いきなりですが、ダイヤモンドは石の1種です。ダイヤモンドは宝石としてのイメージが強いため、「ダイヤモンド」=「石」のイメージがあまりないと思います。しかし実際は、ダイヤモンドは石であり、日本名は「金剛石」とされているのです。ダイヤモンドの石としての特徴は、何と言っても「硬さ」にあります。知っている人も多いかもしれませんが、ダイヤモンドは地球上に存在する石の中で最も硬いとされているのです。ダイヤモンドの硬さは昔から知られており、宝石としてだけでなく、工業的にも研磨や切削などでも利用されています。また、ダイヤモンドの決まった形状で産出されず、カットして研磨されることでルース(裸石)となります。カットによって形が変わり、価値も変わるのです。いずれにしても、ダイヤモンドは世界で最も硬い石であり、高価な宝石となっているのです。
ダイヤモンドという石はどこで産出される?
ロシアが産出量1位
ダイヤモンドは石とは言え、非常に希少性があります。限られた場所でしか、ダイヤモンドを採ることはできません。そのため、ダイヤモンドは高価な宝石となっているのです。そんなダイヤモンドの主要産地は、年代によって異なっています。もともとインドが産出量1位だったのですが、18世紀中旬になるとブラジルが主要産地となります。しかし、ブラジルの産出量は激減することになり、今度は南アフリカが主要産地となったのです。そして、現在はロシアが産出量1位となっています。ちなみに、産出量の上位三カ国は「ロシア」「ボツワナ」「コンゴ民主共和国」となっており、この三カ国だけで世界の50%以上のシェアを誇っているのです。
日本でも産出されないの?
ダイヤモンドが産出される地域は、世界でも限られています。そこで気になるのが、「日本で産出されないのか?」ではないでしょうか。日本では、ダイヤモンドは産出されないというのが定説となってきました。なぜなら、ダイヤモンドの母岩であるキンバーライトは古い地質構造が保存されている場所に存在しています。しかし、日本は比較的に新しい地質構造となっており、ダイヤモンドは算出されないとされていたのです。ところが、2007年に愛媛県で1㎛ほどの極めて小さいダイヤモンドが発見されています。とは言え、産出できるほどの量ではなく、今のところ日本で産出するほどのダイヤモンドは、見つかっていないのです。
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ダイヤモンドの石言葉とは?
ダイヤモンドは4月の誕生石
宝石として高い人気を誇るダイヤモンドですが、4月の誕生石としても有名です。そして、ダイヤモンドには石言葉があります。ダイヤモンドの石言葉は、「純潔」「清浄無垢」「純愛」「永遠の絆」となっているのです。これらの石言葉は、ダイヤモンドの特徴が由来とされています。ダイヤモンドの透明度や美しさから、「純潔」「清浄無垢」などが連想されます。また、ダイヤモンドの硬さから「永遠の絆」を連想させることができるのです。ちなみに、ダイヤモンドという名前の由来は、ギリシャ語の「征服されざるもの」「屈しない」などの意味を持つ「adamas」とされています。なぜなら、ダイヤモンドは硬度があるため、当時は加工するのが難しかったためと言われています。
ダイヤモンドが結婚指輪におすすめの理由!
ダイヤモンドを結婚指輪に選ぶ方は多くいます。ダイヤモンドを結婚指輪に選ぶ理由は、いくつかあります。まず、石言葉の「純愛」や「永遠の絆」からです。これらの石言葉から、結婚指輪にベストとされているのです。また、ダイヤモンドには「輝くような美と金運」に恵まれ、「愛に満ちた家庭」を築く力があるとされています。これは、ダイヤモンドは非常に硬化であり、永遠に美しい輝きを放っているからです。さらに、ダイヤモンドは希少価値があり、とても美しい宝石となっています。そんなダイヤモンドは、2人の愛を誓う結婚にピッタリです。これらの理由から、ダイヤモンドは結婚指輪におすすめであり、多くの方に選ばれているのです。
まとめ
ダイヤモンドは宝石としてのイメージが強いですが、石の1種でもあります。日本名は「金剛石」であり、立派な石なのです。ダイヤモンドの特徴は、何と言っても硬度にあります。ダイヤモンドは世界中の石の中で、最も硬いとされているのです。そんなダイヤモンドの産出国は限られています。希少性が高く、どこでも産出されるわけはではないのです。現在最も産出量が多いのはロシアであり、次いでボツワナとなっています。日本でも愛媛県でダイヤモンドを発見されたのですが、極めて小さく、産出するだけのダイヤモンドは日本にはありません。そんなダイヤモンドの石言葉は、「純潔」「清浄無垢」「純愛」「永遠の絆」などとなっています。ダイヤモンドの特徴からそれらの石言葉が付けられているのです。石言葉や美しさなどからダイヤモンドは、結婚指輪におすすめです。ぜひ結婚する時には、ダイヤモンドの指輪を検討してみてください。
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