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【値段が激変⁉︎】珊瑚の模様次第で買取額が変わるって知ってた⁇

珊瑚には、様々な色・模様があります。色や模様の違いで値段が大きく変わるってあなたは知ってましたか?中には、最高級の珊瑚を持っているにもかかわらず、全く興味がなかったため家の棚などに置きっぱなしだったという事も事例としてありました。

この記事では、珊瑚の全体的な知識、また模様や色などによって価値がどれだけ変わるのかを記載していきますので確認していきましょう。

※赤珊瑚ブローチ

珊瑚とは

珊瑚ってどうやってできるのか?

※珊瑚礁(六方珊瑚)

この話をするとビックリされるのですが、珊瑚は動物です。海に漂う植物だと思っていた方も多いのではないでしょうか?私も最初は耳を疑いましたがよくよく調べてみると、無脊椎動物に分類されるとの事でした。

珊瑚は、イソギンチャクやヒトデ、ウニなどと同じ仲間です。

また、沖縄で耳にする珊瑚礁と今回説明する宝石珊瑚も珊瑚の種類が違いますので混同しないようにしましょう。ちなみに、珊瑚礁は触手の数が6本あることから、六方珊瑚、宝石珊瑚は触手が8本なので八方珊瑚と呼ばれ区別されています。

宝石珊瑚には、まだまだ解明されていない部分も多く、近年、自然保護の観点からも研究が急がれています。これより、研究成果によりわかってきた事を記載していきます。珊瑚の主な食料は、海中に漂っているとても小さな浮遊物を餌を食べる個体(ポリプ)で捕食し、非常にゆっくりと成長していきます。

成長速度ですが、種類によっては、1年間に0.1mmと直径1cmの太さに成長するまで30~50年かかると言われています。宝石珊瑚の繁殖方法は雌雄異体(同一の種で卵巣をもつ個体と精巣をもつ個体とが別々になっている)で卵や精子を海中に放出する繁殖様式であることも近年の研究で明らかになったそうです。また、現在の技術では養殖は出来ず、成長速度の遅さが希少価値に拍車をかけています。

珊瑚の種類

赤珊瑚

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日本では、なんといっても世界的に需要が高く、希少価値が高い赤珊瑚です。赤珊瑚は、国内で高知県近海で、採取出来る珊瑚です。

古来より宝飾品として愛用されており、日本の昔話、桃太郎が鬼退治をして持ち帰った宝物の1つも珊瑚でした。赤珊瑚は100m~300mの深海に生息しており、採取するにも容易ではありません。採取量も少なく希少価値としても非常に高く、血赤と呼ばれる(赤に黒が混じっているような色)は珊瑚の中で一番高値で取引されています。これより珊瑚の種類について触れていきます。

地中海珊瑚 (紅珊瑚)

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ヨーロッパで多く採取されている珊瑚です。赤珊瑚と非常によく似ていますので、混同されがちですが、分類も分けられていますし、価値も全く異なりますので注意が必要です。

地中海珊瑚(紅珊瑚)は、深海約30m程度の浅瀬で採取され、プロダイバーが潜って、採取出来ます。また、成長も早く、採取量も多い為、希少価値としてもあまり高くありません。

ただ、古くから、宝飾品などに加工され人々に愛用されてきました。日本に一番最初に入ってきたのもこの地中海珊瑚だと言われています。

桃珊瑚

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日本近海、沖縄から五島列島まで幅広い海域で採取されています。深海200m~500mに生息していて、採取するのは困難ですが、採取量は多く、また、大きさも珊瑚の中では一番大きく育ちます。

重さで40kg、通常の赤珊瑚の原木で200g~400gですので、いかに大きいかわかると思います。桃珊瑚は、粘り気があり彫刻しやすい為、宝飾品にも、お土産などの工芸品にも加工されて、幅広い需要があります。

白珊瑚

※白珊瑚仏像

国内では、土佐湾、沖縄近海、五島列島周辺海域、さらに南シナ海、中国、台湾近海の非常に広範囲で採取されています。原木の白珊瑚は桃色をしている為、良く桃珊瑚と間違えられますが、原木を磨き研磨すると白色になります。

通常の白サンゴには、薄いピンク色などが入り色ムラがありますが、あまり高値で取引されていませんが、稀に、まじりっけの無い真っ白な白珊瑚が採取されます。真っ白な白珊瑚は希少ですので高価です。

高く買取をしてもらっている方は「【小遣い稼ぎ】あなたの珊瑚を10%高く買取してもらうノウハウまとめ」の記事に書いてあることを実践しています。

珊瑚の模様の種類

珊瑚の種類の中には、木の年輪のような模様があります。また、天然の物ですので、色ムラや虫食いなど様々なダメージがあります。これらが偽物と本珊瑚を見分けるポイントにもなります。

また、赤珊瑚には(フ)と呼ばれる骨のような白い部分が枝の幹から先端まで中心に入っています。この(フ)があるのが日本産の珊瑚の特徴となり、地中海珊瑚にはこの(フ)がありません。

地中海珊瑚(紅珊瑚)と赤珊瑚、非常に似ていますが、この(フ)があるかどうかが、大きな違いです。さらに珊瑚の模様とは違いますが(ヒ)と呼ばれるヒビが入る事があります。これは、深海から引き上げる際の水圧の変化によって生じるものです。

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珊瑚の模様で買取額はこんなに違う

原木の珊瑚の場合(ヒ)の入り方や、場所によって珊瑚買取額が変わってきます。珊瑚商品を作る場合、ヒビが入っていない所を使い商品を作ろうと考えますが、幹などに深くヒビが入っている場合など作れる物が限定されてしまうからです。

また、同様に、色ムラや虫食いなども無い方が当然高値での買取となります。(ヒ)や(フ)は模様とは違いあって当然の物ですが、いかに見えないように商品を作っているかが重要です。

例えば、指輪、ネックレスによく使われているボール型の珊瑚の場合、(フ)のある珊瑚と(フ)の無い珊瑚では大きいものだと、何十万円の買取額の違いがでる程です。詳しく知りたい方は「珊瑚の模様次第で値段が大きく変わるって知ってた⁇」の記事をご覧ください。

※根本から縦にヒビのような物が入っています。これが赤珊瑚(ヒ)です。

>>珊瑚買取の実績や珊瑚買取のノウハウを見る

まとめ

珊瑚と一括りにしてしまうと1種類のように感じてしまいますが、様々な珊瑚があることを理解して頂けたと思います。珊瑚の取れる産地であったり、海の深さによって珊瑚の価値が大きく変わります。

また、どんな物でも同じことが言えますが、希少性の高いものは値段が高まります。もし、珊瑚を持っているようでしたら、その珊瑚がどれくらいの価値があるのかを知ってても良いかもしれません。珊瑚の買取業者などで無料の査定なども行っていますのでぜひ一度伺ってみても良いかもしれません。

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