形や物に拘らず、大切な人からのプレゼントであればどんな物でも喜んで貰えるような関係を築く事が大切になってきます。
ダイヤモンドのプレゼントは、元々の関係を更に強固な物にする手助けであるという事を忘れないようにしましょう。
それを踏まえた上で、大切な方への大切なプレゼント選びをしてみてください。
まとめ
ダイヤモンドは知識を付ける事で様々な事情がわかったりと、知れば知るほど魅了されていきます。
今まで意識的に高価な物で手の出ないもの…と思い込んでいたものでも、拘りさえしなければ実は案外誰にでも買えるものだという事もわかります。
女性はダイヤの装飾品が大好きです。
そんな大切な女性へのプレゼントとしてダイヤを選んでみてはいかがでしょうか。
ダイヤモンドへの知識を深めることで、魅力を更に知れますので、更にダイヤモンドを選ぶ楽しみが増えます。
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