ダイヤモンドを大切な方へのプレゼントとして、考えている方にとって、ダイヤモンドの相場などはとても気になる情報ではないでしょうか。
そんな方へのダイヤモンドの相場についてお話していきたいと思います。
ダイヤモンドの相場にも切り離せない4C
ダイヤモンドの相場を知る上でも切り離せないのが、ダイヤモンドの品質を表した4Cです。
こちらの言葉はダイヤモンドに興味がある方なら誰でも知っている言葉で、4つの頭文字がCから始まる言葉で出来た、ダイヤモンドの品質を表すものです。
では、4つのCには何があるのかですが、まずは「カラット」です。こちらの言葉はダイヤモンドにそこまで詳しくなくても知っている言葉ではないでしょうか。
次は「カラー」です。「カラー」とはその名の通り色合いを示します。ダイヤモンドは一見無色透明に見えますが、本当に無色透明なのはグレードの高いもので、それ以外は少し黄色みがかっていたりします。色合いに応じて品質のグレードをつけます。
次が「カット」です。「カット」とはダイヤモンドのプロポーションを指します。「カット」にも様々な種類があり、「カット」の仕方で光の入り方や出方が変わり、輝き方に影響してきます。
最後が「クラリティ」です。これは透明度を表します。ダイヤモンドには採掘時に出来た傷や元々ダイヤモンドの中に入っている内容物などが透明度を濁してしまいます。内容物や傷が無いものほどグレードが高くなります。
この4Cを査定し、グレードが決まり相場価格に繋がります。
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ダイヤモンドの相場価格を示す「ラパポート・ダイヤモンド・レポート」
ダイヤモンドを取り扱う会社としては世界最大手であるデビアス社が、ダイヤモンドの採掘量や流通するダイヤモンドの量を調整し、価格の急激な変動を抑え、ダイヤモンドの価格を維持し、価値の維持や管理を徹底しています。そのダイヤモンドの価格を月に1度発表しているものを「ラパポート・ダイヤモンド・レポート」といい、このレポートは、ダイヤモンドの大きさや品質ごとに1カラット換算の価格が一覧表になったものです。これが、世界中のダイヤモンドを取り扱う業者の価格に関する国際的基準となっています。
ダイヤモンドの相場は推移する
ダイヤモンドの相場は一定の価格を保っている訳ではありません。
先程話した4Cのグレードを基準に価格は常に変動しています。
このような状態は世界中でダイヤモンドの需要と供給が変動しているために起こる事で、それを先程話したデビアス社が流通を見ながら採掘量等を管理し、相場の変動を引き起こします。ですが、逆に考えると管理してくれていることで、価格が暴落することも無く、尚且つ品質が落ちることもありません。
このダイヤモンドの相場が推移するグラフを「ダイヤモンドインデックス」と言い、ダイヤモンドの相場を時系列であらわしています。
つまり、いつ値段が上がり、いつ値段が下がったかを見ることができます。
それを更に詳しく、グレード毎に表したグラフを「ダイヤモンドチャート」といいます。
これはダイヤモンドの4Cを基準としたグレード毎の価格の推移をあらわしています。「ダイヤモンドインデックス」よりも更に詳しい表という認識で間違いありません。
このようにダイヤモンドの価格は常に推移しています。
その推移を眺めているだけでも実は面白い事で、大切な方へのプレゼントが急いでないのであれば、その推移を観察し、低い時に購入する事ができればお得な買い物をしたということになります。
ダイヤモンドの相場を決める他のポイント
ダイヤモンドの相場の参考には「ラパポート・ダイヤモンド・レポート」という話をしました。
ですが、ダイヤモンドの相場をが決めるポイントはただのグレードや採掘量だけではありません、「流通」や「為替相場」も関係してきます。
「流通」とは、いわゆる需要と供給です。ダイヤモンドを必要とする人が世界に少なければやはり価格は低くなりますし、ダイヤモンドを必要とする方が多くいれば次第に希少価値が上がってきます。
「為替相場」はダイヤモンドが単純に世界で取引それている宝石な為、為替相場の変動で各国の価格も変動してきます。
「ラパポート・ダイヤモンド・レポート」は世界を取り巻くそういったダイヤモンドを査定し、価格表として算出されています。
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まとめ
ダイヤモンドを初めて購入する方にとって価格の推移を見る…といった事は難しいことかも知れません。
わからなければ1人で悩まずにダイヤモンドのブランドや、正規取扱店で相談し、知識を付けながら推移を観察し、良い質のダイヤモンドを購入するようにしてみてはいかがでしょうか。
そうして購入した物は必ずや大切な方も喜んでくれること間違いないでしょう。
大切な方への大切なプレゼントに是非怖がらずにダイヤモンドを選んでみてください。
良いプレゼントになる事間違いなしです。