珊瑚の置物にも大小様々な大きさがあります。大きいものである場合高い物で数百万円台の金額で買取されたりする場合もあります。
小さいものでも珊瑚の種類によって思っていた以上の買取価格が付くこともあります。
今回は小さいものでは一体どれくらいの金額でか買取されるのかを説明していきましょう。
実際の買取事例
実際の例を見ながら珊瑚の置物の査定基準や買取価格などを紹介していきます。
珊瑚(サンゴ)置物
21.6g
買取価格 20,000円
こちらの商品は置物の中でも小さく、21.6gと言うものでした。
持ってこられたお客様も祖父が購入したそうで、一体何のために購入したのかがわからなかったそうです。
珊瑚の買取の査定基準は先程話をした大きさ以外には、珊瑚の種類が上げられます。
珊瑚の種類は大きく4つに分けられます。
1番安価なもので上げりるのが白珊瑚です。
見た目で分かる通りきれいな白色をしており、アクセサリーなどにもよく使われている珊瑚です。
白珊瑚の次に安価なのが桃色珊瑚です。桃色珊瑚は温かみのある色合いで置物などによく使われる珊瑚です。
次に紹介する赤珊瑚から、買取価格に大きな差が出てきます。赤珊瑚はきれいな赤色をしており、アクセサリーを始め、様々な物に多く使用されており、赤珊瑚で出来た物は高額な査定額がつきます。
最後に血赤珊瑚です。こちらが珊瑚の中でも最も希少価値の高い種類とされており、高額査定が付きます。
赤色珊瑚と血赤珊瑚の色の違いは血赤珊瑚の方に少し黒みがあり、血色をしています。
どちらも単体で見る限りでは色の違いは分かりかねますが、並べて見るとハッキリとした違いがわかります。
今回のお客様がお持ちになった商品は色合いからすぐ分かるように、置物でもよく使われている桃色珊瑚珊瑚と判断させてもらいました。
他にも大きさなどからも査定をし、買取価格を20,000円と提示し、相場的な話もさせてもらっ上で納得をしてもらいました。
今回は上記でも話したとおり、珊瑚の査定基準の要は種類になります。
こちらの商品が血赤珊瑚や赤珊瑚であった場合はた買取価格も大きく変わったのかもしれません。
珊瑚買取りに出す主な理由は
お客様が珊瑚の買取りに出す理由は様々ですが、買取りに出されたお客様に話を伺うと、様々な人情劇であったり、その方や家族の背景が映し出されます。
多い理由がやはり不要になったからという理由ですが、お客様の手元に来るまでの流れを調べると、お爺様やご先祖様がどうゆう思いで手に入れたか等とても興味深い話が多くあったりもします。
珊瑚は元々厄除けの意味合いや縁起物の意味合いを成しており、昔の方にとっては大事にされていた物でした。ですが時代が経ち、珊瑚よりもダイヤモンドや金などの鉱物の方にスポットライトが当てられるようになり、珊瑚への関心が薄くなっしまい、家にあっても忘れられてしまっている事が多くなってしまいました。
そんな珊瑚を先祖の方々が大切に保管していたものを相続し、不要になったと言うことで買取り出す方も多くいます。
ですが、買取りに出す際に珊瑚の説明を受け、珊瑚の魅力をしり、改めて自分の好みの珊瑚アクセサリーや置物を購入するという方も多くいるのが事実です。
家に「もしかして珊瑚?」と思う物があれば恥ずかしがらずに珊瑚買取に持ち込むことをオススメ致します。実際に査定を受けて買取に出さないとしても、御先祖の方々が大切にしてきた物などの価値を知ることはまた大切に保管する良い気持ちの繋がりになるのではないでしょうか。
珊瑚に込められた力
珊瑚には魔除けや縁起物のの意味合いがあるという話はさせて貰いましたが、もっとも有名なのは「珊瑚→産後」の語呂合わせから、子宝や安産などの祈願にも使われます。
江戸時代の頃には嫁に行く娘に母親が子宝に恵まれるようにと珊瑚を持たせていたという事実もあったそうです。
魔除を始め、子宝などと珊瑚には様々なパワーが込められています。
大切な方への魔除の意味を込めたプレゼントや家内の安全の祈願に珊瑚の置物などを購入するほも良いかもしれません。
またそれを、子や孫達へ継承していくのもオススメです。
いつかはもしかしたら買取りに出される事もあるかもしれませんが、思いを込めて購入した珊瑚は必ずや、買取りに出されるまでの間御家族の安全を守ってくれるに違いありません。
まとめ
珊瑚は大きさに関わらず、持っていた方の思いが詰まっているものです。買取りに出した際にも、納得のいくお値段で査定してもらう為にも、日頃の保管方法や手入れ方法を見直してもらえたらと思います。
珊瑚を買取りに出す際の納得のいく値段での取引の近道はお客様が自身にも知識を付けて貰うことです。
珊瑚の魅力にも触れてもらい、少しでも興味を持って頂けたら幸いです。