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珊瑚買取ノウハウのすべて。偽物に騙されず、高く売る方法とは

高額で買取されているものというと、何を思い浮かべますか?ダイヤモンド、ルビーといった宝石でしょうか?現在需要があるにも関わらず、希少な存在、「宝石珊瑚」はご存知ですか?

海外でも人気が出るくらい美しく、30年程経っても1,000,000円以上で買取がされています。20年以上も右肩上がりに値上がりしている安定していて、ブローチやネックレス、帯留めなど様々な物にも加工されています。そんな宝石があったら、気になりませんか?

そんな宝石珊瑚について、

  • 高価値なものとはどんなものか
  • どんな商品があるのか
  • 高く買い取ってもらう方法
  • 偽者を購入しない方法

など徹底的にお伝えしていきます。

珊瑚とは

赤珊瑚リング
赤珊瑚リング

珊瑚というと何を思い浮かべますか?映画にでてくるような色とりどりなもの、岩のように大きいもの、はたまた置物やインテリアとして使われている物を見たこともあるかもしれません。

今回ご紹介するのは「宝石」として買取される「宝石珊瑚」です。詳しくお伝えする前に、どうして宝石珊瑚というのか?違いや特徴などについてご紹介します。

珊瑚とは、水深10メートル程~1,200メートル以上の深海に生息している植物です。特徴や生息している深さ(水深)により、「珊瑚礁」「宝石珊瑚」の2種類に分けられます。

宝石珊瑚

  • 別名:八放珊瑚。口の周りに生えている触手が8本なので八放珊瑚と呼ばれます。
  • 30メートル以上の深海に生息しており、原木も小さいうえに成長速度も遅いのが特徴です。完全に成長するまでに50年かかる珊瑚もいると言われています。
  • 色味がキレイで、波などもない比較的静かな深海に生息しているので寿命を終えた後もキレイな姿のまま留まることが多いです。キレイなままなので宝石に加工しやすいため、宝石珊瑚と名づけられました。

珊瑚礁(造礁珊瑚)

  • 別名六放珊瑚。口の周りに生えている触手が6本なので六放珊瑚と呼ばれています。
  • 水深20~80メートルの比較的浅いところに生息しており、太陽の光や気温によりて高温状態になるため、成長速度も速いのが特徴です。
  • 大きさも、岩に張り付いて成長していくので非常に大きくなります。
  • イソギンチャクも造礁珊瑚の一種だと言われています。

 

宝石珊瑚と珊瑚礁の違い、宝石珊瑚はキレイな姿を保つことにより宝石に加工されやすい、ということをお伝えしました。

では、そんな宝石珊瑚にはどれくらいの種類がいるのか?1種類だけなのか?ということに焦点を当てていきましょう。宝石珊瑚は、たくさんの種類がおり、それぞれ特徴や色味も違うんです。こちらにも『買取価格100万以上。珊瑚をもっと高額で売る方法』『【高額買取】赤珊瑚とは何なのか書いてみた』にも関連の記事が書いてあります。

珊瑚の種類

赤珊瑚 アクセサリ
赤珊瑚 アクセサリ

珊瑚と宝石珊瑚の違いは「生えている触手の数」「環境」「特徴」などで判別されています。続いて、宝石珊瑚にはどんな種類があるのかをお伝えしていきます。

宝石珊瑚はダイヤモンドやルビーのように、1種類だけではなく、深い色味が美しく、国内は元より海外進出をしており、価格人気ともにNO.1のものから希少で現在では見られなくなっているものまで、様々な宝石珊瑚があるんですよ。

地赤珊瑚

地赤珊瑚

 

産地

日本の高知県近海の水深10~300メートルに生息しています。非常に原木が小さく30センチ程の大きさです。他の宝石珊瑚は100平米に0.75郡体ほど棲息していますが、血赤珊瑚は100平米に平均0.45郡体しか分布していないため、非常に少ないです。

成長速度も極めて遅く、1年で0.15ミリしか成長しないことも有名です。そうすると、自然と採取量も少なくなり、希少性が高くなります。採取量の少なさは珊瑚の業界では有名であり、とある専門家は、「血赤珊瑚の漁を10年程休息しないと血赤珊瑚は絶滅する」と告げています。

世界的にも認れられており、ワシントン条約の専門機関より、「血赤珊瑚は絶滅する可能性アリ」として調査が進められている程、希少な存在になっています。

特徴

血のように深く赤い色味が特徴です。その美しさから、宝石珊瑚の中で最高級品として認められています。その深くて美麗な輝きに魅せられる人は多く、日本でも人気価格ともにNO.1を誇っています。

原木にも加工した宝石にも「フ」というヒビのような模様ができるのは、他の宝石珊瑚には見られない特徴です。日本の加工技術が高いこともあり、海外でも人気の珊瑚です。その人気さから大量輸出され、商品も希薄になっていき、なおさら市場価値が上がっています。

宝石として加工されると、8ミリ~10ミリ程の大きさになることが多いです。10ミリ以上となると珍しく、高値で取引されます。価格においてはここ20年程で右肩上がりに高騰しています。現在需要のある宝石珊瑚です。

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地中海珊瑚

地中海珊瑚

産地

地中海沿岸のイタリア、フランス、スペイン、チュニジアなどの水深50~200メートル程の深さに生息しています。100平米に0.75郡体ほど棲息しています。昔赤珊瑚の採取場所として有名だったサルディニア島にちなんで、「サルディ」とも呼ばれています。)古くから装飾品として愛されており、0年代からお守りとして使われました。

1300年代~1800年代にかけて、インドや中国にまで輸出範囲を拡げていき、宝石箱やイヤリング、ペンダント、額縁やトレーと様々なものに装飾されました。また赤珊瑚のほとんどがイタリアのナポリで加工されたと言われています。

密漁されることが多いのも特徴で、主に中国人が密漁を狙います。赤いものは縁起の良いものとされていることから、富裕層に非常に需要があり、1グラムあたり18~36万という高値で取引されています。

特徴

加工された宝石は、血赤珊瑚には及びませんが、色むらが少なく赤い色味が美しいのが特徴です。取り扱い数も血赤珊瑚に比べると少なくはなりますが、宝石珊瑚ではNO.2の人気と価格を誇っています。

原木の大きさは20~30センチ程で枝の重さも100~150グラムと非常に小さいことも特徴です。成長する速度もゆっくりで、1年間で4ミリ~8ミリ程しか成長しません。よって、血赤珊瑚に続き採取量も少ないです。非常に繊細な珊瑚で、傷やヒビが入っていることも多く、加工する段階でほとんどを削り落としてしまいます。半分ないし4分の3は削り落としてしまうので、商品化できるものも自然と少なくなります。

よって、希少な珊瑚として扱われ、値段も高騰しています。商品としては6ミリ前後の宝石になることが多く、10ミリを超えるとなると非常に稀な物として、高価な値段がつけられます。装飾品としては、小さい球状の珊瑚が連なったネックレスなどに加工されることが多いです。2008年時点で、以前より2~3割ほど値段が高騰しています。

地中海珊瑚について詳しく知りたい方は『人気も価格も上昇中!150万で買い取られる宝石、地中海珊瑚』も合わせてご覧ください。

桃珊瑚

桃珊瑚

産地

日本近海(小笠原諸島、五島列島、奄美、沖縄、宮古島周辺)で採取されます。水深200~500メートルに棲息しています。桃色珊瑚よりも色味が薄いピンク珊瑚や本ボケ珊瑚に至っては東シナ海やハワイ沖の水深1,200メートル以上と著しく深いところに棲息しています。

特徴

色味は赤っぽいものから薄いピンクのものまで幅広い彩りが楽しめます。薄く、ムラのない単一の物ほど高価とされており、一番高級なピンク珊瑚は「本ボケ珊瑚」という種類ですが、こちらはもう採取されることはなく、「幻の珊瑚」と呼ばれています。

血赤珊瑚や赤珊瑚に比べると取り扱い数も少数ではあります。宝石珊瑚には珍しく、原木が大きいのも特徴です。血赤珊瑚や赤珊瑚が30センチ程なのに対して、1メートル程と大変大きくなります。また、重さも大きいものだと40キロを超えるものもあります。

ピンク珊瑚の大きさと粘り気のある特徴を活かして、彫刻が施されることが多いのもポイントです。彫りの入った仏像や帯止めやブローチなど比較的大きい彫刻物に加工されます。ここ数年で原木の価格が倍近くになり、なかなか手に入らなくなっています。

 

白珊瑚

白珊瑚
産地
南シナ海、沖縄近海、五島列島から長崎沖、土佐湾などの水深100~400メートル付近で採取されます。特徴
その名の通り美しい白色が特徴ではありますが、原木の表皮は柿色に近い色でピンク珊瑚と似ているのも特徴です。加工されても淡いピンクが混ざっている場合もあり、色味は白一色から乳白色、セピア色まで様々な色味があります。その中でも純白一色のものは珍しく、高価値とされています。南シナ海で採れる象牙色の白珊瑚は、その美しさより非常に貴重とされており、こちらも高値で取引されます。しかし、純白の珊瑚象牙色の珊瑚ともに現在では殆ど見られない基調な物とされています。

 

黒珊瑚

黒珊瑚

産地

宝石珊瑚ではなく、造礁サンゴ珊瑚礁として扱われています。環境保護のため、ハワイ州政府が許可したハワイの漁師のみが採取することが可能です。

特徴

現在では輸入も禁止されています。日本でも宝石として取り扱っている店舗もありますが、極々少なく、片手で数えられるほどしかありません。ハワイのお土産品としてよく販売されています。日本では丸玉のネックレスやイヤリングとして、喪服に合わせて使われることもあります。

日本で主に扱われる宝石珊瑚はこの5種類です。現在宝石珊瑚は採取量が少ないため、希少価値が上がっており、どの宝石珊瑚も貴重な存在となっています。次は、その宝石珊瑚がどんな物に加工されるのかをお伝えしていきます。

 

宝石珊瑚の品目

赤珊瑚 ネックレス

宝石珊瑚はどういった物に加工されていくのか?その特徴や販売価格、どういったものがあるのか、など徹底的に調べてみました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。

原木

赤珊瑚 原木

特徴

原木の形を保ったもの、もしくは形をキレイにしたもの。中にはルースという丸い大玉の裸石の形で売られているものもあります。大きさは原木は小さい物から大きい物まで様々ですが、小さい物では5センチ程、大きいものでは15センチとかなり大振りのものもあります。枝分かれが少なく、シンプルな物ほどお安く、細部まで枝分かれしており繊細なデザインの物程高価になっていきます。

販売価格

原木というだけあり、小さい物でもお値段は高価な物が多いです。すべて最高級の血赤珊瑚の商品ですが、

  • 小さい3センチ程の物でも20,000円
  • 5~6センチ程の物だと50,000円前後
  • 15センチもあるものだと約500,000円(もちろん、色味のグレードの高い物はお高くなります。)
  • 比較的安い桃色珊瑚でも、7センチ程の物になると、なんと100万円

ルース(裸石)においては、やはりキレイな球型に加工されているため、高価値とされます。最も高価な商品で、直径17ミリ程の血赤珊瑚には6,000,000円という驚愕の値段です。直径14ミリ、13ミリでも3,000,000円。桃色珊瑚となるとかなりお値段は下がりますが、直径32ミリと大玉で、虫食いがある状態でも60,000円。薔薇の形をしたピンク珊瑚においては、直径9センチ程の物で120,000円です

デザイン

  • 原木においては、枝分かれのしていないシンプルなもの
  • 二又に分かれているもの
  • 二又に分かれたものがさらに何又にも枝分かれし、まさに木のような繊細でキレイなデザインをしたもの

裸石においては、加工されており、球型でツヤのある物がメインではありますが、中には薔薇の形に加工されており、インテリアとしても存分に楽しめるものもありました。

帯留め

赤珊瑚 帯留め

特徴

非常に色々なデザインがあり、華やかなものが多いです。大きさは帯留めというだけあり、6センチ程の大きさの物が多く取り扱われています。帯留めに至っては、大きいものも多いため、血赤珊瑚や赤珊瑚よりもピンク珊瑚の商品が多いのも大きな特徴です。やはり、華やかな帯留めは彫刻や細工がされている物が人気と言えます。

販売価格

  • 小さめのピンク珊瑚でできた物だと20,000円~40,000円前後
  • 血赤珊瑚や宝石がきちんと装飾されている物だと50,000円前後
  • 血赤珊瑚が使われており、何か細工や塗り物、パールが施されている物だと120,000円前後
  • ピンク珊瑚でもきれいな色合いで細かい彫刻がなされているものだと約500,000円

デザイン

  • マーブル状のピンク珊瑚で、白鳥や金魚、花の形の彫刻がされたもの
  • 同じくマーブル状のピンク珊瑚で、竹やひょうたん、亀、薔薇の彫刻がされたもの
  • シルバーの帯留めにこぶりの血赤珊瑚が装飾されたもの
  • 鼈甲(べっこう)の塗り物に金色で葉っぱが描かれており、小ぶりの血赤珊瑚やパールが装飾されたもの
  • 赤みのあるピンク珊瑚でできており、細部に亘るまで彫られている乱菊や薔薇の彫刻がされたもの

などデザインは様々なものがありました。

珊瑚ネックレス

珊瑚ネックレス

特徴

取り扱いも多く、大振りな宝石が多いのが特徴です。とあるサイトでは、1つのサイトだけでも200件近くの商品があります。宝石は小さい物だと6ミリほど、大きい物だと2センチ前後の大きさです。平均すると、8ミリ~1センチ程の物が多いです。球型の宝石が1つ装飾されたものだけでなく、球型の珊瑚が連なった真珠のネックレスのような物も多いです。

販売価格

  • 非常に幅広く、安価なものだとピンク珊瑚でできたもので3,000円台。
  • 血赤珊瑚でできたものでも小さい物だと4,000円台。
  • 8ミリ程度の血赤珊瑚で10,000~180,000円前後
  • 宝石が1センチ以上の高価なものだと500,000円~10,000,000円
  • 6ミリ~13ミリの大きめの宝石が連なったものだと15,000,000円

デザイン

  • 球型の珊瑚が連なったもの
  • プラチナでできた金具にダイヤがあしらわれ、大玉の珊瑚の装飾がされているもの
  • 楕円型の珊瑚にゴールドの金具が施されているもの
  • イルカの形や花やハートの形に加工されているもの
  • べっこうに模様が施されたものに珊瑚が装飾されているもの

など様々なデザインと形を楽しめます。カジュアルでキュートなものから、上品なデザインまで数々の物が数多く取り揃えられています。

珊瑚ネックレスに関しては『【オーナー必見】赤珊瑚ネックレス買取額を増やす方法を書いてみた⁈』や『高額買取180万!激安販売2万~。お値段以上の満足度を得るなら珊瑚のネックレス!』をご覧ください。

赤珊瑚ブローチ

赤珊瑚ブローチ

特徴

帯留め同様に、様々なデザインがあるのが特徴です。しかし、使われている珊瑚は小ぶりな珊瑚が多いため、圧倒的に血赤珊瑚の商品が多いです。

販売価格

  • 2,000円~500,000円と幅広い価格
  • シルバー製で4ミリ程度の血赤珊瑚がついたブローチで2,000円
  • 同じ4ミリの血赤珊瑚が複数ついており、ゴールド製でダイヤもついたものだと110,000円
  • 12ミリの血赤珊瑚がついており、トンボの形で小粒なダイヤが一面にあしらわれているようなデザインの凝った物だと300,000円
  • 1番高価なもので、キレイな深みのある血赤珊瑚で薔薇が形どられたものだと500,000円

デザイン

  • 小ぶりな球型の血赤珊瑚がついているものが圧倒的に多いです。
  • シルバーでできたテディベアや猫、トナカイが球型の血赤珊瑚を持っているもの
  • 葉っぱの上に球型の血赤珊瑚が装飾されたもの
  • クリスマスツリーに珊瑚があしらわれたカジュアルなもの
  • 花の中央に珊瑚が装飾されたもの
  • 原木の形に加工された血赤珊瑚
  • 蝶や天道虫、トンボにダイヤが一面にあしらわれており、血赤珊瑚が装飾されたもの

など、一番豊富なデザインの商品が取り揃えられています。カジュアルな物だと価格2,000円~10,000円とお安く、上品なデザインの物でも30,000円程の物もあるので、1つでも持ていると入学式やお祝い事の時にお使いいただけますよ。

仏像

赤珊瑚 仏像

特徴、デザイン

神聖な仏像なので、精巧で繊細な彫刻がされたものが多いのが特徴です。比較的大きい原木の採取できるピンク珊瑚を使われた商品が多いです。高知県には宝石珊瑚工芸というものもあり、その制作過程によると、手作業による彫刻が施されてからツヤだしなどの加工がされています。

観音像や厨子入り仏像などがありました。販売価格は驚きの数百万とのこと。精巧な造りだからこそ、お値段も高価です。

数珠

赤珊瑚 数珠

特徴

珊瑚の数珠というと暗めの色合いを想像しますが、宝石珊瑚でできた数珠は白、ピンク、赤と様々な色があります。デザインも数珠なのでシンプルです。

販売価格

価格も7,000円~700,000円と幅広いです。ほとんどが5ミリ程の大きさで、カラーグレードや珊瑚のグレードにより値段が変わります。

あまり派手な色合いのものは数珠という商品上、好まれないかもしれませんが、血赤珊瑚だと深みのある上品な色合いなので違和感はないと思われます。

珊瑚の数珠に関しては、この記事『赤珊瑚数珠の価格を知りたい方にオススメの記事』をお読みください。

かんざし

赤珊瑚 かんざし
赤珊瑚かんざし

特徴

かんざしと宝石珊瑚の相性は非常によく、宝石珊瑚の上品な色合いがかんざしの大人っぽいイメージに相乗効果を出し、より魅力的に彩ってくれます。

球型の宝石珊瑚が使われることも多く、かんざしという女性的な色合いから、血赤珊瑚や桃珊瑚が使われています。

販売価格デザイン

  • 4ミリ程の赤珊瑚がついたものだと4,000円
  • かんざしにべっこうが施されており、宝石珊瑚が複数ついたものだと20,000円~120,000円前後
  • 同じくべっこうの物でも、宝石珊瑚に模様や彫りが入っていると200,000円

指輪

赤珊瑚 指輪

特徴

ネックレスに続いて取り扱い数が多いです。また、血赤珊瑚の商品が人気です。

大振りな宝石珊瑚がついているものが多く、大きさは6ミリ~14ミリ程です。1番多いのが8ミリ程の大きさです

販売価格

  • 安いものは10,000円~高い物だと2,000,000円
  • 大玉になるほど高価で、プラチナ製、直径14ミリの血赤珊瑚でできたもので2,000,000円
  • プラチナ製、ダイヤが装飾されており、変形して加工されている直径30ミリ程の血赤珊瑚の物で1,800,000円
  • プラチナ製でダイヤが装飾されており、直径8ミリ程のハートの形に加工されている血赤珊瑚の物で500,000円
  • ゴールド製で血赤珊瑚がリボンの形に加工されているもので65,000円
  • 一番安いものでシルバー製で6ミリの赤珊瑚が加工されているもので12,000円

デザイン

  • ハートに加工されたもの
  • ハート2つをリボンのように並べているもの
  • 薔薇の形と葉っぱが加工されているもの
  • 球型に加工されているもの
  • 楕円や四角っぽい形のもの
  • 中央にダイヤが装飾され、薄い色合いのピンク珊瑚が一面に加工されているもの

などデザインも様々な物を楽しめます。珊瑚のより詳しいノウハウは『最安価格1万台。買うなら生きた宝石、赤珊瑚の指輪』をご覧ください。

>>>珊瑚買取はこちらから

珊瑚買取相場

血赤珊瑚 ネックレス

続いては、宝石珊瑚の買取相場をお伝えしていきます。最高級の血赤珊瑚では、1,000,000円を超える買取価格も珍しくはないんですよ。詳しくお伝えしていきます。

地赤珊瑚

最高級で1番人気なだけあり、需要が高いです。また、希少価値も高いため、高値で買取がされます。

一番多く売られているのは指輪で、その次にネックレスが高く売られます。

買取価格は大きな血赤珊瑚が連なったネックレスで1,800,000円、大玉の指輪に至っては30年程前の物にも関わらず、2,000,000円という値打ちがつけられました。原木の置物も、キレイで立派な物だと1,300,000円ほどで買取されます。

平均しても、100,000円~500,000円で買取されるのも普通であり、やはり高級品というだけあります。

ピアスなど小さい物でも60,000円程で買取がされるので、血赤珊瑚は買取の面で見てもオススメの一品です。

地中海珊瑚

血赤珊瑚ほど高価格で買取はされませんが、やはり大粒の宝石珊瑚や色合いが深みのあるものは高値で取引がされます。

大きい原木型のブローチが450,000円、精巧で細やかな彫刻がされているブローチが650,000円、大玉のルース(裸石)が250,000円で買取されています。

平均すると、50,000円~200,000円ほどで買取されていました。中には小さいリングやピアスだと15,000円、少し高額なものだと、立派な大玉のリングが500,000円で取引されていました。

最高級品ではないにせよ、高級品としては認定される赤珊瑚なので、買取もおすすめですよ。

桃珊瑚

血赤珊瑚や赤珊瑚と比べてしまうと、やはり買取価格は下がります。

マーブル状のものであったり、小さい物であると、安い価格だと数千円で買取りされます。

平均すると10,000円~40,000円ほどで買取されます。買取されるものは、やはり1番商品として多いブローチが多く、高価な値段がつけられますが、ネックレスなども多いです。

精巧なブローチだと、250,000円という高額取引がされているものもありました。また、ルースなどは小さい物でもある程度個数があったり、大量にあった場合は30,000円程でも買取されていましたよ。

血赤珊瑚や赤珊瑚のほうが人気で高値はつきますが、幻の珊瑚である「本ボケ珊瑚」など薄いピンク単一のものは珍しく、高価な値段がつけられることもあります。

白珊瑚

買取は骨董品など非常に高価に買い取られる店舗でしか取り扱いがされていなかったため、価格はトップシークレットとなっていました。しかし、プレミア価格で買取がされるようです。

買取実績は少ないのが現状ではありますが、純白な原木に至っては、本当に希少なため、血赤珊瑚よりも高額に買取されることもあります。珊瑚の種類も大切ではありますが、市場にない=お目にかかれない貴重なものであるから、ということが言えます。

骨董品である、鉄でできたやかんに白珊瑚があしらわれている商品もありました。そういった隠れた値打ち品もありますので、ぜひ探してみてください。

黒珊瑚

黒珊瑚はやはり喪服やハンドバッグ、数珠などに使われることが多く、ハンドバックなどにも装飾されていることもあります。30,000円程で買取りがされています。

使わなくなったバッグや数珠、喪服などに、もしかしたら黒珊瑚があしらわれているかもしれません。

それぞれの宝石珊瑚には、よく使われている商品があります。血赤珊瑚や赤珊瑚ならば指輪やネックレス、ピンク珊瑚桃珊瑚なら仏像やブローチ、白珊瑚なら骨董品、黒珊瑚なら喪服や数珠。そういったものは高く買取りがされますよ。

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珊瑚買取の判断基準

鑑定士 蜂須
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珊瑚が買取りをされる際に、どういったところを見るのか?どういう物が高く売れるのか?それを知っておくことも、買取を考えると非常に大切ですよね。詳しくお伝えしていきます。条件などを知った上で、購入してしまうのもおすすめですよ。

珊瑚の模様

色むら、キズ、白濁(フ)、クラック(ヒビヒ)がないこと。やはり、キズなどがあるほど、商品としての価値が下がり、安く見積もりされてしまいます。色むらのない、キレイな物が高価に買取されます。『【値段が激変⁉︎】珊瑚の模様次第で値段が変わるって知ってた⁇』も合わせてお読みください。

珊瑚の色

深く黒い色のものほど高価値とされます。カラーグレードというものがあり、1~5までのランクがつけられます。

1はピンクや白い珊瑚です。2~4となるとどんどん色味が深くなっていき、最高級のカラーグレード5となると赤い部分はほとんどわからない赤黒い色合いのものになります。ちなみに、カラーグレード5は最高級の血赤珊瑚のみが認められています。

珊瑚の形

加工された珊瑚のカットの形でも価値が決まります。ボール型(球型)→カボションカット(楕円型)→ドロップカット(雫型)→その他の形(ハート型や四角など)の順で価値が下がっていきます。

指輪やネックレスに高値がつく理由はここにもあります。大玉のボール型の宝石に加工されることが多いため、高値で取引されるのです。

形が変形していても、ダイヤがついていたり、指輪の金属がプラチナ製であったりすると高額に売れることも多いですよ。

ちなみに、金属においてはシルバー→ゴールド→プラチナの順で高価格になります。ほういった面も買取価格に大きく作用してきますよ。シルバー製とプラチナ製では、使われている宝石や他にもダイヤなどの宝石が装飾されているものだと50,000円~100,000円程の差が出ることもあります。

買取価格がわかったところで、さらに高価格で買取をしてもらうコツをご紹介していきます。買取をするならば、できるだけ高く売りたいですよね。とても簡単な方法をお伝えしていきます。

珊瑚買取を高額にするために必要なこと

赤珊瑚 指輪 高額

珊瑚の買取業者をしっかりと選ぶ

買取業者を選ぶポイントはたった1点です。ずばり、資格を持った鑑定士のいるお店で買取査定をすること。

宝石の鑑定には、きちんとした資格があります。主な資格は、「G.G(Graduate Gemologist)」「JBSジュエリー鑑定士」「FGA(Fellow of the Gemmological Association)」というものです。

その中でもオススメの資格は「G.G(Graduate Gemologist)」です。こちらは、世界的に認められていて、海外の学校に行き、650時間、期間で言うと半年もの時間をかけて宝石鑑定に関する授業や、宝石鑑定の実習を行います。全ての試験に合格し、最終試験に合格しないと卒業証書と資格が得られないという、本格的な実力が身につく確かな資格です。

社内知識や宝石の知識、資格はあるけど実習経験のないスタッフと、半年間もの長い期間、授業や査定の実習を受けて厳しい試験を乗り越えた鑑定士とでは、経験も全く違います。

宝石査定の額面にも違いがでてくる可能性も否定できません。その1点は非常に大切な1点になってくると言えます。きちんと資格を持った鑑定士のいる買取業者を選びましょう。

>>珊瑚買取の実績や珊瑚買取のノウハウを見る

様々な業者に見積もりを取る

買取り業者は日本全国に多数あります。そんな時、より高く買取りをしてもらうために「LINE査定写メール査定」を利用しましょう。やり方は非常に簡単で、LINEかメールに、査定したい商品の写真を撮って査定を依頼するだけです。

2~3分もあれば終わってしまいますよ。LINE写メール査定のメリットは2点あります。

  • 写真で見てもらうので、より正確な金額がわかる
  • 高く買取りをしてくれる業者がわかり、より多くの査定額を得られる

正確な金額がわかり、さらに高く買取りしてもらえる業者がわかるんです。直接持っていったら買取りしてもらえなかった、思ったより安かった、違う業者の方が高く買取りされていた、などのマイナスポイントを拭い去ることができます。

ものの数分で終わるので、ぜひ利用してみてください。また、査定額アップキャンペーンなどを実施している業者もあるので、キャンペーンもチェックしてみてくださいね。

手入れをしっかりとする

買取をしてもらうのに1番大切なのは、やはり珊瑚の状態品質です。新品に近い状態な程高価な値段がつけられます。

珊瑚は非常にデリケートで、1週間お手入れを怠っただけでも汚れが付着してしまうと言われています。また、植物ゆえにキズがつきやすく、酸化に非常に弱い宝石です。酸化とは、汗や水分に触れることで変色したり、白くにごってしまうことです。その状態で劣化が進んでいけば、買取価格は当然下がってしまいます。

そのために、購入したらもしくは購入してしばらく経ってしまっても、お手入れはしっかりしましょう。お手入れ方法は非常に簡単ですよ。

  • セーム皮やメガネ拭きなどの柔らかい布で優しく拭く(なければティッシュでも可能)
  • 汚れや金具の隙間などにゴミがあったら、軽く水で流し、細いブラシなどで除去し、よく水分をふき取り乾かす。
  • ジップロックなどで密封し、酸化を防ぐ

珊瑚の手入れ方法は『価値が急落⁈絶対に行っておくべき珊瑚の手入れとは』をご覧ください。

この3点をしていれば、新品の状態を保てます。とても簡単ですよね。

他にも注意点があります。以下のことをするときは外しておきましょう。

  • お風呂や温泉に入る時
  • スポーツする時
  • ヘアスプレーをする時
  • 水仕事をする時

は注意しましょう。水分に弱いので、酸化が進んでしまいます。正しく手入れをして、できるだけ新品の状態で買取しましょう。

鑑定書を持っていく

購入した際の鑑定書を保存しておくことも大切です。鑑定書や付属の箱があるだけでも、価格にプラスしてくれる業者もあります。関係ないところもありますが、+αになることは確かです。

鑑定書は捨てずに取っておきましょう。

偽物の珊瑚には気をつける

残念ながら、珊瑚には偽者もあり、市場で横行しています。珊瑚は希少価値の高いものなので、表面に塗料を塗り、中身はプラスチックやガラスや竹珊瑚という紛い物を販売している業者もあります。

いざ買取をしようと思ったら、偽者の珊瑚で買取ってもらえなかった…ということになったら、いくら良い物を購入し、手入れを十分に行っていても、買取価格は0円です。

本物の高価な珊瑚を購入したいですよね。ではどうしたら本物と偽者を見分けられるのか?業者の口車に乗せられないためにはどうしたら良いのか?という大切なことをお伝えしていきます。

偽物の珊瑚を見分けるには

赤珊瑚 梱包例 梱包材

1.購入段階で天然の珊瑚を購入するには

全日本珊瑚漁業共同組合の鑑別書のある珊瑚を購入する

全日本珊瑚漁業共同組合とは、創立40年を誇る、国内唯一の珊瑚漁業共同組合です。国内で採取された宝石珊瑚の9割がここで入札されてから、販売業者に渡されます。

また、地中海珊瑚以外の宝石珊瑚のほとんどがここを通ってから出回ること、地中海珊瑚の採取に制限が設けられていることを考えると、全世界の8割の珊瑚がこの組合を通っていると言えます。非常に信頼できる組合です。

日本産の珊瑚であれば、この全日本珊瑚漁業共同組合の鑑別書があります。天然珊瑚の9割がこの組合から出ているのであれば、この鑑別書があれば、確実に天然だと言えます。まず、こちらがあるか確認してみましょう。

偽物の珊瑚かを判断するためには『”騙されないで‼︎”偽物珊瑚の見分け方はたったコレだけ』が参考になります。

模様やフがある物を購入する。

模様やフがない珊瑚の方が高価値なので、少々矛盾してしまいますが、そういったキズは天然の珊瑚にしかないことが大きな特徴です。逆に、艶が強い珊瑚は着色料を使っている可能性もあります。もしも、どうしても天然の珊瑚を購入したい場合は、あえてキズやヒビ、模様のあるものを購入することも考えてみてください。

特に、オススメはしませんが、ネットで購入する場合には、キズがある珊瑚の購入この判別方法を使うことがおすすめです。

ネット上では鑑別書の提示を求めることは難しいため、天然の珊瑚を購入するために、この方法を用いてみてください。(しかし、1番は店頭で全日本珊瑚漁業共同組合の鑑別書を見せてもらうことをおすすめします)

また、ネット上には非常に安価に天然珊瑚と謳って販売をしている物もあります。偽者の安価なものをちょっと高額に売りつけて利益を得ている可能性が高いです。安価な物は疑いましょう。

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2.購入した後に偽者の珊瑚を見分けるには

偽者の珊瑚は、中身がプラスチックやガラスであり、表面に着色料でコーティングしているだけなので、熱を与えてしまえば溶けて剥がれることが分かっています。一方、天然の珊瑚は植物なので熱を与えても冷たいまま、表面にも変化はありません。なので、

  • 珊瑚を火で炙る、もしくはドライバーを熱して表面に当ててみる
  • 珊瑚を白熱灯に長時間当ててみる

という方法を取ってみてください。少々怖いかもしれませんが、本物の珊瑚であれば表面に何も変化は起きません。偽者であれば溶けながら燃えてしまいます。ただし、火で炙る行為は長時間するとヒビ割れの原因にもなってしまうので、あまり長時間炙ることは避けましょう。

少々ややこしいかもしれませんが、安全面や今後のことを考えると、白熱灯に当てることをおすすめします。もしくは、もう買ってしまったのであれば、買取業者に依頼してしまうのも一つの手です。これが一番手っ取り早く天然か偽者かがわかります。

やはり1番おすすめの方法は、購入する段階で全日本珊瑚漁業共同組合の鑑別書のある珊瑚を購入することです。これが1番確実な方法と言えます。また、ネット上ではなく、きちんと店舗で購入するようにしてください。非常に安価な珊瑚は偽者である可能性が高いです。

まとめ

1.珊瑚には、宝石珊瑚と造礁珊瑚はあり、触手の数や寿命を終えた後にもキレイな姿を保つことから宝石珊瑚と呼ばれる。宝石にするには最適な珊瑚です。

2.最高級の宝石珊瑚は血赤珊瑚です。希少で美しい色味が特徴。他にも4種類も種類があります。

3.宝石珊瑚が加工される品目はブローチ、ネックレス、かんざし、仏像など様々です。それぞれ適した宝石珊瑚があります。また、ブローチやネックレスはデザインが豊富なのも魅力です。

4.買取り価格の相場は、最高級の血赤珊瑚では2,000,000円近い値段がつきます。平均しても500,000円以上なのでとても高価に買取されることがわかります。また、血赤珊瑚や地中海珊瑚は指輪やネックレス、桃珊瑚はブローチや仏像、白珊瑚は骨董品、黒珊瑚は喪服やハンドバッグとして需要があるため、そういった商品を買い取ってもらうと高く売れます。

5.買取の判断基準となるのは「色むらやヒビ、白濁、キズなどの有無」「色の深さ」「カットの形」で決まります。色むらがなく、色は深く黒に近く、球型のカットのされているものが高価値です。

6.高く買い取ってもらう方法は、

「きちんと資格を持った鑑定士がいるお店を選ぶこと」

「LINE査定や写メール査定で高価格な結果の業者で買取すること」

「手入れは汚れをすぐ落とし、セーム皮やメガネ拭きで優しく拭く。ジップロックなどで密閉すること。汚れは1週間も放置せず、水やヘアスプレーにも気をつけること」

「鑑定書を持っていくこと」

「偽者を購入しないためにも、全日本珊瑚漁業共同組合の鑑別書のある珊瑚を買うこと」

「偽者か知りたくなったら白熱灯に長時間当ててみること。溶けたり表面に変化があれば偽者です」

正しい知識を持って、高価値な宝石珊瑚を大切に扱いましょう。そしてキレイに保管してより高額で買い取ってもらってくださいね。

徹底的に宝石珊瑚についてまとめてみました。どうぞ、美しい珊瑚を身につけてみてください。

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