買取した商品のご紹介
今回は今採れなくなって大変希少な珊瑚の原木を買取させていただきました。
こちら20年前に沖縄で買われたそうで、玄関に飾っていたところ地震の際倒れて折れてしまったそうです。
壊れてしまったので捨てようか一度諦めかけたそうですが、ダメ元で問い合わせた際、折れて壊れても大丈夫と言われたので今回ご処分を決断されたそうです。
よくお問い合わせいただくことがありますが、赤珊瑚じゃなくても、折れてしまっていても買取は可能なの?と聞くお客様がいらっしゃいます。
もちろん買取可能です。
もっとバラバラだとしてもお値段はつきます。
ですが完璧な状態の物と比べるとお値段は下がってしまいますので、取扱いにはご注意ください。
状態
見てわかる通り一本の一番太い幹が途中で折れてしまっています。
こちらが断面のお写真になります。
フ(人間でいうところの骨)が見られます。
こちらは珊瑚の幹の太さになります。
どちらも10mm以上の太さがあり、宝飾品などに加工するのにもってこいですね。
査定額
お値段は100,000円つけさせていただきました。
査定ポイント紹介
今回の査定ポイントは3つございます。
1つ目からなんですが大きさ、重さ、幹の太さです。
単純に大きくて重くて幹が太いものが価値が高いということになります。
量が多いと宝飾品に加工する際何点も作ることが可能になります。
幹が太いと丸玉などに加工する際に大きな玉のものを作ることが可能になるからです。
次に2つ目は色、色調、色むらです。
珊瑚は天然ものです。
生き物です。
なので多種多様な色が存在します。
ちなみに珊瑚の中で一番最高級な色調は血赤と呼ばれる赤珊瑚になります。
ただの赤ではなく血のような少し黒い色が混じってる色を指します。
今回の珊瑚は赤珊瑚ではなく桃珊瑚になりますが、珊瑚で大切なのは単一な色調であるかどうかも重要です。
今回の桃珊瑚はきれいな薄ピンク色を全体的にしており、そこは評価アップのポイントになります。
マーブル模様のような色の珊瑚などは価値が低くなっております。
最後に3つ目はフ、ヒ、虫食いなどの有無
先ほど言いましたが珊瑚は単一な色が価値が高くなります。
フがあることは本物の珊瑚の証明にもなりますが、あまり大きくでてしまうとマイナスポイントになります。
そして宝飾珊瑚は深海に生息するため、引き上げる際にヒ(クラック)などひびわれたり、天然なので虫食いと呼ばれ穴がぼこぼこ開いた状態のものもございます。
それの有無によって価値の変動がございます。
まとめ
今回は珊瑚の買取についてご説明させていただきました。
珊瑚以外にも象牙、クジラの歯、イッカクなどもラフテルでは取扱っておいります。
査定は無料なので是非お気軽にお問合せくださいませ。