こんにちは。
ラフテルの鑑定士の半田です。
ラフテルでは中国切手の高価買取も行っています。
昨今につきましては、中国経済の急成長により、中国富裕層の方が投資やコレクションを目的に、又、政府関係者が訪問に来た相手にお土産品として渡す際に中国の歴史のある切手を買い集めており、希少性のある切手は高額で取引されております
特に1960年代~1970年代の文化大革命下での発行の切手はプレミア切手です。
毛沢東が行った文化大革命下での発行で、当時、切手収集は禁止されているのと同様の状態にあり、1967年10月から国外へ輸出も禁止された背景があり、この時期の切手を収集するには、旅行者がおみやげとして持ち帰る少数の切手しかない為、非常に稀少性があり、状態の良し悪しに関わらず、種類によっては高額で取引されています。
プレミア中国切手をなるべく高い値段で売却したい方は是非当店をご利用ください。
では今回買取させて頂いた軍事切手を紹介させていただきます。
軍事切手のご紹介
中国の軍隊が発行したのがこの軍事切手です。
レア度は非常に高い切手で、デザインは全面が赤色で真ん中に星が描かれています。
この切手が発行されたのは1953年で当時の国家主席は毛沢東でした。
1953年というと1966年から始まった文化大革命より前の時代です。
この時代は大躍進政策として毛沢東がソ連の発展を見習って農業改革を取り入れ農業の集団化の社会化計画や、鉄の量産を始めとする重化学工業に重きをおいて経済を成長させようとした時代の時です。
軍事切手は軍事郵便にのみ使用された切手でもちろん当時は非売品です。
当時の中国軍は日本軍と違い、様々な駐屯地を持っていました。
そこには多くの兵士が行き来しています。
その関係上、海外の駐屯地から本国のほうに郵便を送る場面が出てくるわけです。
そうした時に軍事切手を用いるというのが理由でした。
1956年に勃発したチベット内乱の際にも使われています。
軍事切手の価値
この切手の価値は発行枚数の少なさから非常に高く一枚数千円~数十万で取引されています。
陸軍のものなのか、海軍のものなのか、空軍のものなのかによって価値が変わってきます。
一番高いものは空軍のもので保存状態にもよりますが10万~15万円の価値があります。
ラフテルでの買取
今回の軍事切手の買取価格は¥156,500 です。
状態も非常に良く、お調べさせてもらって一番価値の高い空軍のものだった事が、ここまでの買取価格が高くなった理由です。
ただこの軍事切手事体が価値が高い為、偽物や贋作も多く出回っているいますので、もしお持ちの方で気になる方は、ラフテルまでご連絡ください。