フランク・ミュラー 買取
FRANCK MULLER
https://franckmuller-japan.com/
フランク ミュラーについて
– About FRANCK MULLER –
フランク・ミュラーは、「天才時計師ブレゲの再来」と称される時計師で、デザイン性の高さとトノー型ケースが特徴のデザインウォッチを生み出しました。樽型のフォルムが美しい曲線を描き、ブレゲ数字やビザン数字を用いた文字盤は芸術作品のような独創性を持ち、発表当初から多くの注目を集めました。
フランク ミュラーのルーツ「トノー カーベックス」
ブランドのルーツともいえる「トノー カーベックス」は、1992年の創業時に開発されたモデルです。それまでの高級時計は薄型が主流だった中、程よく厚みを持たせたトノー型のケースは新鮮で、どの角度から見ても柔らかな曲線を描くそのフォルムが大きな反響を呼びました。樽型ケースの登場により、フランク ミュラーは腕時計に新たなスタイルをもたらしたのです。
独創的なデザインと「カサブランカ」の実用性
1994年には、ステンレススチールを使用した「カサブランカ」が発表されました。これまでフランク ミュラーは貴金属を用いていましたが、旅先でも気軽に使用できるよう、強度の高いステンレススチールを採用。また、夜光ダイヤルにより暗い場所でも時刻を確認できるようにしたため、実用性が向上し、ブランドの知名度をさらに高めました。
代表作「ロング アイランド」とクラシカルなデザイン
2000年に発表された「ロング アイランド」は、文字盤いっぱいに配置されたビザン文字とクラシカルなスペードモチーフの時分針が特徴です。ファンタジックな印象と、エレガンスが融合したデザインで、多くの愛好家から支持されています。フランク ミュラーを代表するモデルとして、今日でも高い人気を誇ります。
フランク ミュラーの複雑機構「トゥールビヨン」
フランク・ミュラーは、複雑機構にも革新をもたらしました。特に代表的なのが、「トゥールビヨン」です。トゥールビヨンは、時計の姿勢差(重力の影響で進み方が異なる現象)を自動で補正する機構で、もともとは懐中時計のために200年以上前に開発されましたが、フランク・ミュラーはこれを進化させ、より精度の高い独自のトゥールビヨンを生み出しました。この革新的な技術は、ブランドの代名詞となり、多くの愛好家から支持されています。
フランク・ミュラーの査定ポイント
時計の買取査定では状態や付属品によって買取額に差がつきます。
大きな破損等があれば価格は下がってしまい、付属品の有無によっても査定価格にわずかに差が生じます。
状態(キズ・破損)
風防(ガラス・クリスタル)のクラック(ひび割れ)や欠け(欠損)、本体のスクラッチ(細かい擦り傷)や打痕(へこみ・打ち傷)は買取価格を下げる要因になります。
コレクションとして保管していれば新品状態が保てますが、毎日愛用していれば当然キズもつきます。しかし、小さなキズならたとえ複数ついていても、買取店が新品仕上げをして販売するので買取価格に大きな影響はありません。そのため、買取価格に影響するのはガラスの欠けや割れ、補修不可能なほどの大きく深いキズなどです。
フランク ミュラーのルーツとも言える「トノー カーベックス」、ブランドを一躍有名にするきっかけとなった「カサブランカ」など、どのモデルも独創性の高いデザインが魅力となっているので、デザイン性を損なうほどのキズや大きなヘコミが見られる場合には買取価格が大きく下がる可能性があります。修理をしてから買取りをと考えている方には、修理代金と買取価格を比較しながら検討することをお勧めします。
箱・付属品
購入時の付属品は全て揃っているのが理想です。 箱や保証書は買取価格に大きな影響がありませんが、手元にあれば持参してください。
また、ブレスレットを調節した後の余ったベルトのコマは大切に保管して一緒に査定に出すようにしましょう。
フランク ミュラーは国内正規販売店の保証書がないと正規店での修理ができません。保証書を紛失すると、買取査定に影響があるばかりでなく、最悪の場合は買取りを拒まれることもあります。なくさないよう保管し、必ず一緒に査定に出すようにしてください。
※海外正規販売店の保証書でも正規メンテナンスは受けられますが、保証書の記載内容や保証書に記載のある購入日に現地にいたことを証明できるもの(パスポートなど)が必要となります。
見た目の綺麗さ
掃除・メンテナンスが行き届いていて皮脂汚れやごみなどがついていない状態の方が高価買取りされやすくなります。汚れが金属に付着すると変色や腐食の原因になるので、査定前に手入れしようとしても容易にはきれいにならないことがあります。毎日ひと手間かけるだけで状態に差が出ますので、使用後は汚れをかるく拭きとる習慣をつけましょう。
タオルなど毛足の長い繊維で汚れを掃除する時は、リュウズや突起がひっかかって変形するおそれがあるので、毛足の短いセーム革や、汚れたら洗えるマイクロファイバークロスが経済的でお勧めです。リュウズやガラスの縁などはゴミがたまりやすい部分ですが、拭くだけでは除去しにくいので柔らかい素材の歯ブラシや爪楊枝を使い掃除してください。
売り方のポイント
少しでも高い査定を望む場合、以下の点に留意してください。
・オーバーホールをしている場合は、オーバーホール証明書が発行されますので破棄せずに一緒に保管してください。
・買取店へ持ち込む前に、本体表面をきれいに掃除しておくことが大切です。
・付属品は可能な限り探し出し一緒にご持参ください。
・事前にインターネットを使い相場を調べ、いくつかの店舗で相見積りをとる計画を店員に伝えておけば、他店を意識した査定額が提示される場合もあります。
以上が、フランク・ミュラーを売却する際のポイントです。
フランク・ミュラー 保管・メンテナンス方法
保管場所には、直射日光が当たらず高温多湿にならないところをお選びください。電磁波はムーブメントに影響を与えるので、携帯電話やテレビ、スピーカーなど電磁波を発生させる機器の近くは避けるようにしてください。また、盲点なのはクローゼットやタンスの中で、衣料の防虫剤に使用される樟脳(しょうのう)はブレスレットの素材や文字盤の変色を引き起こしますので、必ず防虫剤の成分を確認するようにしてください。
基本的に、時計の動作に不具合が生じた場合は、オーバーホールを行うことをお勧めします。オーバーホールを10年間まったく行っていない時計と比べると、ムーブメント内部の状態には大きな差が生じます。
オーバーホールとは、時計を分解し、各部品の油汚れやゴミを取り除きながら、不良箇所があれば修理や交換を行う作業です。組み立て時には適切に注油し、これにより長期間にわたって正確な動きを維持することができます。
注意点
オーバーホールをしない場合、その分手元に残る資金が増えることもあります。そのため、オーバーホール後に時計の価値がどれほど上がるかについて、事前に買取業者に問い合わせることをお勧めします。
故障・破損したフランク・ミュラーの買取について
動かない」「ガラスが割れている」「ブレスレットがゆるんでいる」といった状態でも、ラフテルなら独自の販売ルートを持っているため、お値段をつけさせていただくことができます。
故障・破損してしまったフランク ミュラーの時計でも、あきらめずにラフテルへご依頼ください。
フランク・ミュラーの代表的なモデル
カサブランカ
買取相場:約30万円~
備考:47mm×34mmのメンズモデルで、フランク ミュラーが初めてステンレススティールを採用したトラベルウォッチです。
ロングアイランド
買取相場:70~100万円
備考:文字盤いっぱいに描かれたお洒落なビザン数字が人気を博しました。湾曲した本体が、絶妙なフィット感をもたらします。
フランク・ミュラー 買取まとめ
数あるデザインウォッチの中でもデザイン性が高く独創性のあるフランク ミュラーは、装いのアクセントとして普段使いのみならずパーティシーンでも重宝されます。
多くの愛用者がいる人気モデルのためラフテルでは極力お客様のご希望に沿った高額査定をする努力をさせていただきます。また、不具合が生じたフランク・ミュラーにつきましても当社なら買取りが可能です。
フランク ミュラー、その他の時計をお売りになる際には、ぜひラフテルへご依頼ください。お待ちしております。
お客様の声
Y様 50代 静岡県のお客様
カサブランカ
お品物詳細
- お品物 :フランク・ミュラー カサブランカ
- 買取方法:宅配買取
- 状態 :良い
お客様より
この度は長年愛用していた時計を高額な金額で買取っていただいて、本当にありがとうございました。購入してから外出する時はほとんど身につけていたので、相棒のような存在でした。
やはり愛着のある時計でしたので、売るかどうするか迷いましたしあまり安い金額で売りたくもなかったので、ラフテルさんの存在を知って自分の納得する金額で買取してもらえたのでとても満足しています。売ったお金でまた新しい時計を買いたいと思っています。
それに宅配買取も意外と簡単にできたので、とても便利でよかったです。何かあったらまた利用したいと思います。
査定員より
この度はお客さまのご納得された金額で買い取りをすることができて本当に嬉しく思います。 長い間ご愛用されていたフランク・ミュラーでしたが、とても綺麗でオーバーホールもしっかりとされていたので高額で買取をさせていただきました。
フランク・ミュラー カサブランカは1994年にトラベラーズウォッチとして登場したのが始まりです。貴金属の時計しか制作してこなかったフランク・ミュラーが量産タイプの時計としては初めてSSをケース素材に採用したことでも知られています。
それまでのゴールドやプラチナといった高級時計とは一線を画したベーシックなモデルであり、比較的廉価で手に入れるモデルとして、世界中にその名をとどろかせています。
カサブランカの名前はアメリカで制作された映画「カサブランカ」が由来と言われています。 特徴として上記に挙げたSSケースに加えて、電灯の少ない砂漠の地での使用にも耐えられるよう、ブランド初となる蛍光ダイヤルを使用しています。
ビザンインデックスとリーフ型針が蛍光使用のため、暗闇でも時刻を識別すことができます。 また、もう一つ大事な特徴としてエイジングを前提とした特殊な文字盤があります。
文字盤の表面に紫外線対策となるUV加工を施していないので、本来ならば年を経るごとにヤケが現れはじめるのですが、それを劣化として捉えるのではなく時計の味に変えてしまうところがアンティーク時計を起源とするフランク・ミュラーならではと言えます。
今回はラフテルをお選びいただきありがとうございました。 また何かございましたらその時はよろしくお願い致します。