名前:A様
年齢:60代
所在地:佐久市
買取した商品:日本刀 脇差 わきざし 無銘 長さ 45.4cm 日本美術刀剣保存協会 鑑定書付き 刀身重量約429g 錆あり
買取した品物のご紹介
今回お買取りさせていただいたお品物は日本刀 脇差 わきざし 無銘 長さ 45.4cm 日本美術刀剣保存協会 鑑定書付き 刀身重量約429g 錆ありとなります。

こちらの脇差はA様のお父様が昔趣味で集められていたそうです。
遺品整理をしているとのことで、こちらの脇差はA様のご家族でお父様以外まったく興味がなく、刃物なので早く処分したいとのことでした。
値段が付かなくても良いから引き取って欲しいとのことでしたがしっかりと査定させていただきお買取りさせていただくこととなりました。
状態
脇差の商品状態目立った刃こぼれや刃切れ、鍛えキズなどは見受けられませんでした。

拵えの一式も揃っていましまた。

別途日本美術刀剣保存協会の鑑定書付が付いていました。

査定額
こちらの脇差の査定額は6万とさせていただきました。
査定ポイント紹介
今回の脇差の査定ポイントをお伝えします。
拵え付属の脇差と一緒に保存刀剣の鑑定書も付属していました。
脇差(わきざし)において、日本美術刀剣保存協会(NBTHK)の鑑定書が付属している場合、その査定額に大きく影響を与えるポイントがいくつかあります。
まずは鑑定書の種類です。
特別重要刀剣(特重)・最上級で国宝・重文級の価値で極めて希少。
重要刀剣(重刀)・国の重要美術品に準ずる価値。
特別保存刀剣・高品質で歴史的価値もある。
保存刀剣・現存状態が良好で、真作と認定されていて基準となるレベル。
「保存刀剣」以上でないと市場での評価は伸びにくい傾向があります。
刀剣そのものの評価ポイント
1. 刀工・流派です。
作者が特定されているか(無銘でも「○○派」などの極めがあると価値が上がる)
有名な刀工(例:兼定、貞宗、国広など)であれば高評価になります。
2. 姿(すがた)・地鉄(じがね)・刃文(はもん)。
美しい反り、バランスの取れた姿。
地鉄の詰まり具合や肌模様(板目、杢目など)。
刃文の出来栄え(互の目、直刃など)。
この3点が重要です。
3. 鍛えや刃の状態
錆、刃こぼれ、ヒケ(傷)などの有無。
研ぎの状態(美観・健全性に影響)です。
これらが脇差の査定ポイントでとても重量なポイントとなっています。
上記を踏まえ今回の査定額とさせていただきました。
まとめ
日本美術刀剣保存協会 鑑定書付きの脇差を高額にて買取いたしました。
今回お買取させていただいた脇差は保存刀剣の鑑定書付きで、登録証も完備。
状態・付属品ともに素晴らしい一本でした。
刀剣は見た目だけでは価値が分かりにくいです。
ご自宅に眠る脇差、日本刀、拵えなどがございましたら、ぜひ一度ご相談ください。
鑑定書のないお品でも、問題ございません。
お気軽に弊社ラフテルへお声がけください。