珊瑚買取実績 桃珊瑚付き置時計 カメオ
お客様情報
お客様: T様
所在地: 茨木県
年齢: 60代女性
買取方法:店頭買取
売却品: 桃珊瑚付き 置き時計
買取を依頼した理由
昔買ったものでずっと使ってきたが、別のものを買ってしまったためもう必要のないものになってしまったから売却をしようと考えたそうです。
値段がつくとは思っていなかったそうですが、珊瑚がついているということでもしかしたら値段がつくかもしれないという期待を込めて、買取業者を探していたそうです。
ラフテルを知ったきっかけは、少し前に貴金属を売却するのに使っていただけたそうで、その際に高い査定額を出してくれたためお問い合わせをいただいたという流れになります。
買取価格
買取金額 \10,000-
珊瑚、査定したポイント
今回の品物は珊瑚と時計が結合した時計の品物となりました。
今回の品物はカメオがメインの品物でした。
カメオとは、浮彫の彫刻とその作品のことを意味します。
素材によってはストーン、ラーバ、シェルカメオなど呼び分けられることもありますが、いずれも横から見ると背景よりモチーフが高くなっています。
今回の品物の査定のメインとなるのは珊瑚のカメオとなりますが、色がピンクの珊瑚で作られた品物でしたので今回のようなお値段となってしまいました。
時計の部分にはほぼお値段がつかなかったのですが、珊瑚がくっついていたということでお値段をつけられる品物として査定させていただきました。
今回の珊瑚のカメオの部分が仮に赤珊瑚、血赤珊瑚で作られていた場合は買取価格が跳ね上がっていたと考えられます。
今回の珊瑚の色である桃珊瑚はお土産屋さんなどにも売っている可能性がある珊瑚であり、希少価値は高くはありません。
なのでこのようなお値段になってしまいましたが、お客様は値段がつかないと思って持ってきたものだったから\10,000-でもつけてくれてとてもありがたいとおっしゃられていました。
珊瑚買取 まとめ
桃珊瑚は赤に近い色から白に近いピンク色まで色調は幅広く、宝石珊瑚の中で最も大きく成長します。
珊瑚の中でも粘り気のある桃珊瑚は彫刻がしやすく、彫りの入った帯止めやブローチやペンダントなど、仏像などに使われています。
とくに、大きさゆえに、昔から仏像をはじめとした置物になる大き目の彫刻物にも使われています。
宝石珊瑚の色幅は広く、暗い赤色から淡いピンク色まで多岐に渡ります。
その中でも、最高級品と称される珊瑚は、「血赤珊瑚(チアカサンゴ)」と呼ばれるもので赤黒い、血のような色味をしています。
特に、高知県、近海(土佐湾)で採れる血赤珊瑚は、世界的に大変希少な、最高級品となります。
珊瑚は大きく分けて、「血赤珊瑚」「赤珊瑚」「桃色珊瑚」「白珊瑚」の4つに分類されています。
産地や見た目、希少性などが異なりますが、日本産の珊瑚は美しいと世界的に認められていて、その中でも血赤珊瑚と呼ばれるものは最高級の珊瑚とされています。
日本産の血赤珊瑚や赤珊瑚には、「フ」といわれる筋があります。
加工する際に出てくる白い模様のことですが、これは地中海産の珊瑚には見られないので、日本産の珊瑚を見分けるポイントとなります。
日本産の赤珊瑚は中国や台湾の富裕層からの人気が高く、色調が深いほど稀少で価値が高くなります。
リングやネックレス、ブローチなどに使用される宝石の赤珊瑚は、丸玉のカットは人気があり、10ミリを越える丸玉は高額で取引されています。
このように、珊瑚の市場の評価としては色は赤黒く大きくて傷の少ないものが高価で取引されています。
買ったときの値段が高いからといって、売値が必ずしもたかくなるとは限りません。
今回のカメオのような物は買う時にデザイン、技術等、いろいろな価格が上乗せされた金額で購入していると思われます。
売却の際にはやはりプレミアかち等つかないものだと中古という扱いになってしまいますので、安くなってしまうのは当然です。
お客様もその点ご理解いただけたようで、お売りいただけました。
「買ってずいぶん自分で楽しんだから、もういい」といっていただけました。
ありがとうございました。
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