中国切手はその名の通り中国で発行された切手のことをいいます。
中国切手は以前から切手コレクターの間で高い人気がありましたが、ここ最近では以前よりも爆発的な人気があるのをご存知でしょうか。
その理由は、「切手コレクターに絶大な人気がある」という訳ではありません。
切手コレクターが買うよりも、中国の富裕層が投機目的で集めることが多くなり、結果今日のような希少価値が中国切手にはついたといわれています。
「投機」とは機会の乗じた短期売買を繰り返すことで利益を得る為に行うことです。
簡単に言えば安く買って高く売ることを目的としています。
これはギャンブル的なものでもあるので当たらない場合もあります。
中国切手以外にも中国本土では、美術品・骨董品・コインなどへの投機が多くあり、投機ブームが起こったほどです。
この投機ブームは年々下降していますが、中国切手に関してはまだまだ高値の取引がある為、投機が健在しています。
赤猿
この切手は「赤猿」といい、中国切手の中でもトップクラスで価値も人気も高い有名なものです。
今、この「赤猿」は1枚で18万円つくこともある高級品です。
実は「赤猿」は発売当初はそこまでの人気はなく、普通に手に入るものだったそうです。
しかし、発売後に発行枚数が極端に制限されたことで、その希少価値はぐんと高まりました。
その為、現在では「赤猿」1枚に18万円もの値がつくことがあるのです。
値が高くつくものには偽物も存在します。
「赤猿」の偽物も多く出回っており、騙されて買ってしまう人も多くいます。
中国切手は真贋を極めることも大切です。
梅蘭芳舞台芸術
これは「梅蘭芳舞台芸術」の小型シートの中国切手です。
こちらも、中国切手の中では価値も人気も高いもので、プレミア中のプレミアと呼ばれています。
この「梅蘭芳舞台芸術」は1962年に発行されたもので、小型シートの形であれば150万円以上になることもあるものです。
中国切手のいろは
このように高額になる中国切手が数多く存在します。
高額になる中国切手は保管方法がしっかりとしているものです。
高額でもあくまでも切手ですので、その作りは薄い紙に印刷が施されたものです。
ちなみに価値の高い中国切手はまだ印刷の技術等があまり高くない時代に作られている為、いま日本で目にする切手よりも中国切手は脆く繊細なものが多いのです。
その為、人気があり価値が高いとされている中国切手でも、その保管方法が悪ければ、汚れてしまったり印刷が薄れてしまったりと、その分、価値は落ちていってしまいます。
直接素手で触るだけでも、指の皮脂で切手が変色してしまうことがある為、保管には細心の注意が必要だと言われています。
中国切手の保管方法
切手は紙なので、まず湿気から守ることが大切です。
湿気から守る際も、切手同士を重ねてしまうとくっついてしまうこともあるので、1枚1枚しっかりフィルム等に挟み保管します。
もちろん、直射日光に当てないことも大切です。
日が当たる場所に置くと切手は日焼けをしてしまいます。
価値の高い中国切手の中で、このように細心の注意をし大切に保管されている物は、より高値で取引がされます。
「投機目的」で中国切手を集めているのであれば、尚更その保管方法は大切になっていきますよね。
もちろん、投機目的だけではなく、純粋な中国切手コレクターも多く存在します。
そういった人が多く居る為、中国切手の人気は衰えず、価値も高いのです。
ラフテルでの買取
お手持ちでご不要の中国切手がある方は、人気の高い今が売り時ですよ。
お手持ちの中国切手がいくらくらいになるのか知りたいという方も大歓迎です。
是非一度、査定をさせてください。
もしかしたらレア物かもしれません。
お待ちしております。