名前:Y様
年齢:70代
所在地:三浦市
買取した商品:日本刀 新々刀
買取した品物のご紹介
今回、査定から買取をさせて頂いたお品物は日本刀の新々刀です。
こちらのお品物は数十年前にお客様が観賞用としてご購入されたモノらしく今回は終活のお手伝いをさせて頂くことになり査定から買取をさせて頂くことになりました。
実は以前にもこちらのお客様からは甲冑など刀装具なども買取しておりその時に気にいって頂きまた、呼んで頂きました。
それでは状態について説明していきます。
状態
実は日本刀は買取が出来る日本刀と買取が出来ない日本刀がございます。
その違いは銃砲刀剣類登録証があるのか銃砲刀剣類登録証無いのかです。
これは、注意点にもなるのですが、銃砲刀剣類登録証とは、簡単に説明しますと日本では拳銃や薙刀や刀剣類を所持することが禁じられた国です。
ただ、美術品として認められた刀剣や拳銃などに限り銃砲刀剣類登録証を自分の名義で発行して刀剣と一緒に保管していればなんの問題もないですし、正当な理由があれば、刀剣と銃砲刀剣類登録証を一緒に持ち合わせていれば携帯することも出来たりします。
但し、正当な理由とは日本刀を購入した時やご売却のために持ち出され時が正当な理由になります。
その際には簡単には日本刀が取り出せない状態で所持することです。
例えば、刀身はちゃんと鞘に納め刀袋に入れ所持しゴルフバッグなどに入れ周りの方に所持しているものが日本刀と分からないように所持することが鉄則です。
こちらが、銃砲刀剣類登録証になります。
ご売却するにも、こちらの登録証がないとご売却は出来ませんのでご注意ください。
もし、どこにも無い場合は都道府県の教育委員会に電話して案内を受けてください。
教育委員会にて再交付手続きができます。
次に、上身の状態を見ていきます。
波紋が綺麗に出ていて美しいですね。
次に棟の状態を見ていきます。
棟の下に樋と言う名称の溝があります。
この樋という溝は刀の軽量化と刀を振った時に出る風音が出やすくなるのと見栄えを良くするために加工されていて日本刀が好きなマニアの方に受けが良い技術です。
次は茎部分の状態を見ていきます。
あともう一つ日本刀の売却を考えている方への注意点としては、茎の上部に穴が見えますがこれが、目釘穴と言います。
こちらの目釘穴は柄部分を茎に差し込み目釘と言われる鉄で出来た物や竹などで出来た素材をイメージ的には釘のような形の物を穴に差し込み刀身が抜けないように固定するための穴です。
こちらは日本刀によって穴の数が違ったりします。
なので銃砲刀剣類登録証に記載された目釘穴と違う数だった場合その日本刀と登録証と異なる場合買取が出来ません。
なので、このポイントも大事なので覚えておいてください。
それでは、査定額を提示していきます。
査定額
今回、査定から買取をさせて頂いた日本刀の査定額は¥230,000の査定額を提示させて頂きました。
査定ポイント紹介
それでは、今回の査定ポイントの紹介をしていきます。
査定ポイントは3つあります。
①マニア受け。
上記にも伝えていて諄くなりますが、棟の方に樋という溝がございます。
この溝があったり刀身に彫刻されているものはマニア受けが良く高くなる可能性がある日本刀です。
②状態。
状態も良く錆びや欠けなどもなく良い状態で手入れしてあって波紋も綺麗に出ています。
こちらも評価するべきポイントです。
③銃砲刀剣類登録証。
このポイント③が一番大事なポイントです。
この銃砲刀剣類登録証がない場合、日本刀を所持するのも法律的に罰せられる可能性があるので、登録証が無い場合は今すぐに各都道府県の教育委員会に問い合わせて手続きをを行って下さい。
まとめ
いかがでしょうか。
今回は日本刀の査定から買取をさせて頂きました。
皆様も日本刀をお持ちで売却を考えていれば是非御徒町ラフテルへご相談ください。
皆様からの御一報をお待ちしております。