IWC 買取

「ポルトギーゼ」「ダ ヴィンチ」「アクアタイマー」「インヂュニア」「パイロット ウォッチ」「ポートフィノ」など、これまでにさまざまな独自性の強い人気モデルを発表してきたIWCですが、その創業は1868年までさかのぼります。創業者であり時計製造のパイオニアでもあるフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズは、水力発電の電力による近代技術と伝統的な職人技を融合させてIWCブランドを創りあげました。

IWCの腕時計業界に対する功績には輝かしいものがあり、時・分をデジタルで表示する「ポケットウォッチ」、約100年前に開発されたムーブメント「キャリバー75」「キャリバー76」、チタニウム製ケースのクロノグラフなどを世界に先駆けて次々と発表してきました。IWCは実力と人気を兼ね備えたブランドと言えます。

そのIWCの中でも最も洗練されたデザインで人々を魅了し続けるポルトギーゼの買取相場は約30～50万円、独自の永久カレンダーを搭載するダ ヴィンチは50～70万円、高い防水性能を誇るアクアタイマーは30万円前後となっています。また、エンジニア向けに開発されたインヂュニアの買取相場は28万円前後、その名のとおり元は英国空軍のために開発されたパイロット ウォッチは20～40万円、そして3針ならではの美しさを追求したポートフィノは30万円前後です。以上はそれぞれのモデルの平均的な買取相場で、時計のコンディションによっては買取価格が100万円を超えるものもあります。

保管場所には、直射日光が当たらず高温多湿にならないところをお選びください。電磁波はムーブメントに影響を与えるので、携帯電話やテレビ、スピーカーなど電磁波を発生させる機器の近くは避けるようにしてください。また、盲点なのはクローゼットやタンスの中で、衣料の防虫剤に使用される樟脳（しょうのう）はブレスレットの素材や文字盤の変色を引き起こしますので、必ず防虫剤の成分を確認するようにしてください。

基本的に、時計の動作に不具合が生じた場合は、オーバーホールを行うことをお勧めします。オーバーホールを10年間まったく行っていない時計と比べると、ムーブメント内部の状態には大きな差が生じます。

オーバーホールとは、時計を分解し、各部品の油汚れやゴミを取り除きながら、不良箇所があれば修理や交換を行う作業です。組み立て時には適切に注油し、これにより長期間にわたって正確な動きを維持することができます。

注意点
オーバーホールをしない場合、その分手元に残る資金が増えることもあります。そのため、オーバーホール後に時計の価値がどれほど上がるかについて、事前に買取業者に問い合わせることをお勧めします。

写真は動かなくなってしまったＩＷＣの時計です。 文字盤内の汚れや、ブレスやケースなどにたくさんの生活キズがみられる商品でした。

不動品でお客さまも不安そうにお持ちになられましたが、買取としてはまったく問題ありません。もちろん綺麗な状態の時計と比べると、買取額は下りますが、お値段が付かないことはありません。

「動かない」「ガラスが割れている」「ブレスレットがゆるんでいる」といった状態でも、ラフテルなら独自の販売ルートを持っているため、お値段をつけさせていただくことができます。

故障・破損してしまったオメガの時計でも、あきらめずにラフテルへご依頼ください。