誰もが憧れるダイヤモンド。
男性にとっては、いつかは女性にプレゼントしてみたい宝石であり、女性にとってはいつかは大切な方からプレゼントされてみたい憧れの宝石です。
ダイヤモンドというと皆さんが知っている知識では「カラット」という言葉が出てきます。
今回はダイヤモンドの「カラット」について紹介していきましょう。
ダイヤにおけるカラットの意味は重さ
「カラット」の意味は?と言うと皆さんは「大きさ」と答えます。この答えは半分正解で半分間違っています。
実際の所「カラット」とは「重さ」を表す単位になります。重くなればなる程表面積が大きくなるため「重さ=大きさ」という解釈になります。
この「重さ=大きさ」の原理からダイヤモンドのカット次第では、見た目が同じような大きさに見えても、カラットが異なる事があります。
ダイヤの1カラットは0.2g
「カラット」は重さを表す単位だという話をしました。ダイヤモンドの1カラットは0.2gと言われており、1カラットのダイヤモンドをラウンドブリリアントカットでカットした場合には直径6.52mm深さが3.94mmの大きさになります。
あまりイメージはしずらいかとは思いますが、婚約指輪等に埋め込まれているダイヤモンドの大きさで多いサイズが0.2ct~0.4ct位だと言われています。
つまり、0.2gと言っても1ctは思っているよりも大きいサイズになるのではないでしょうか。
ダイヤは、大きさと質とどちらを選ぶ?
ダイヤモンドは大きければ大きいほどきれい…と思われがちですが、ダイヤモンドの質を決める物に4Cと言われるものがあります。
4Cとは重さを表す「カラット(Carat)」透明度を表す「クラリティー(Clarity)」色合いを表す「カラー(Color)」輝き方を表す「カット(Cut)」の事を言い、一つ一つのグレードによりダイヤモンドの価格が決まってきます。
つまり、カラット数が大きくても残りの3つの評価が低ければ最高グレードの物よりも安価になると言うわけです。
1カラットの価格の相場では最高グレードの物と1番評価の低い物では約200,000円程の価格差が生まれます。
大きさを求める代わりに財政的な問題から他の評価の低い物を購入するのか、小さくてもグレードの高い物を選ぶのか、つまり大きさと質のどちらを求めるかがダイヤモンドを購入する際にとても悩む事です。
良く言われているのが、歳を重ねると大きさよりも質を求める様になると言われています。ダイヤモンドの輝きや大きさは年数が経っても変わりませんが、それを付けている指は年数に応じてシワが増えたりと、どんなにケアをしても変わってきてしまいます。
若い時の肌に艶がある時はカラット数の高い物を付けていても引けを取らなかったりしていたものが、歳を重ねるとどうしてもダイヤモンドに負けてしまったりしてしまいます。
その為、大きさよりも質を求める傾向にあるようです。
ダイヤモンドは高価な物です。簡単に買い換えたり出来るものではありません。今欲しいもの、今似合う物を購入することも勿論大切ではありますが、先を見据えて飽きない物を選ぶ必要もあります。
そんな場合には大きさよりも質を求め、手元を輝かせてくれるような良質な物の購入をオススメ致します。
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女性の年齢はカラットと同じ
ダイヤモンドの「カラット」という言葉を上手くつかったのが「女性の年齢はカラットと同じ」というものです。こちらは女優の川島なおみさんが女性に向けた言葉で、女性の年齢とカラットは同じで、歳を重ねただけ輝きが増すと言う意味です。
つまり、40歳なら40カラット、50歳なら50カラットと年齢を重ねることで自信を無くさずに、常に輝き続けていられると、世の女性たちに自信を持ってもらえるように投げかけた言葉ではないでしょうか。
手元には大きなダイヤモンドの指輪をしていても、それを付けている女性が自信を無くし、お洒落に無頓着になってしまったり、お化粧をしなくなってしまっては、折角のダイヤモンドが勿体なくなってしまいます。
いつまでも自信を持ち、きれいにい続けることを忘れないでください。
まとめ
ダイヤモンドは大きさが全てではありません。
カット1つをとっても光の入り方がかわり、透明度1つをとっても輝き方が変わり、色合い1つをとっても光の抜け方が変わってきます。
つまり、良質なダイヤモンドは大きさだけで決まらないという事になります。
指輪は手元を輝かせてくれるアイテムです。
手元の輝きはその付けている方の輝きに繋がります。
1カラットのダイヤモンドの重みを指元に感じながら、更に付けている方がダイヤモンドに負けないように輝き続けることで、お互いが相乗効果できれいにい続けられるのではないでしょうか。
そんなきれいな自分、きれいな大切な方の事を考えながらダイヤモンド選びをしてみてください。
必ずあなたに似合ったダイヤモンドが見つかるはずです。
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