赤猿レプリカ 4枚 |
レプリカとは、本物とは程遠いもので印刷技術が向上した今だからこそ本物に近い品物を作れます。
レプリカは偽物とは違います。
その違いとは、偽物は本物に近い中国切手を作り、偽物なのに本物として販売をすることを言います。
それとは違い、レプリカと呼ばれるものは切手右下に黒い斜線があり、「これはレプリカです。本物ではありませんよ。」という意味合いが込められています。よってこれは法には触れず普通に販売をすることができます。
赤猿は中国切手の中で王者とも呼ばれるほど有名なプレミア切手です。そして赤猿は持っているだけで幸運を呼ぶなどの言い伝えがあるため、購入する人が多いのが現状です。しかし、本物の赤猿は状態の良いもので1枚10万円を超える品物でありそう簡単に手をつけられるものではありません。
そのような人がレプリカでもいいから本物に近い赤猿を見てみたいという気持ちがあるため、レプリカを購入する人もいます。
レプリカは基本ネットオークションやインターネット通販などで購入できます。
値段も高くはなく、誰でも手を付けやすい値段となっています。
また、シートのレプリカからバラ1枚まで幅広いレプリカが作られています。
【中国切手】赤猿のレプリカの相場
中国切手の赤猿のレプリカは本物の赤猿の値段に比べてとても安く手をつけやすい値段で販売されています。
偽物とわかっていて、観賞用として購入する人も多く、レプリカである赤猿は1枚500円から1000円程度でネットオークションを通し販売されており落札することができます。本物は高すぎるし手が届かないが、どのようなものなのか見てみたい、所持してみたいという人が絶えないため、レプリカの人気が出始め、今現在も作られています。
連結タイプの赤猿のレプリカのほうが値段は高く、1枚や4枚などのレプリカは比較的安い値段で売却されています。
友人へのプレゼントなどで中国切手に興味がある人々は交換し合っているなどの話もあるため、人気があるというのは間違いないかと考えられます。
値段が高くなることや逆に低くなることも滅多に無いのではないかと考えられます。
決して本物ではないため、経済(為替)によって金額が変動するような中国切手ではないためです。
レプリカを売却する側だとしても売り時などは無いと考えられます。
【中国切手】赤猿のレプリカを高く売る方法とは?
レプリカを高く売却するポイントとしては、本物と同様にきれいに保管しておくことが一番のポイントとなります。
きれいに保管というのはただ手のつかないような場所に置いておくのとは違い、中国切手がどのような状況になった場合でも折れや破れがないように保管しなくてはなりません。
赤猿のレプリカは元々それほど高い品物ではありません。なので売却する場合も高額で売れるかもという期待を持つのはやめましょう。
どれほどきれいに保管しておいた場合でも購入した値段からマイナス数百円やほぼ同じ値段で売却することができるほどだと考えられます。
だからと言って粗末な扱いかたをしてしまうと売却すらできない品物となってしまいます。ですのでレプリカとはいえ、大切に保管することが必要となります。
赤猿レプリカ 10枚シート |
こんな赤猿切手には注意
中国切手の赤猿はとても人気な品物ということからその分偽物の流通が激しくなっています。見分け方はとても難しく作られているので素人目線では難しいため、一度最寄の切手屋さんや、買取業者に本物かどうかを査定してもらうことをオススメします。
レプリカを購入する目的でレプリカとわかっている黒い斜線の品物を購入する際にはあまり関係がありませんが、黒い斜線が入っていない偽物も多く出回っているので注意しなくてはなりません。
そのように黒い斜線が入っていない赤猿を購入する際に本物かどうかを確かめることは素人目線ではとても難しいです。
しかしそのようなことを言っているといつまでたっても赤猿の本物を購入することができません。
偽物によくあるポイントと本物と偽物は決定的にここが違うなどのポイントを抑えることができれば本物を購入できる機会は多いに増えると考えられます。
よくある本物に似せた偽物の赤猿は先ほどの斜線が引かれている部分に重ねて消印を押すことで偽物だとわからないようにしている品物や、肉眼では確認できなさそうな部分の色が違う、文字が違うなどの品物があります。
しかし、そのような赤猿中国切手の偽物でも見分けるポイントがあります。
まず、色合いの問題で左側の字の色合いと手と顔と耳には金粉がついていますがそちらの色合いが本物と偽物(レプリカ)では違います。
次に、目の色がしっかりと赤で塗られているかどうかです。偽物(レプリカ)では塗られてないことや全体が赤ではないことが見られます。
次に、目打ちの毛があるかどうかです。本物はシート状のものを切ると一枚ずつ切っているため、切り跡があります。
最後に一番わかりやすいものが、赤猿自体の毛並みです。光を当てると本物はしっかりと一本一本毛が描かれています。偽物(レプリカ)は毛がそこまで繊細に描かれてはいません。
以上の4つが本物と偽物(レプリカ)を見分けるポイントとなります。
しかし、実際に赤猿を所持していてこの4つを見てもわからない場合もあると考えられますので一番簡単な方法は、専門の切手屋さんや買取専門店に切手を持っていき売却目的ではなく、鑑定のみの目的で本物か偽物かを見極めてもらうことが簡単と言えます。
オークションで中国切手を購入するのは危険?
ネットオークションで中国切手を購入する場合、一番危険であるのが出品されている中国切手を写真でしか確認できないということです。
タイトルや文章で本物保障などが書かれていることが多いですが、その出品者が業者のようなプロや中国切手に詳しい人でない場合その人も本物だと思い込み出品をしている可能性があります。
ネットオークションではそのようなことを承知の上入札し、落札しなくてはなりません。多くの出品者はノークレーム・ノーリターンを条件として設定しているため、偽物だったからといい返品したいなどの対応が取れません。
あくまでネットオークションは個人間の取り引きの拡大化を目的としているため、個人間のトラブルには提供サイトも対応することができないので危険ではあります。
危険を避けるためには、まず中国切手についての知識を自身で高め、商品ページに掲載されている画像を見てある程度の確認をします。
それでも写真の写り方などでわかりずらかった場合には、質問ページで直接質問をして出品者と連絡を取ることが重要となります。
悪徳業者でない場合はしっかりと返事をしてもらえる場合が多いです。しかしあえて返信をして相手を信用させてだまそうとする出品者も一概にいないとは言い切れないので気をつけなくてはなりません。
ヤフーオークションの場合、取り引き完了後に相手へ評価をつけることができます。
これは取り引きが潤滑に行けば「良い」、キャンセルや偽物を販売しているなどの場合には「悪い」の評価をつけることができます。
中国切手はとても高額になる品物もありますのでまずは出品者がどのような取り引きをしていてどのような評価をもらっているかをしっかりと確認することで信用性の確認が取れます。
次に、その出品者が過去に中国切手を出品して無事取り引きが終わり、「良い」の評価をもらっている場合は過去に中国切手の取り引きをしていない出品者よりは信用性が高いと言えます。
よって「悪い」の評価が少なく、「良い」の評価が多い場合でさらに中国切手の取り引き履歴がある出品者であれば少しは安心をして取り引きを行えるでしょう。
(中国切手)赤猿のレプリカについてまとめ
今回は赤猿のレプリカの説明をさせていただきました。
バラからシートまで幅広いレプリカがあります。
本物の赤猿(子ザル)の値段は状態の良い物ですと15万以上しますので、観賞用にレプリカで我慢という方も多いと思います。
レプリカには、額面表示の場所に必ず斜線が引いてありますので、すぐにわかりますが、偽物は、本物そっくりに作り騙そうとした商品ですので斜線はありません。
赤猿は中国切手の中でも1・2を争うほど有名な中国切手です。そのため、偽物も他の中国切手と比べ比にならないほど流通量があります。
そのため、素人の方の購入は大きな危険が伴います。赤猿は状態の良いもので1枚10万円を超えるようなプレミア切手ですので偽物を買わされてしまった場合は大きな損失となり、新しく買い換えることが金銭的に困難になってしまう可能性もあります。
そのため、赤猿の本物を見分けることのできる知識を持つことが大切となってきます。
それは、赤猿の切手のどこの部分が違うなどの切手に関してだけではなく、切手をどのように探してどこで購入するのが安心して本物を手に入れることができるのかなど知識を沢山持つ必要があります。
販売店や切手屋さんからの購入はともかく、ネットオークションでの購入は十分に気を付けて落札しなくてはなりません。
価値の高い中国切手は購入の際も、売却の際も注意して行わなければならない、とても扱いが難しいものとなります。
その分、中国切手にしか表現のできない繊細さなどが人々を魅了しているため、人気は絶大です。
だからこそしっかりと本物に巡り合えるように中国切手に対する知識はとても大切なものであると言えます。