名前:K様
年齢:80代
所在地:日光市
買取した商品:k18wg エメ 5.7g 0.55ct 0.08ct
買取した品物のご紹介
今回依頼頂いたアイテムはエメラルドリングとなります。

K18WGにエメラルド、メレダイヤを施したアイテムとなります。
個人的な意見ですが、エメラルドはプラチナかホワイトゴールドの方が見栄えが良いと思っております。
20年以上使用しておらず、タンスに眠っていたので査定に来たとの事です。
状態
アイテムの表面や状態を細かく見させて頂きました。

エメラルドは0.55CTと大きくはありませんが色合いが均一でプラスポイントです。
メレダイヤは0.08CTで若干のプラスポイントになります。

手入れが良かったのか、傷、スレ等も目立つ物はありません。
査定額
¥ 90,000
リング素材の価値と石部分の金額をプラスして上記の金額を出させて頂きました。
K様は5万いけば良いと思ってらしく大変喜ばれておりました。
査定ポイント紹介
エメラルドリングの査定ポイントは、主に以下の要素によって決まります。
ダイヤモンドの4C(カラット、カラー、クラリティ、カット)に似ていますが、エメラルド独自の評価基準があるのが特徴です。
1. エメラルド自体の価値
エメラルドの査定において、最も重要なのが石自体の品質です。
カラー(色): エメラルドの価値を決定する上で、最も重要な要素です。
良い色: 鮮やかで濃厚な緑色で、わずかに青みを帯びたものが最高級とされます。
色ムラがなく、均一な色合いであることも重要です。
悪い色: 黄色みが強すぎたり、青みが強すぎたり、色が薄すぎるもの、または濃すぎて黒っぽく見えるものは評価が下がります。
カラット(重さ): カラット数が大きいほど希少性が高まり、価値も上がります。
クラリティ(透明度): エメラルドには「インクルージョン」と呼ばれる内包物が入りやすい性質があります。
良いクラリティ: インクルージョンが少なく、透明度が高いものが高評価です。
悪いクラリティ: インクルージョンが多すぎると、石の輝きを妨げ、査定額が下がります。ただし、エメラルドは多少の内包物があるのが一般的であるため、ダイヤモンドほど厳密には評価されません。
カット: エメラルドの美しさを最大限に引き出すために、特有の「エメラルドカット」が用いられることが多いです。
カットのバランスや研磨の仕上がりが、石の輝き(テリ)に影響します。
産地: エメラルドは産地によって品質や色味が異なります。
特にコロンビア産のエメラルドは、その美しい色味から最高級とされ、高値で取引されます。
鑑別書などで産地が特定できると、プラス評価になります。
含浸処理: エメラルドはインクルージョンが多いため、透明度を高めるためにオイルや樹脂を浸透させる「含浸処理」が一般的です。
処理の程度が少ないほど、また無処理であれば、より高い価値がつきます。
2. リング(指輪)全体の価値
エメラルドを支えるリング部分も査定の対象となります。
地金の素材: プラチナ(Pt900、Pt850など)や金(K18、K14など)など、使用されている貴金属の素材と重さが評価されます。
ブランド: カルティエ、ティファニー、ブルガリなどの有名ブランドのリングは、ブランドそのものの価値が加わり、高額査定が期待できます。
デザイン: 時代を超えて愛されるクラシックなデザインや、トレンドに合ったデザインは需要が高いため、プラス評価になります。
サイドストーン: エメラルドの脇にメレダイヤ(小さなダイヤモンド)などが配されている場合、そのダイヤモンドの品質も査定対象となります。
これらのポイントを総合的に判断し、エメラルドリングの最終的な査定額が決定されます。
査定に出す際は、これらの要素を念頭に置き、複数の専門業者に査定を依頼してみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたしょうか?
自宅に眠っているアイテムがありましたら是非弊社までお問合せ下さい。