名前:S様
年齢:80代
所在地:郡山市
買取した商品:日本刀 刀 無銘 長さ62.2cm 刀身重量約654g 錆あり 刃こぼれ
買取した品物のご紹介
今回S様にお持ちいただいた商品は無銘の日本刀です。
日本刀は日本の伝統的な刀剣であり、その製法や使用法は日本の武道文化や工芸の象徴として世界的にも知られています。
昔人気があったものというイメージが釣ようですが、現代においても、伝統的な製法を継承しながらも、新たな技術や材料を取り入れた日本刀が製造されています。
また、日本刀はその美しさや文化的な価値から、日本国内外でコレクションとして人気があります。
S様の祖父様の代から受け継がれているそうで、S様自身は刀自体には全く興味がなかったそうで、当時譲り受けた時も本当はいらなかったけど代々継いでいるものだからといやいや受け継いだとおっしゃっていました。
お子様もお孫様も興味がなさそうなので自分の代で整理してしまおうとのことで今回お持ちいただきました。
状態
まずは状態を見ていきます。
こちらは刃元の写真です。
刃元に限らず全体的に刃こぼれや錆つきが多くなっています。
S様のお父様の代まではメンテナンスを行っていたそうですが、S様自身では一度もメンテナンスをしていなかったそうで、その間に劣化が進んでしまったのかと思われます。
こちらは茎部分の写真です。
こちらも刀身部分同様大きく劣化が進んでいます。
こちらはそれぞれ分解した写真です。
それぞれのパーツは多少の傷汚れはあるものの刀身部分ほど大きく劣化していない印象です。
査定額
査定額50,000円
査定ポイント紹介
今回の査定ポイントをいくつかご紹介します。
まずは刀身部分です。
刀の中でも刀身の状態が一番大きく影響します。
傷や錆、劣化の程度が査定額に反映され、また刀の鑑定書や歴史的背景が分かる資料があると価値が高まることがありますが、今回は特に鑑定書があるものではないためプラス評価とはなりませんでした。
刀身の部分は大きく劣化しているためマイナス評価となります。
そして、刃文や地鉄と呼ばれる部分の美しさや独特の模様、切先の形状などがも査定において重要な要素となります。
特に刃文がはっきりしている場合はその品質が評価され、無名であっても高額な値段が付く可能性があります。
今回は特に模様があるものではないのでプラス評価とはなりませんでした。
最後に銘があるかどうかです。
有名な刀鍛冶さんが打った刀であれば茎の部分に銘が打たれ、その銘によって値段が大きく変わってきます。
今回は無銘の刀であったため、そのような評価はされず単純に刀としての評価となりました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
刀は時代背景によって値段が大きく変わってくるもので、鑑定書などが付いているものは特に高額な値段が付く可能性があります。
先祖代々継いできた刀があるという方は是非一度弊社に見せていただけないでしょうか。
今回は刀の買取となりましたが、貴金属や宝飾品、カメラや時計などの買取も行っております。
ご不明点やご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください。