名前:T様
年齢:80代
所在地:町田市
買取した商品:2.11ct ルビー 指輪
買取した品物のご紹介
今回は、ルビーのリングです。
ルビーの魅力は、何といってもその鮮やかな赤色と、古くから「情熱」「愛」「勝利」の象徴とされてきた深い意味にあります。また、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、耐久性に優れているため、日常使いのジュエリーとしても人気があります。

状態
中心から少し右側から大きなヒビが入っているのが目視ではっきりとわかります。

表面だけではなくかなり奥までヒビがはいってしまっています。

査定額
¥104500-
査定ポイント紹介
色
ルビーの色は、赤色が濃く鮮やかであるほど価値が高くなります。
特に「ピジョンブラッド(鳩の血の色)」と呼ばれる、深みのある鮮やかな赤色が最高級といわれています。色が濃すぎる場合や、黒ずんでいる場合は、価値が下がります。
内包物
天然ルビーには、ある程度のインクルージョン(内包物)が含まれることが一般的です。インクルージョンが少ないほど価値が高くなりますが、完全に無傷である必要はありませんが、インクルージョンの場所や量によって、ルビーの美しさが損なわれていないかが重要です。
輝き
ルビーの輝きは、透明感があり、曇りがなく、光を反射する力があるほど価値が高くなります。カットの状態やインクルージョンの影響で、輝きが損なわれることがあります。
カラット
カラットは、ルビーの質量を表す単位で、大きいほど価値が高くなります。
しかし、カラットが大きくても、色や透明度が低い場合は、価値が下がることもあります。
カット
ルビーのカットは、光の反射を最大限に引き出すように施されている必要があります。
まとめ
良質なルビーを太陽光の下で見ると、内側から燃えているような赤い光を放ちます。ルビーに赤色をもたらすクロム元素が、紫外線に反応して赤色に発光するためです。これを「赤色蛍光」と呼びます。
ただし、すべてのルビーに蛍光性があるわけではありません。含まれる不純物の量によって色合いや蛍光性の強さが変わります。鉄分の含有量が多いと「ビーフ・ブラッド(牛の血)」と呼ばれるルビーのように、蛍光性が弱く落ち着いた色合いになる特徴があります。
ルビーはダイヤモンド・サファイア・エメラルドと並ぶ世界四大宝石のひとつです。情熱的な赤色の美しさと希少性の高さから「宝石の女王」とも呼ばれ、古くから世界中の人々を魅了してきました。
人気や知名度に反して産出量が少なく、ダイヤモンドより希少性が高いのもルビーの魅力。アフガニスタンやミャンマーなどの限られた国の鉱山からしか採掘されず、時が経つにつれてルビーの価値はますます高まっています。
また、ルビーは丈夫で割れにくいため加工しやすく、日常使いのジュエリーに向いているのも人気の理由といえるでしょう。美しくカットされたルビーは、ピアスやネックレス、指輪などどんな種類のジュエリーにもよく合います。
宝飾や宝石のこと些細なことでもお気軽に弊社までお話ください。