珊瑚とは?
皆様も良く知る珊瑚と同じ、海の生き物とされている珊瑚の事を指しています。
珊瑚は別名「海の宝石」とも呼ばれているほど価値のある宝石となっています。
珊瑚はアクセサリーや置物、彫刻品など様々な美術品に使われており、現在でも人気は途絶えていません。
珊瑚の色
珊瑚には様々な色が存在しています。
お土産屋さんなどで販売されている珊瑚は「白珊瑚」が比較的多くなっています。
この白珊瑚は多く採ることができるので価値は低くなっています。
ここからが価値のある部類とされる珊瑚の色です。
まずは「桃珊瑚」です。
桃の色に似ているピンク色をした珊瑚のことを指しています。
超高額になるという価値はあまりありませんが、しっかりとお値段のつく色になります。
次に「赤珊瑚」です。
赤珊瑚とは誰もが思い描くような赤い色をしている珊瑚を指しています。
この赤珊瑚となると大きさや珊瑚の状態によっては数百万円を超えてくる価値を持つ珊瑚も存在しています。
最後に「血赤珊瑚」です。
血赤珊瑚とは、血のようなどす黒い赤色をしている珊瑚のことを指しています。
この血赤珊瑚は滅多に採ることができないため、珊瑚の中でも超最高級とされています。
小さな珊瑚でも数十万円や数百万円、大きくて状態の良いものであればそれ以上の可能性をも秘めています。
珊瑚の形
珊瑚は販売される際に様々な形に加工されています。
加工の度合いや、繊細さによって価値が大きく変化します。
まずは「原木」です。
原木とは海から採られた珊瑚のそのままの形を指します。
原木はどのような形にも加工をすることが可能なので価値は高くなっています。
次に「彫刻品」です。
彫刻品は原木からプロが彫刻品へと加工を加えたものを指しています。
作る人によって作品は違いますが、その作る人によっても価値が変わることがあります。
次に「丸玉」です。
丸玉とは珊瑚を綺麗な丸に加工したものとなります。
この丸玉はアクセサリーなどによく使われている形であり、価値のある加工方法となっています。
珊瑚の査定ポイント
それでは、珊瑚の査定方法についてご紹介していきます。
上記部分を踏まえて読んで頂くとわかりやすいかと思います。
カラー
珊瑚の査定において一番重要とされているのがこのカラーです。
桃珊瑚→赤珊瑚→血赤珊瑚と価値は上昇していきます。
多くの買取業者では珊瑚のカラーの価値を決めるために「カラーグレード」というものが用意されています。
そのカラーグレードを参考にしてお持ち込みされた珊瑚のカラーの評価を決めます。
査定をする人によっても色の感じ方は違ってくるので査定は1店のみではなく、数軒の買取業者を回るのをオススメします。
大きさ
珊瑚の大きさは査定に大きく関係してきます。
どのような色であれ、大きければ大きいほど価値は上昇します。
よく勘違いされることをご紹介します。
Aさんは桃珊瑚の50gの原木珊瑚を持ち込み、Bさんは赤珊瑚の20gの原木珊瑚を持ち込みました。
この場合、査定額が高くなる可能性を秘めているのはBさんなのです。
どれほど大きな珊瑚の場合でも一番重要とされるカラーが最優先されます。
しかし、同じ桃珊瑚である場合は大きければ大きいほど価値が上昇します。
珊瑚の状態
珊瑚にも良い状態のものと、悪い状態のものが存在しています。
悪い状態とされるのは「フ」と「虫食い」の状態を指しています。
「フ」と呼ばれるのは珊瑚の骨を指しており、白い斑点模様に見えます。
これが多いほど、価値は下がってしまいます。
「虫食い」は海中で珊瑚が微生物や魚によって食べられてしまうことによって起こる陥没のことを指しています。
この虫食いがあると価値は大きく下がってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
珊瑚の査定についてご紹介しました。
更に詳しく珊瑚について知りたい人は、弊社ラフテルのホームぺージをご覧になって下さい。