皆様、いかがお過ごしでしょうか。
今回は珊瑚についてお伝えしていこうと思います。
今現在、珊瑚がとても人気があるのと同時にとても価値があるということをご存知でしょうか。
今回はそのような珊瑚がなぜ価値があるのかを伝授していきたいと思っています。
原木
これは人気の高い「赤珊瑚」の原木です。
この画像を見ると一目で「珊瑚」ということがわかりますよね。
しかし、赤珊瑚はこの原木のままでの人気だけではなく、加工を施され、球体の物や花や鳥の形に彫刻され装飾品としての人気が高いです。
もちろん、この原木のままの赤珊瑚も観賞用として人気があります。
ルース(裸石)
画像は全て赤珊瑚のルース(裸石)です。
原木の枝からとれるもので、枝を削り磨いて作られたものです。
原木の太さによってできるルースの大きさは異なります。
原木が大きく枝が太い程、大きいルースができ、大きければ大きい程価値は高くなります。
画像のようなカボションカットの物は、原木が太くない際に作られるものです。
指輪(リング)
赤珊瑚のルースで一番人気を誇る形は、下の画像のような丸玉です。
これは赤珊瑚の丸玉から作られた指輪です。
大きい丸玉は珊瑚の原木が太くなければ作れないものなので価値が高いです。
そして、大きければ大きい程その価値もあがります。
ちなみに、直径が15㎜以上ある物はとても高値で取引がされています。
このよう珊瑚の原木からルースをつくり、そこから指輪・ネックレス・帯留め・かんざし・ループタイ・カフス等様々な装飾品がつくられています。
そうして出来た装飾品は世界中で人気があります。
産地
世界中で人気があり、尚価値の高いと言われている赤珊瑚ですが、主な生産地がここ日本であることを皆様ご存知でしょうか。
他国でも人気の高い珊瑚、特に中国では古くから魔除けやお守りとしても認知があり、中でも赤珊瑚の相場が昔に比べてより一層高くなっています。
赤珊瑚の中でも最も高級と呼ばれているものは日本の高知県に生息しているものだと言われています。
その赤珊瑚は高知の海底約300mに生息しています。
日本産の赤珊瑚はきれいで美しい色合いと品質の良さから海外でも人気があり、昔は海外輸出も大量に行われていました。
日本で採れる赤珊瑚の色合いは幅があり、血赤珊瑚と呼ばれる黒っぽい赤い色から桃珊瑚と呼ばれるピンク色のものまであります。
価値が高いのは血赤珊瑚です。
赤珊瑚は色が濃ければ濃いほど高級とされています。
また、日本以外で赤珊瑚の有名な生産地は地中海沿岸の国で、スペイン・イタリア・フランス・ギリシャなどがあります。
しかしながら、今現在は赤珊瑚の採れる量も減少しており、希少価値も上がっているのです。
赤珊瑚の減少理由のひとつは地球温暖化などの影響が考えられています。
水質汚染や水温の変化により赤珊瑚が死滅してしまうのです。
そんな中でも未だに中国での人気は衰えません。
そうなるともちろん需要と供給が合わなくなっていきますよね。
中国だけでなく世界各国で赤珊瑚の人気はありますが、その中でも特に中国は他国に比べても人気があります。
日本の珊瑚の輸出量の大半が中国向けだと言われていたこともあるほどです。
また、日本に旅行に来た際に赤珊瑚を爆買いしていく方々もいます。
そして、その人気から問題になったのは密漁です。
2014年に日本の領海で中国の魚船により大量の珊瑚が密漁された問題がありました。
日本では法改正により厳重に取り締まりを行うことにしましたが、密漁にあった場所は海底が砂漠化してしいまったといわれています。
このようにして、年々珊瑚の採れる場所も量も減ってしまっているのが現状です。
それでも世界での人気が衰えない赤珊瑚。
希少価値もあり、価格が高騰しているといわれています。
赤珊瑚と呼ばれる中でも、赤色が血色のように濃い血赤珊瑚はより一層価値が高いです。
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