ラフテルでは本物かわからない、素材もわからない、価値のあるものか知りたい等々お困りであればLINE査定でお写真をお送りいただければ査定鑑定致します。
もし整理やお片付けの最中に気になる物など出てきたら写真をお送りくださいね。
今回ご紹介するのは引っ越しの際に片付けをしていたら出て来て本物かわからないけど・・ということでお持ち込みいただいたお品物です。
象牙 天球とは・・・
ぱっと見では彫刻品でただの置物に見えますね。
撮影するので清掃しましたが、最初は埃で真っ黒でした。
ですがお品物をしっかりと見させていただくと、本物の象牙で作られた天球と呼ばれるお品物でした。
天球とは象牙の球の中に球を作り、その中にさらに球を作りと何層も何層も繰り返して作られます。
今回お買取りさせて頂いた天球は彫刻の細かさや仕上げ具合、層の数を見ていくと特別手間暇をかけたものではなく、工芸品(お土産品)の扱いの品物と判断させて頂きました。
この部分は天球を乗せる台座部分ですが、象が三頭並んでいますね。
このような台座部分でも腕の良い職人さんが時間をかけて作ったものか判断ができます。
象の彫刻の細かさや、象が立っている部分の装飾などですが、工芸品は画像のような出来になることが多いです。
こうしてアップで見ると少し雑な部分が目立ちますね。
実物を手に取ってみて頂くともっとわかりやすいかと思います。
また象をモチーフにした彫刻は基本工芸品が多い印象です。
細かな彫刻が少なく済みますし素材が象牙ですので人気があったのかと思います。
そしてこちらがメインになる天球です。
画像ではわかりにくいですが、雲龍彫刻の天球になります。
天球の価値も彫刻の細かさや層の多さで値段が大幅に変わります。
安い物は数千円、特大サイズになると国宝レベルまであるそうです。
層の多い物ですと20層30層となりサイズも20㎝を超えるようなとても大きな物になります。
今回の天球の買取価格は¥15,000となりました。
これがもっと層が多い物になると10万円以上の査定になることも有ります。
やはり工芸品お土産品になってしまうとお値段は付けにくくなってしまいます。
また象牙の天球には模して造られた練り物が多くあります。
ラフテルでの買取
もちろんですが練り物は人口樹脂ですので買取の対象外になってしまいます。
ラフテルでは象牙かどうかわからないといったものもお写真で簡単に鑑定させて頂けます。
そのほかにも多種多様なお品物のお取り扱いが可能ですので、お困りでしたら一度お問い合わせください。