珊瑚買取実績 珊瑚のループタイ ほか地金
お客様情報
お客様: S様
所在地: 東京都荒川区在住
年齢: 50代女性
買取方法:店頭買取
売却品: 珊瑚のループタイ、K18リング、K18ネックレス、Pt900
買取を依頼した理由
引っ越しをするので、使わなくなった箪笥の肥やしになっているものを整理していたらたくさんのアクセサリーが出てきたので近くの買取業者へ持っていったそうですが、お値段がつかないと言われてしまったそうです。
親しい友人がラフテルで「珊瑚を地元の買取業者は全く扱ってくれなかったけれど、ラフテルという場所はしっかり値段をつけてくれたよ」と教えてもらったので問い合わせをしてみたそうです。
私たちは珊瑚に値段がしっかりとつくということを伝え、買取り方法のお話をしました。
一度店頭に足を運ばれるか、出張査定に行きましょうかと聞きましたが、お客様は店頭まで来てくれるということになりました。
しっかりと値段がついたことに喜ばれていました。
買取金額
買取総額 115,000円
上記写真買取金額 5,000円
査定したポイント
珊瑚は真珠とあわせて「海の二大宝石」と呼ばれ、古来より重宝されています。
珊瑚は「血赤珊瑚」「赤珊瑚」「桃色珊瑚」「白珊瑚」と、大きく分けて4つに分類されます。
見た目や産地、希少性などが異なってきます。
さて今回のものは「桃色珊瑚」です。赤珊瑚に関していえばカラーグレードというものが存在します。
「色味、色むら、キズ」を5段階で評価してSを最上級とし、S>A>B>C>Dの順にランク分けとなっています。
桃色珊瑚はそういった決められたカラーグレードは存在しません。
採取される場所は、日本産・血赤珊瑚とほぼ同じ日本近海、水深200~500mの深い海底です。
桃色珊瑚の色調は赤に近い色から薄いピンク色まで幅広く、その中でも単一な薄いピンク色のものを、海外では「エンジェルスキン」日本では、「本ボケ」と呼びます。
「幻の珊瑚」と呼ばれ、高値で取引」されています。
珊瑚は赤珊瑚にしろ、桃色珊瑚にしろ、単一な色調のものが高価になっているのが一つめのポイントになってきます。
桃珊瑚の原木は、珊瑚の中でも最大級。高さ、幅ともに1mを超える原木も珍しくはありません。粘り気のある材質が特徴です。
日本産の赤珊瑚と同じ「フ」が存在します。「フ」とは人間でいう骨のようなものです。
これがでてしまうと高値がつきづらくなってきます。
天然珊瑚は自然界で作り出されるもののため、表面には僅かな傷や、凹みがあります。
これらの欠点がなく、艶やかなものほど価値が高くなってきます。
「ヒ」とはクラック(ヒビ)のことを指します。
深海底から引き上げて採取する際、水圧の差で、ヒビが入ってしまうのが原因です。
これがでてしまうと価値が低くなってしまいます。
珊瑚の中には虫食い珊瑚というものもあります。
海の中で倒れた珊瑚は時と共に色あせ、穴が開きます。
この現象を「す」「虫食い」「枯れ」と言い、このような珊瑚を「虫食い珊瑚」と言います。
逆に海の中で生きていた珊瑚のことを「生木」と言います。
虫食い珊瑚は生木に比べると価値は低くなってしまいます。
桃色珊瑚は原木のサイズと、粘り気のある材質から、彫刻するのに適した珊瑚です。
彫りのあるブローチやペンダント、帯留め、置物などに用いられることの多い種類となっています。
珊瑚買取まとめ
今回は珊瑚は桃色珊瑚のループタイです。
ループタイは彫刻が入っているものから原木を加工した品物まであります。
今回のものは原木ではありましたが、虫食い珊瑚であったのと色調がまだら模様であったのが減額対象としなってしまいました。
ループタイに関わらず、ペンダントや置物などにも言えることなのですが、デザイン重視というよりは色や大きさ、重量がポイントとなってきます。
私たちラフテルはそれぞれの分野の専門知識を蓄え、どのような品物でも正確に査定を行えるようにしています。
正確な査定ができないと普通以上に安い金額を提示してしまうなどがあるからです。
今後も更に知識をインプットし、より正確な査定をしていこうと心掛けています。
高額査定により様々なお客様に喜んでもらうことのできているラフテルですので是非一度ご利用してみてはいかがでしょうか。
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