名前:T様
年齢:30代
所在地:土浦市
買取した商品:Cartier カルティエ サントスガルベ 187901 QZ
買取した品物のご紹介
本日お買取りさせて頂きましたアイテムはカルティエの時計になります。

T様のご両親が使用していた時計だそうです。
最近は全く使用されていなかったようでクォーツが切れてしまっておりました。
クォーツを交換してまでも時計を使用したいと思わなかったらしく、T様に譲ったそうです。
T様も腕時計自体を使用しなくなってしまっているので、このまましまっておくくらいであれば次の人に使って欲しいとの思いで手放す事を決意されたようでした。
状態
時計の状態を拝見していきます。
使用していたとのお話通り、ベルト部分に擦れ傷がありました。

手首の内側部分は机などに擦ってしまう事が多いので、このように小さな擦れ傷が付きやすいのが現状です。
あまりにも目立つ物があると時計の印象が悪くなり、使用感を感じられてしまうのでマイナス査定となります。
このような小傷は機械で研磨するしか、取り除く方法がありません。
ブランドによってはアフターケアにて、時計の研磨を受けてくれるブランドもあります。
気になる方は一度アフターケアをする事で、長年ご使用頂けます。
査定額
¥90.000-
クォーツも切れてしまっているし、今後ともご使用されないとの事でご売却頂きました。
査定ポイント紹介
査定ポイントをご紹介いたします。
このような高級ブランドの時計はフェイク品が多く出回っております。
従って真贋が大変重要になってきます。
まず拝見させて頂くのがブランドのロゴや、刻印類になります。
ブランドの刻印やロゴはブランドの顔といっても過言ではありません。
従って曲がっている、バランスがおかしい、ロゴ以外に汚れなどがあるといった物はほぼフェイク品になります。
ハイブランドなどはしっかりと自社のブランドを守る為に、品質の基準も厳しく定められています。
なので一目見て不格好な物等はブランド側で、世の中に出さないように止めているのです。
今回のご依頼品はしっかりとロゴも刻印されておりました。

今回のお品物はジュエリーの老舗メーカーカルティエが作成している時計になります。
こちらは現行品でスマートなデザインから男女ともに人気のある形になっております。
しかしクォーツであるのとジュエリーメーカーが作成してる時計という事で、査定額は時計メーカーが作成している高級時計には到底及ばない傾向があります。
これはそれぞれの時計の役割が違うとお考えいただくとお分り頂けるかと思います。
ジュエリーブランドやハイブランドが作成する時計はあくまでも、ファッションとしての時計になります。
勿論ムーブメントも拘りぬいて作られているのは確かです。
その一方で時計メーカーの作る時計は内部の機構から作っていたり、独自の技術を使ってパーツから作っていたりと拘っているポイントが違うのです。
なので時計メーカーの作る時計はいかに時を狂わさずに拘りを詰め込んだ時計を作れるか、といった技術の披露も担っているのです。
従ってブランド品の時計は、地金を遣っている物出ない限りは時計メーカーの高級道警のような査定額にはなりません。
また今回のご依頼品はクォーツが切れてしまっているのと、付属品が一切なかったのがマイナス査定となりました。
ブランドの時計は自社の技術を守る為にも、1度販売元以外で裏蓋を開けてしまいますと次にそのブランドに持ち込んでも社外品として扱われてしまう場合がございます。
ですのでクォーツ交換の際には販売元のブランドに持ち込む必要が出て来るので、普通の時計に比べて手間がかかります。
さらにその場で交換というわけにもいかないので、クォーツ交換だけでも時間がかかります。
そのような手間暇を考えるとクォーツが切れているだけだとしてもマイナス査定となってしまうのです。
また高級ブランドではギャランティカードの有無がとても重要になります。
従って付属品が一切ないという点においてもマイナス査定となるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ご使用されていない時計等ありましたらお気軽にお問い合わせください。