文化大革命時代の中国切手
ラフテルの中畑です。
本日もよろしくおねがいします。
今回は文化大革命時代の中国切手について紹介します。
文化大革命とは・・・
中国において、1965年から約10年間、毛沢東主導下で展開された政治・権力闘争のことです。
プロレタリア文化大革命、文革とも呼ばれています。
1950年代の大躍進をめぐる路線の対立がその胎動期とされ、「絶対に階級と階級の闘争を忘れてはならない」という1962年の毛沢東の支持が出発点と呼ばれています。
文化大革命中、各地で大量の殺戮が行われ、その犠牲者の合計数は数百人から1000万人以上といわれる大争乱でした。
中国建国の父と呼ばれるほどの毛沢東ですが、当時は支持する人もいましたが、その逆もまた然りです。
毛沢東の死から5年後の1981年に中国共産党中央委員会は、文化大革命を「重大な災厄と損害、逆行」をもたらした完全なる失敗だったと認める決議を出しました。
文化大革命時代の中国切手とは・・・
文化大革命時代の中国切手は枚数が限られている中国切手です。
元々発行部数が少なかった上に、当時は切手の収集が禁じられていました。
その上、ほとんどの国との国交を断っており、外国への郵便も少なかったのです。
このような時代があったため、文化大革命時代の中国切手は希少価値が高く、現在の中国では切手収集家(コレクター)が増えており、この時代の切手は額面以上の高値がついています。
現在日本ではプレミア中国切手と呼ばれ、額面以上の高値がつく切手の一員となっています。
文化大革命時代の中国切手はもちろん中国の人々に絶大な人気を誇っていますが、人気は中国だけでは収まらず、日本にまで届いているという状況です。
中国切手は日本切手より、薄い紙で作られており、とても繊細な品物となります。
当時日本にはその技術力が無く、今でもその中国の技術はとても凄く、日本切手には出せない味を出しているため、日本人のコレクターも増えているという状況になります。
今現在日本での中国切手は投資、コレクト、プレゼントなど様々な用途に使用されています。
現在の日本で中国切手を購入するのであれば今はネットオークションや切手専門店での購入がメインルートとなっています。
文化大革命時代中に発行された中国切手はその希少価値を買われ、とても高値がついているため、簡単に手に入るような値段ではないということになります。
文化大革命中に発行されたプレミア切手紹介
○赤猿
1980年に発行された切手で、プレミア切手の代表格です。
日本でも比較的流通しており、1枚で数万円、シートだと数十万円で取引されています。
猿の顔がきれいな金色のままですと、極上品として更に高値がつきますが、なかなか極上品には出会えません。
○徐悲鴻(奔馬)小型シート
1978年に発行された切手で、墨画で描かれた四島の馬が印象的な切手です。
比較的よくあるプレミア切手の1つであり、状態が良ければ数万円で取引されることもあります。
○毛主席「詩詞」
「毛主席 詩詞(文7)」は1967年に発行されたプレミア中国切手で第三次までにわかれて合計14種類が発行されています。
第一セットの、(書斎での毛主席)では、毛主席が詩詞を書いている姿が描かれており、他の13枚は毛沢東が詠んだ実際の詩詞が印刷されています。
毛沢東の描かれた、切手のなかでも、(毛主席 詩詞)はとても人気の切手となっており、有名な中国切手の一つです。
このプレミア中国切手は14種類全て揃っていれば30万円近くにもなる可能性を秘めている中国切手で切手買取店からも根強い支持を受けています。
買取業者でも約20万円以上の値段を見込むことができるお宝中国切手となります。
文化大革命時代の中国切手 まとめ
文化大革命時代は中国にとって大きな歴史的時代背景であり、中国切手への影響も大きかったため、希少価値がとても高くなり高値で取り引きされている品物となります。
文化大革命時代が終わり、中国切手を自由に収集できるようになった今でもプレミア中国切手とされる希少価値がとても高い品物は手に入れられるかどうかが危ういくらいです。
文化大革命時代が終わった今でも中国切手には多くのコレクターが存在しているため、人気は守られています。
一時期の中国切手ブームの時に比べると今現在は価格は少し落ちてしまっていますが、まだまだ1枚で数十万の価値が付く可能性のある中国切手は流通しています。
このブログを読んでいるお客様が持っている中国切手の中にももしかしたら驚くような金額がつく中国切手が眠っている可能性もあります。
とても繊細な紙で作られているので傷やシミがつかないようにしっかりと保存し、手放す時まできれいに保存しておくことが大切なポイントとなっています。
ラフテルでは無料の査定を行っていますので、お持ちの中国切手の価値が知りたい、高かったら売却したいなどのお問い合わせを大募集しています。
少しずつ値段は下がってきてしまっている中国切手であるので宝の持ち腐れにならないように手放すのも今がチャンスかもしれません。
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