珊瑚買取 赤珊瑚ペンダント トップ
お客様情報
お客様: O様
所在地: 東京都
年齢: 40代
買取方法: 店頭買取
売却品: 赤サンゴペンダントトップ
珊瑚買取を依頼した理由
叔母の遺品を整理していたときにジュエリーボックスがでてきました。
そのなかに古めかしいデザインのアクセサリーが、かなり入っていたのですが、わたしは、リングとか、ネックレスなどは、あまり身につけないほうですが、数が多かったこともあり、身内たちで、そのアクセサリーをわけました。
そのなかにひとつだけ、彫刻がほどこしてあるピンク色のペンダントトップがあったのですが、デザインが古いような感じだったので、これを使用しようとは思いませんでした。
珊瑚のような色味をしていたので、もしかしたら、サンゴ礁から採ってきたものなのかもしれないです。
この小さなアクセサリーが気になりはじめたのは、珊瑚の密漁が報道されるようになってからです。
沖縄近海で採れる珊瑚を中国の漁船が密漁をしていることを知ったときは、さほど気に留めていなかったのですが、珊瑚らしきアクセサリーを持っていたので、いったい、どのくらいの価値があるものなのか知りたくなりました。
珊瑚なんて、どこの海でも採れると思ったのですが、頻繁に国内の近海に密漁にきている中国漁船をみると、良質のサンゴは日本原産のものが多いのかもしれないですね。
きっと、日本産の珊瑚は、価値がたかいかもしれないし、いま持っている珊瑚のペンダントトップも、きっと、いい値段がつくかもしれないので、はやく、どこかに持っていかなければと考えていたのですが、なかなか、時間が取れないこともあって、どうしようか迷っていました。
そんな時に新聞広告のチラシのなかに無料でみてくれるところがあったので、電話をかけてみたところ宅配鑑定もやってくれるそうなので、もう使用することのない叔母から引き継いだ諸々のアクセサリーなどをダンボール箱につめて郵送しました。
数週間ぐらいかかると思っていたのですが、数日後には、鑑定結果をだして頂けました。
もう使わなくったアクセサリーにお値段がついたので満足しています。
買取価格
買取金額 24,000円
珊瑚査定したポイント
今回、査定した珊瑚のペンダントトップは、表面の傷が少ないことや色ムラがなく全体の色味が良いことから、このお値段で買取させてもらいました。
薔薇に加工されたカッティング技術がたかくきれいな造形になっており、ひび割れていたり、欠けているところがないため、保存状態がよいモノと判断して、評価額を高くつけさせていただきました。
普通の宝石に比べて珊瑚は硬度が低いので、加工しやすいモノですが、炭酸カルシウムを主成分としているので、傷つきすく熱気にも弱いモノなので保管するときに注意が必要です。
珊瑚のコンディションによって、査定価格に影響してきます。
そして、宝石として高額になるモノは、深海に生息している天然珊瑚を加工したものに限られます。宝石珊瑚と呼ばれるサンゴの種類は、光合成をしなくてもよい非造礁珊瑚に分類されているもので、赤サンゴ、桃色サンゴ、白サンゴ、紅サンゴなどがあります。
これらの珊瑚は薄暗い海底のなかで少しずつ成長していくので、石灰質の骨格が形成されていくと細かい結晶が出来上がります。
そのため宝石として加工できるまでの大きさになるのには、数十年かかるため大変貴重なモノになっております。
宝石珊瑚は、刺胞動物の一種でサンゴ個体が分裂を繰り返して増殖していくものなので、昨今の海洋汚染の影響や乱獲されるようになってから数が減少しているようです。
珊瑚買取 まとめ
宝石珊瑚の希少性と価値が高くなっていることから、浅瀬で採ることのできる造礁サンゴを、宝石サンゴのように形成して真っ赤に含侵処理を施されたモノがあります。
表面に樹脂などでコーティングされているので、そのサンゴを割ると中身が真っ白であったりします。
樹脂コーティングがされてある珊瑚は、おもに海竹と呼ばれている象牙のようなアイボリー色をしており、それを赤く染色して厚切りカットや球形にして加工します。
これらを、俗に「山サンゴ」と呼ばれているモノで、お値段的に安いものになっておりますので、着色されていない天然珊瑚をお持ちになって頂くと高価買取の対象品になります。