象牙製品の買取には「特別国際種事業」の登録が必要となります。
この登録は、種の保存法に基づき制定されているものです。
ラフテルでは「特別国際種事業」の登録がありますので、今回のような象牙製品でもお買取りすることが可能です。
買取した商品のご紹介
今回ご紹介する象牙製品は、こちらの「麻雀牌」です。
こちらの麻雀牌は、鳥取県に住むお客様よりお買い取りさせていただきました。
象牙の麻雀牌 査定ポイント
さっそくですが、象牙の麻雀牌の査定ポイントをご紹介いたします。
真贋
まず初めにするのは真贋です。
なぜならば、象牙の麻雀牌には偽物も多く存在するからです。
象牙製品は、象牙だと偽り販売されていた物が多くあります。
偽物に多いのは骨材で出来たものです。
骨材だと分かり購入されているものでしたら良いのですが、悪徳な業者に騙されて象牙だと思い込み購入してしまった方も多くいたようです。
これは麻雀牌だけでなく、ネックレスなどの装飾品も同じです。現在とは違い、象牙の人気も価格も非常に高かったが為に、偽物も多く出回っていました。
その為、象牙の麻雀牌の査定依頼が来た際にはまず本物か偽物かを調べます。
今回の麻雀牌はしっかりと象牙で出来ていた為、お買取りの対象となりました。
割合
次に確認するのは、象牙の割合についてです。
象牙の麻雀牌は、象牙の使用量によっても大きく価値が変わります。
一番価値が高いのは、無垢(むく)と言って、牌全体が象牙のものです。
また、点棒やサイコロなどの付属品も象牙であれば尚、価値が高くなります。
さっそく今回の麻雀牌を見てみましょう。
今回の麻雀牌は無垢ではなく背丈というものでした。
その名の通り裏面は竹で出来ているものです。
また、点棒やサイコロについても残念ながら象牙製ではありませんでした。
点棒は骨材、サイコロはプラスチック製です。
象牙の割合になるので、牌一つ一つも重さと大きさも査定ポイントとなります。
状態
そして、最後に状態についてみていきましょう。
まず、牌全体を見てみると、牌が一つ不足しています。
残念ながらこちらはマイナス査定となってしまいます。
次に牌の表面を見てみます。
古いお品物になるので、表面が少し変色してしまっているのがわかります。
こちらも、美品の物に比べてしまうとマイナスの査定となってしまいます。
ラフテルでの査定
以上の査定ポイントを踏まえ、今回の査定額は10万円となりました。
冒頭でも申し上げましたが、象牙製品の買取には「特別国際種事業」の登録が必要となり、ラフテルでは登録をしておりますのでお買取りをすることが可能です。
現在、象牙製品の売買をしている業者が減ってきており、今回も近所になくて調べたらラフテルが出てきてご連絡に至って頂けたそうです。
ありがとうございます。
鳥取にお住まいということでしたので、LINE査定と宅配買取をご利用頂きました。
ラフテルの査定は、ご来店査定・LINE査定・メール査定・出張査定から選べます。
お買取りは、ご来店買取・宅配買取・出張買取がございます。
お客様に合った方法で是非ご利用ください。