名前: T・H様
年齢: 60代
所在地:八潮市
買取した商品:一角
買取した商品のご紹介
今回買取したのは一角という鯨類の角です。
通称ウニコール材といいます。
全長173㎝ 重さは3.4キロです
状態
根元の部分の状態は激しい損傷もなく状態がいいです。
左巻き螺旋状のひだ模様もしっかりと確認できます。
根元の部分は中空構造となっていて損傷も少なくきれいです。
根元の部分は変色も少ないです。
先端まできれいにまっすぐで大きな損傷もありません。
査定額
査定額は驚きの35万円です。
査定ポイント紹介
査定ポイントはなんといってもその稀少性にあり象牙などよりもさらに貴重です。
査定にあたって傷の有無や変色の状態も重要ですが何よりもポイントはその長さです。
今回のは1.75メートルで比較的長いことが高額査定につながりました。
ちなみに長いものは3m近いものもあるそうです。
今回のは根元の部分はそんなに太くはないのに高額査定はやはり貴重なものであるからです。
まとめ
ウニコールは江戸時代などは難病の漢方薬としても使用されていたそうでなんと同じ重さの金以上の価格で取引されていたそうです。
さらにヨーロッパでも貴重なウニコールは船乗りが持ち帰り王侯貴族に献上されていたとのことです。現在はワシントン条約によりイヌイットが食用とする目的以外の捕獲が禁止されています。
やはりその貴重なことから一角鯨の角は海外オークションなどでは美術品として高値で取引されています。ちなみに2.5mのもので100万の値がついたこともあるそうです。
ウニーコールといえば最大の特徴で魅力でもあるのが見ればすぐわかる左巻きの螺旋状のひだ模様です。セイウチの牙を使用した根付など見た目で判断難しいのもあります。
セイウチは結晶質の組織が内部にあるのでしっかり鑑定するとすぐわかります。
したがって昔からひだ模様を真似たものが沢山出回っておりますが非常に味があって機械や人工的に作って再現することは難しく本物をみて比べると一目瞭然です。
そのため根付師はフェイク対策としてその材質がウニコールであることを証明するために特徴であるその螺旋状の模様を一部残して彫刻したそうです。
そのように本物を中々お目にかかれない方もいるかと思いますが、当店では過去のウニコールの買い取り実績から自信をもって高額査定致します。
もし代々受け継いできた気になるものがあればご相談ください。もしかしたら本物のウニコールかもしれません。