珊瑚アクセサリーというと直ぐに思いつくのは指輪やネックレスではないでしょうか。
珊瑚で作られたネックレスはファンも多く、多くの女性に愛用されています。
今回はそんな珊瑚のネックレスの買取価格を紹介していきましょう。
実際の買い取り事例
珊瑚(サンゴ)ネックレス
K18 9.5g
枝 44.3×6.2mm
S 23,000円
買取価格 29,500円
珊瑚のネックレスは様々なバリエーションがあり、デザインも豊富にあります。
例えば、同じ種類の珊瑚だけで作られた物もあれば、数種類の珊瑚を組み合わせて作られた物や、トップの形などです。
珊瑚の種類は大きく4つに分けられ、最も希少価値が高く高価なのが、「血赤珊瑚」と呼ばれる物です。きれいな赤色の中にも黒みを帯びており、血の色に似ている事からそのような名前が付けられました。ネックレスの珊瑚全てがこの「血赤珊瑚」で作られているものだと、金額もとても高価になります。
次に希少価値が高いのが「赤珊瑚」と呼ばれるものです。「赤珊瑚」は「血赤珊瑚」に比べると明るめの赤色をしているのが特徴的です。
どちらの珊瑚も単体で見るとわかりずらいのですが、並べてみると色の違いがハッキリわかります。
次が「桃色珊瑚」です。きれいな桃色をしており、アクセサリー以外にも置物に使われているのが特徴的です。
最後が「白珊瑚」です。パールの様なきれいな白色をしており、アクセサリーとして多く使用されており、敢えて「赤珊瑚」などを選ばずに「白珊瑚」を選ぶ方も多くいます。
先程も話しましたが、ネックレスの全ての珊瑚を「血赤珊瑚」で作られているものはとても高価ですが、トップの部分だけを「血赤珊瑚」や「赤珊瑚」で周りを「桃色珊瑚」や「白珊瑚」で作られているものであれば少しリーズナブルな価格帯になります。
今回の商品は首周りの部分が「桃色珊瑚」で出来ており、トップの部分が「赤珊瑚」で作られていました。
トップは赤色はしていましたが黒みが無く、きれいな明るい赤色だった為に「赤色珊瑚」としての査定となりました。
種類以外で判断基準にされるのが、アクセサリーの状態です。せっかく「血赤珊瑚」や「赤珊瑚」を使っていても傷やくすみ等があり、艶が無い状態だと査定額にも響いて来ます。
今回の商品は色艶もとても状態が良く、高評価での査定をする事が出来ました。
上記の事を踏まえ、相場的な事も話し、買取価格の29,500円にお客様には納得をして貰うことが出来ました。
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珊瑚ネックレスの手入れ方法
珊瑚は水や酸に弱いという特性があります。
つまり、人の首元に付けるネックレスは、汗などに触れ、珊瑚の苦手な状態に晒されるわけです。
では、どういった手入れや保管をすれば良いのかを紹介致します。
使用後は柔らかい布で優しく拭く
珊瑚は水や酸に弱いという話をしました。
珊瑚のネックレスの場合、汗をかいてなくとも案外酸に触れていたりするものです。
使用後は保管する前に柔らかい布で優しく拭き、付着した物を拭うように心掛けましょう。
その時の注意点ですが、珊瑚は硬度が低い為に、傷が付きやすいという特性があります。
力いっぱい擦ると傷がついてしまう恐れがある為、注意するようにしましょう。
艶が無くなった場合の対処法
どんなに大切に扱っていても長い間使用していればどうしても艶が無くなってきてしまったり、光沢が薄れてきてしまいます。
ではそのような場合にはどうしたらよいのかと言うと、ポリマールなどの艶出しの布で磨くことです。
超微粒子の研磨剤が入っているため珊瑚を傷付けることなく磨く事ができます。
ですが、ほんの些細な傷も許せない…といった神経質な方にはオススメはできませんので、そういった方は専門業者の方に相談する事が間違いの無い選択だと思います。
保管はケースか袋に入れて
珊瑚を保管する際にはケースにいれるか密封できる袋に入れて保管する事をオススメします。
珊瑚は使用以外では余り空気に触れないようにする事で、長い間の品質を保つ事ができます。
空気に触れるということはどんなものでもそうですが、経年劣化を早めてしまいます。
大切な物であれば尚更長くきれいな状態を保ちたいものです。
少し面倒でも使用後は柔らかい布で拭きとり、ケースや袋で保管をするように心がけましょう。
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まとめ
珊瑚のネックレスは色合いからも、装着しているととても存在感があります。
ですが、存在感があるからこそ、きれいな状態で使用したいものですよね。
日頃の手入れを大切にする事で、きれいな状態で使用でき、尚且つ不要になった際に買い取りにだした場合にも高額で買い取って貰えます。
日々の努力があなたの財産になる事を踏まえて大切に使用してみてはいかがでしょうか。
珊瑚は生き物です。必ず、大切にしてくれた恩を返してくれる事に間違いないでしょう。