珊瑚と言えば、古くから宝飾品として扱われています。真珠と並んで生物由来の宝飾品として、日本だけでなく世界的に需要があります。それだけに、珊瑚は買取の対象となっており、買取業者も数多くあるのです。
しかし、金やプラチナ、ダイヤなどに比べ、あまり高額査定になるイメージがないと思います。実は、珊瑚はものによっては高額買取になることは十分あるのです。そこで今回は、実際に合った買取実績を参考にしながら、査定ポイントなどを解説していきます。
珊瑚(サンゴ)ルース 22.8×14.7×8.5mmの買取実績!
まずは、買取実績から紹介していきます。
珊瑚(サンゴ)ルース
直径 22.8×14.7×8.5mm
買取価格 72,000円
お客様:O様
所在地;東京都
年齢:40代
買取方法:店頭買取
珊瑚の査定ポイントを解説!
珊瑚を査定する場合、ポイントになる点はいくつかあります。とくに重要なのは、「本物なのか」「色」「大きさ」の3点です。この3つの点は重要ポイントであるため、査定に出す前に注目しておきましょう。
まず「本物なのか」ですが、残念ながら珊瑚には偽物も多く存在しています。査定に出してみたら「偽物だった…」なんてこともあり得ます。特別珍しいことでもないため、本物なのかわからない場合でも、安心して査定に出してみてください。鑑定士がしっかりと本物なのかを見極めて、査定をしてくれます。
「色」についてですが、珊瑚は色によって稀少価値が違ってきます。色によって「血赤珊瑚」「赤珊瑚」「桃色珊瑚」「白珊瑚」に分けることができ、血赤珊瑚が最も価値が高いです。逆に、白珊瑚に近づくほど価格は低くなっていく傾向があります。ちなみに、血赤珊瑚の色とは、文字通り人間の血のように暗い赤色です。
また、「大きさ」は珊瑚が大きいほど稀少価値が高くなり、10mmを超えれば高額な取引になりやすいです。さらに13mmを超えれば価値が跳ね上がり、20㎜を超えればほぼ間違いなく高額査定につながるでしょう
今回の珊瑚ルースの買取査定について
O様から査定依頼をしていただけた珊瑚ルースは、本物の珊瑚を使用したものでした。また、色はとてもキレイな濃く暗い赤色となっており、「血赤珊瑚」として評価をさせて頂いています。しかも、大きさは直径22.6×14.7×8.5mmとなっており、とても大きいサイズで高額査定のポイントとなっています。他にも、珊瑚の状態や形状などから72,000円の買取価格で査定をさせていただきました。
O様には査定結果だけでなく、珊瑚ルースの状態や相場についての説明をさせていただいています。その上で、ご納得していただき買取となりました。O様には、「こんなに珊瑚が高く売れると思わなかった」と言っていただき、満足しているようでした。査定結果をお伝えする際には、丁寧な説明を心がけているので安心してください。また、不安な点や質問がある場合は、遠慮なくお申し付けください。
珊瑚で高額査定を目指すなら!
お手入れが大切!
珊瑚で高額査定を目指すなら、お手入れがとても重要です。珊瑚の色や大きさや色ついては変えることができませんが、メンテナンスをすることで状態だけは維持することができ、高額査定につなげることができます。珊瑚は酸に弱いという特徴があります。珊瑚は炭酸カリウムが主成分となっており、酸に溶けやすい性質を持っているのです。そのため、人間の汗や果汁などは珊瑚と相性が悪く、状態が悪化する可能性があります。ですから、珊瑚を使用・装着したときには、柔らかい布で丁寧に拭くことでメンテナンスになります。汗が付着する可能性があるため、使用・装着したときには、柔らかい布で拭いてから保管するようにしましょう。保管するときは、空気にさらさないのがおすすめです。空気に触れると風化する可能性があるため、ジップロックなどに入れて保管しておきましょう。
鑑定士がいる業者で売却
珊瑚を売却する場合、宝石買取業者以外にも骨董品屋やネットオークションなどでも売却することができます。基本的に、高額査定を目指すなら、鑑定士がいる宝石買取業者がおすすめです。珊瑚の鑑定は難しく、鑑定士がいない業者だと低い価格を提示される可能性が高いです。また、ネットオークションで取引する方法もありますが、適正価格よりも安くなるケースが多い傾向があります。珊瑚で高額査定を目指すなら、鑑定士がいる業者を選ぶようにしましょう。
まとめ
今回は、珊瑚ルースの買取実績と査定ポイントについて解説してきました。査定ポイントは、「本物なのか」「色」「サイズ」が重要となっています。今回のように、「血赤珊瑚」で直径20mm以上なら7万円を超える買取になることもあるのです。高額査定を目指すなら、日々のお手入れが大切です。使用したらメンテナンスして、ジップロックなどに入れて保管するようにしましょう。また、売却できる場所は、宝石買取業者や骨董品屋、ネットオークションなどが挙げられます。適正価格で売却したいなら、鑑定士がいる業者で売却するのがおすすめです。基本的には、鑑定士がいる業者を複数選んで査定し、もっとも高額の業者で売却しましょう。