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【キャッツアイ】宝石の高価買取なら買取のラフテル!価格相場や買取実績を徹底解説! - 買取のラフテル
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キャッツアイ宝石の基本的な情報
キャッツアイの宝石は、その神秘的な一条の光の筋が宝石・ルースの表面に現れ、さらに独特な輝きを持つ魅力的な宝石です。この記事では、キャッツアイの基本的な基礎的知識として、その定義や光学現象の仕組み、そして耐久性についてわかりやすく解説していきます。
また、それぞれの鉱物についてやキャッツアイ効果以外の光学現象などにも詳しく解説していきますので、最後までご覧になっていただきキャッツアイの宝石だけでなく、その他のスター効果(アステリズム)やシラー効果(アデュラレッセンス)などの光学現象も覚えていきましょう。
そしてキャッツアイ宝石の買取を検討されている方はもちろん、その魅力に興味がある方もぜひ最後までご覧ください。
キャッツアイとは果たして!?
キャッツアイとは、宝石・ルースの表面に現れる、猫の目のような一条の鮮やかな光の筋を持つ宝石の総称です。その神秘的な輝きから、和名では親しみを込めて「猫目石(ねこめいし)」、光学現象を指す用語としてフランス語に由来する「シャトヤンシー(Chatoyancy)」という言葉が用いられています。興味深いことに、これらの名称はいずれも、その特徴的な猫の目を連想させる光の筋から名付けられたと言われています。
このキャッツアイは、限られた特定の宝石にのみ見られる特別な輝きであり、その希少性もまた、人々を惹きつける要因の一つです。キャッツアイ効果を示す宝石はいくつか存在しており、特にクリソベリルは代表的な石であり、キャッツアイ効果がみられる中でトップクラスで高品質と言われています。そして、その神秘的な外観から、古代より魔除けの力を持つお守りとして、あるいは幸運を招く護符として、世界各地で大切に扱われてきました。その歴史は非常に古く、一説では数千年にも遡ると伝えられています。
キャッツアイ効果のある宝石の仕組みとは
キャッツアイ効果は、宝石内部に存在する針状の内包物(インクルージョン)が特定の方向に平行に並ぶことで発生する光学現象のことです。 宝石に対して光が入射し、内部で屈折や反射することでその光が1箇所に集まり、宝石の表面に一条の光として現れます。ちなみに内包物(インクルージョン)とは、宝石の成長段階で、他の鉱物が混じることやガスや液体が取り込まれてしまい生成されたものをいいます。
特に、宝石に丸みを持たせるカボションカットに研磨されたものほど、この現象が顕著に現れます。この神秘的な光の筋は、キャッツアイ最大の魅力です。宝石を傾けるたびに、表面をまるで生きている猫の目のように移動するため、「キャッツアイ効果」と呼ばれています。そして光の筋の鮮明さや動きは、宝石内部の内包物(インクルージョン)の種類や密度、配列方向によって繊細に変化するとされているのです。

キャッツアイのモース硬度と耐久性
キャッツアイ効果を示す宝石の種類によって、モース硬度と耐久性は当然異なります。モース硬度とは、鉱物の硬さを示す単位のようなもので、この数値が高いほど傷つきにくいことを意味しています。例えば、モース硬度最大の10は、非常に有名なダイヤモンド、そしてコランダムと言われる鉱物(サファイアやルビー)が9となります。
キャッツアイの種類でも鉱物によってモース硬度や耐久性は異なります。代表的なクリソベリルキャッツアイは、モース硬度が8.5と非常に高く耐久性も優れた宝石であり、ネックレスやブレスレットなどのジュエリーにも好ましいと言えるでしょう。
このようにキャッツアイの宝石を選ぶ際には、その種類に応じた硬度と耐久性を確認し、使用することも重要なポイントといえます。買取を検討する際にも傷や破片の有無で査定額に影響がでますので、モース硬度は高い方が高価買取に繋がる可能性があるともいえます。
キャッツアイの主な鉱物種類と違い
キャッツアイ効果は、限られた鉱物にのみ見られる特別な光学現象であり、非常に希少な種類の宝石となります。それぞれの鉱物によって、その特徴や希少性、そして買取相場も異なります。ここでは、キャッツアイ効果の示す代表的な鉱物とそれぞれの違いについて解説していきます。

クリソベリル
クリソベリルは、キャッツアイ効果を示す鉱物の中でも最も代表的であり、一般的にキャッツアイと言えば、このクリソベリルキャッツアイを指すほど高品質で評価の高い宝石として知られています。
黄色や緑色、褐色に蜂蜜色など豊富なカラーを持ち合わせているのも特徴の一つですが、なんと言ってもシャープで鮮明な光の筋はクリソベリルキャッツアイの最大の魅力といえます。そして、8.5のモース硬度で耐久性も優れています。
そのため、買取市場においてもクリソベリルキャッツアイは安定した需要があり、高値で取引される傾向にあり、透明度が高く、カラット(ct)の大きいものは高価買取も期待できるでしょう。
アレキサンドライト
アレキサンドライトは、クリソベリルの変種で知られており、光源によって色を変える変色効果(カラーチェンジ)という最大の魅力に猫の目のような光の筋を示すキャッツアイ効果を兼ね備えた非常に希少な宝石です。
『昼のエメラルド、夜のルビー』と言われるほど光源によってカラーを大きく変化させるものがアレキサンドライトキャッツアイです。その希少性の高さからアレキサンドライトキャッツアイは、買取市場に出回ることの少ない宝石で高価買取の可能性が非常に高い宝石の一つです。


トルマリン
トルマリンは、非常に多様なカラーバリエーションを持つ鉱物であり、その一部にはキャッツアイ効果を示すものも存在します。そのカラーとは、ピンクやグリーン、ブルーやイエローなどの地色が基準とされており、そこにクリソベリルキャッツアイよりソフトな柔らかい光の筋が現れるのが特徴的なのがトルマリンキャッツアイです。
他にもトルマリンキャッツアイの魅力として、多様なカラーからなる個性的な美しさではないでしょうか。買取市場において、希少な色合いは高い評価を得ることがあり、中でもパライバトルマリンのキャッツアイは非常に希少とされており、高い金額で買取される可能性があります。
アパタイト
アパタイトは、パライバトルマリンをはじめアクアマリンやトパーズ、ペリドットなどさまざまな宝石と見間違えられるほど多彩な色を持つ宝石で知られています。特に、パライバトルマリンはネオンブルーと見た目が非常に似ており、専門知識がない買取業者のスタッフではパライバトルマリンの偽物として疑われる可能性もあるとのことです。
アパタイトキャッツアイは、キャッツアイの代表でもあるクリソベリルキャッツアイと比較するとシャープさは劣りますが、アパタイトキャッツアイならではの優しい光沢感や地色が放つ素材の輝きが特徴的です。また、クリソベリルキャッツアイは8.5のモース硬度があるのに対し、アパタイトキャッツアイは、5のモース硬度と宝石界でも

キャッツアイ宝石・ルースを高価買取で売るための秘訣
宝石の表面に神秘的な一条の光が現れるキャッツアイの宝石・ルースは、その希少性と美しさから、高額で買取されることが期待できる魅力的な宝石といえます。その魅力を最大限引き出すことが、高価買取で売るための秘訣となります。
高価買取に繋がる重要な秘訣はいくつかあり、ここでは4つのポイントについてご紹介し、お手持ちのキャッツアイの宝石・ルースが納得のいく高価買取に繋がる具体的な方法を徹底的に解説してきます。まずは、一つずつみていきましょう。
日頃のお手入れと保管方法
キャッツアイの宝石は、その美しさを保つことが高価買取に繋げる重要なポイントとなります。その美しさを保つためには、日頃から丁寧なケアと適切な保管方法が重要です。
キャッツアイの宝石やジュエリーは、使用していると表面に油分や汚れが付き輝きを無くす原因となるため、定期的に柔らかい布で優しく拭く習慣をつけておきましょう。宝石を綺麗にする手段として、超音波洗浄機などもありますが宝石の種類によっては、適していない場合がありますので、宝石に詳しい専門家に相談をしてから決断することをオススメします。
保管時は、宝石同士でぶつかり合うことを避けるよう個別のケースなどに入れて保管すると傷をつける可能性が低くなります。また、直射日光などで宝石を傷めてしまう恐れもあるのでその点も注意して保管しキャッツアイ本来の美しさを保ちましょう。

鑑別書とその他の付属品
キャッツアイなどの宝石・ルースには、鑑別書というものが存在します。その宝石の価値を証明する上で鑑別書・鑑定書は非常に重要です。信頼できる第三者機関が発行する鑑別書は、宝石の種類や品質(カラー、クラリティなど)、そしてカラット数(ct)やキャッツアイ効果の有無などを明確に示しており、買取業者にとって査定の信頼性を高める大きな要素となるのです。
さらに、購入時の箱や保証書が揃えてあると正規品であることを証明する要素にも繋がるので、買取価格が高くなる可能性が上がります。ですので、付属品はできる限りなくさず捨てずにとっておきましょう。
相場を把握しておくことの重要性
ご自宅に眠っているキャッツアイの宝石を適切な金額で買取をするためには、事前に買取相場や市場価値などを把握しておくことをオススメします。インターネットの情報や買取業者の情報を参考にある程度の相場を知ることで、後悔のない取引に繋げることができるはずです。
特にキャッツアイには、種類がありクリソベリルやアレキサンドライト、トルマリンにオパールなどで価値が変わり、さらにカラット数(ct)や透明度などの品質によって大きく変わります。類似する宝石や条件で取引した過去の事例などを参考にすることで、不当な安値での買取になることが少なくなります。相場感や過去の取引事例などで情報を把握し買取を進めていきましょう。
複数の買取業者に見積もりを依頼する
高価買取をする上で宝石関係なく重要となるのが、複数の買取業者に見積もりを依頼することです。そもそも宝石を鑑定する上で、専門のプロスタッフが鑑定してくれるのかが重要です。一社で決めた時、専門でなかった場合不本意で低い金額で取引してしまう可能性がでてきます。
それぞれ買取業者では、査定基準が異なれば専門であるかどうかも異なるため、査定した際の提示金額が変わります。そのため、複数の業者で見積もりを出すことで比較し検討することができるのです。
店舗での買取に加え、宅配・出張・オンラインといった豊富な査定方法を利用することができます。そこで重要なポイントなのは、手間を惜しまずに複数の業者から見積もりを取り、最も高い金額を提示した業者を選ぶことで、後悔のない取引を実現することです。
買取のラフテルでの「キャッツアイ」宝石・ジュエリーの買取実績をご紹介
買取のラフテルでキャッツアイ効果(シャトヤンシー)の宝石やジュエリーを買取した実績をご紹介していきます。今回は、3つにピックアップし紹介しておりますが、HPのブログではキャッツアイだけでなく、エメラルドやダイヤモンド、サファイアなど他の宝石の買取した実績や詳細がございます。
現在買取をしたい宝石の種類やジュエリーの製品とHPの情報一覧を比較し、適切な方法で査定してみましょう。

O様(50代・青森県)
アレキサンドライトキャッツアイの宝石が中央に1.038ct、その周囲にダイヤが1.38ct付いているリングの買取実績となります。お母様から頂いたリングでしたが10年以上使用しておらず、今回査定にお持ち込みしていただいたケースです。
ダイヤの内包物(インクルージョン)が多いのですが、アレキサンドライトキャッツアイが非常に綺麗な状態であり高い評価となりました。また、裏部分には少し擦り傷があるものの比較的綺麗な状態を保たれていました。
お客様自身で買取前に中古市場をリサーチしており、5万程度と予想していたので査定金額を提示した際に、大きく喜ばれていました。

K様(40代・東京都)
クリソベリルキャッツアイのジュエリーリングの買取実績です。こちらは、カボションカットというカッティングが施された宝石にプラチナとゴールドの貴金属が使用されていました。
クリソベリルキャッツアイの評価として、キャッツアイ効果(シャトヤンシー)がくっきりしっかりと見えることが重要です。透明度や内包物(インクルージョン)が少ないものほど高い評価を得られ、買取金額が高くなります。
今回のリングは、メイン貴金属としてPt900、そしてポイントごとにK18が使用されておりました。デザインやブランドによって価値に変動がでるので、保証書などがあるとより買取価格が変わる可能性があります。

O様(70代・千葉県)
アレキサンドライトキャッツアイのジュエリーリングの買取実績です。変色効果(カラーチェンジ)が最大の魅力でもっとも評価されるアレキサンドライト。鉱物クリソベリルの変種で知られており、世界三大希少石とも言われその価値は宝石界では、TOPクラスとされています。
そんなアレキサンドライトとキャッツアイ効果(シャトヤンシー)の組み合わせは、ほとんど市場に出回らないとも言われているほどです。
宝石は、カラット数(ct)も高額買取に繋げるポイントの一つ。今回のアレキサンドライトキャッツアイは、総カラット数(ct)がなんと4,78ctでした。
中央のアレキサンドライトキャッツアイと周りには、アレキサンドライトが一周配されている上品で豪華、そして神秘的なリングでした。
まとめ
この記事では、神秘的な輝きを放つキャッツアイの宝石について、その鉱物学的分類から、様々な種類に見られるキャッツアイ効果、そして宝石に現れる多彩な光学現象に至るまで、あらゆる視点から深く掘り下げてご紹介してきました。
宝石の市場において、一般的に内包物(インクルージョン)は評価を下げるポイントとなることが多いのですが、キャッツアイ効果やスター効果、変色効果(カラーチェンジ)といった特殊な光学現象を生み出す特定の内包物(インクルージョン)は、その希少性から高額買取に繋がる可能性があることをこの記事でご理解いただけたと思います。
お手持ちのキャッツアイ宝石やジュエリーの価値を正確に評価するためには、カラット数(ct)はもちろんのこと、その産地や透明度、そして研磨におけるデザイン(カット)などが非常に重要なポイントとなってくるのです。さらに、宝石を使用したネックレスやブレスレット、リングなどのジュエリー製品においては、ブランド(ティファニー、カルティエ、ブルガリ、ハリー・ウィンストン、ヴァンクリーフ・アーペル)の種類や使用されている地金(プラチナや金)の種類や純度、そして他の宝石との組み合わせなども重要であり、これらが組み合わさることで査定額が変動し高い金額での買取に繋がる可能性があるのです。
もちろん、宝石・ルースの状態が綺麗であることや鑑別書や保証書などの付属品の有無は、買取をする上でとても重要なポイントです。これらの情報をしっかりと把握することが買取価格をあげる秘訣であり、信頼できる買取業者を選ぶことがキャッツアイを適正な価格で取引することに繋がります。
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