ダイヤモンドの事を詳しく知る方でも知らない方でも、この「カラット」という言葉は必ず聞いたことがある言葉なのではないでしょうか。
ダイヤモンドの値段を左右するこの「カラット」という言葉の意味などを紹介していきましょう。
そもそもカラットとは!?
よく耳にする「カラット」の意味を知っていますか?「宝石の大きさ」と答える方もいますが、その答えは半分正解で半分間違いです。
本来の意味は「宝石の重さ」なのです。
「1カラット」は「1ct」と表記され、1ctは約0.2gと言われています。
カラットは重さなので、カラット数が大きくなればなるほど重量も増し、見た目の大きさも大きくなっていきます。
つまり、カラット数が増せば増すほどに値段も高価になっていくと言うわけです。
値段を決める4Cとは!?
ダイヤモンドの値段を決める上で重要なのが4Cと言われています。
まず代表的なのが皆さんもご存知の、重さを表す「Carat(カラット)」次にダイヤモンドの透明度を表す「Clarity(クラリティー)」次に、色合いを表す「Coior(カラー)」最後がダイヤモンドの輝きを表す「Cut(カット)」です。
この4Cの中でも特に値段を左右するのはやはり重さを表す「Carat(カラット)」になります。
特に高価なダイヤモンドというのはこの4C全ての評価が高いものです。
つまり逆に考えると、同じ「1ct」でも残る3つのCの評価が低いものは値段が安価になるわけです。
「細部まで拘らないから少しでも安く購入したい」という方にも安価で購入できるチャンスがある訳です。
カラットによる値段の違い
カラットは当然ではありますが、その数字が大きくなればなるほど高価になります。その値段は取り扱う業者によって違うため一概には言えませんが、「カラットが倍になれば値段も倍になる」というような単純計算で求められません。
一般的な商品であれば、より大きく、より沢山のものを買うと割引になったりする場合がありますが、ダイヤモンドの場合はカラット数が大きいものは希少価値が高いため、むしろ割高の値段設定であるこが主になってきます。
つまり、ダイヤモンド自体の希少価値が高いのと、相場変動によって値段が決まるという事になってきます。
宝石の場合は必ずしも大きければ大きい程きれいと一概に言えるものではありません。
指輪やネックレスなどの使用の目的に応じても変わってきます。
自分がどんなアイテムを必要とし、どんなカットバランスが理想なのかを考え、実際に見て判断し、気に入った物を探し出すのもダイヤモンドを購入する醍醐味かもしれません。
そんな事も楽しみながら様々なカットバランス等を見て判断してみてはいかがでしょうか。
結婚指輪のダイヤモンドの平均のカラット数は!?
誰もが憧れるダイヤモンドの指輪でのプロポーズ。
ですが、一体どれくらいの大きさのものを与えればいいのでしょうか。
結婚指輪の場合はどうやら大きければ大きいほど良いという訳では無さそうです。
市場の平均で言うと0.2~0.4ctの物が多く売れているとされています。
ダイヤモンドは大きくなればなるほど値段も増しますが、カットバランスも変わってきます。0.2~0.4ctは小さすぎず大き過ぎず、更にカットバランスもちょうど良くきれいな大きさだとされています。
見栄を張って大きすぎるものを買いすぎずに、実際に見て確認し、大切な女性に似合う大きさのものを探してみてはいかがでしょうか。
「女性の年はダイヤモンドですから」
ここで、多くの女性を勇気づけた言葉を紹介しましょう。
「女性の年はダイヤモンドですから」
これは故 川島なお美さんが発言した言葉で、女性は年齢を重ねれば重ねる程カラット数が増えて、輝きを増す存在であるという意味を込めた言葉です。
つまり、40歳なら40カラット、60歳なら60カラットと常に輝きを増して行ける…という意味です。
ただただ、歳を重ねて落ち込むのでは無く、この様な前向きな言葉に勇気づけられ、更に美を追求して輝けるようになる努力をしてみては?と多くの女性に投げかけた言葉なのかもしれません。
歳を取って落ち込んでいる女性がいたら是非この言葉を投げかけて見て、勇気づけてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ダイヤモンドは知れば知るほど魅了される輝きを持っています。
ダイヤモンドと言うだけで高価で手に入らないといった印象を持っている人が沢山いますが、そんな事も無く、ダイヤモンドへの知識を深める事で賢い購入方法ができ、思っているのよりも安価で手に入れる事が出来ます。
ダイヤの指輪のプレゼントといった夢の行動が誰にでもできるチャンスがあるわけです。
「ダイヤモンド」と言うネームバリューに恐れることなく、足を踏み入れて知識を蓄え、大切な方へのプレゼントとして考えてみてはいかがでしょうか。
女性のハートを鷲掴み出来ること間違いないでしょう。