宝石珊瑚は血赤珊瑚、赤珊瑚(地中海珊瑚)、桃色珊瑚、白珊瑚と様々な種類があり、宝石として、指輪やペンダントやピアス、ブローチや帯止めなどとして販売されています。
その宝石珊瑚は、現在年々値上がりしており、高額で買取をされています。
では、その中で一番高級な珊瑚はなんなのか?高く売る方法はないのか?など、宝石珊瑚についてまとめました。
高額な珊瑚が高額に売れてしまう方法がたくさんありますよ。それではご紹介しましょう。
【珊瑚買取】血赤珊瑚が最も高い
最初に結論を言うと、最も高額で売られる珊瑚は血赤珊瑚です。
大きさで値段が上下するのはもちろんですが、
- 深い色味程美しいとされている
- 採取量が少ない=市場でもあまりお目にかかれない希少性
この2つが大きく関わってきます。他にもキズ、色むら、白濁、ヒビの有無により、ランクが分けられていき、最終的な値段が決定します。
美しいものやレアなものは高く売れる、それには納得できますよね。
血赤珊瑚は、
- ランクが高いものは、黒くも赤くもあり、血のような深い色をしているのが特徴です。
- 高知県近郊で採取されます。色味が非常に美しいため、海外に大量に輸出され、採取りょうも少ないことから非常に希少です。
日本は加工技術も高いため、最高級グレードと認められています。
この2つが特徴で、「色味の深さ」「希少性」ともにクリアしています。
血赤珊瑚は美しく、人気があるにも関わらず採取量は少なく希少なため、高額で買取がされるのです。
珊瑚の形においても
玉(ボール型)→カボションカット(楕円型)→ドロップカット(雫の形)→その他四角や三角、細長い形
の順で高く買い取られます。やはり玉(ボール)の方が見栄えが良く、キレイなので高級品として買取をされます。
【買取価格は3桁を超える血赤珊瑚】
買取額は、色味と希少性、そして形やキズの有無などで大きく変わることがわかりましたよね。
それでは本題の、血赤珊瑚の買取価格です。その他の珊瑚の買取価格についてもお伝えしていきます。『700万円⁈赤珊瑚の値段って一体いくら?』も合わせてお読みください。
血赤珊瑚の買取価格
30年以上前に購入したものでさえ、大玉の指輪で100万円という驚きの価格です。
3桁を超えるというのは驚きですね。
ちなみに、その他の珊瑚の買取価格は、
その次に桃色珊瑚、白珊瑚の順で買取額は下がっていきます。
しかし、血赤珊瑚ではなくても、希少ゆえに高価に買取がされるので1度見積もり査定に行ってみてくださいね。
「思った以上に高く買い取ってもらえた」
という声も見られましたよ。
高く買取ってもらうコツは
血赤珊瑚や赤珊瑚は高額で買い取られます。でも、もっと高く買い取ってもらえる方法があるのです。
高く買取ってもらうコツ
①出張買取を依頼しましょう
珊瑚は植物ゆえに非常に柔らかく、キズがつきやすいです。「持っていく途中でキズがついてしまった」「宅配で買取をしてもらったら事故で大きなキズがついた」なんてことも考えられます。
それを防ぐためにオススメなのが出張買取を依頼することです。鑑定士が自宅まで査定に来てくれるので、傷がつく心配がありません。また、交通費もかからないというメリットもあります。
査定をする時は、出張買取を利用することをおすすめします。
②手入れを定期的に行いましょう
やはり、キズがついていたり、汚れていると買取価格は下がってしまいますよね。宝石は新品に近い状態ほど高く売れるので、定期的に手入れを行いましょう。
手入れのコツは非常に簡単です。セーム皮やメガネ拭きなどで優しく拭いてあげることです。
もっとベストな状態ししたい!という人は、チャック袋やジップロックなどで、密閉してあげましょう。そうすることで、酸化も防げます。より、キレイな状態で保管できます。
また、基本的なことですが、
- スポーツするとき
- 水仕事をする時(料理や手を洗う時)
- お風呂の時
は外しておきましょう。『価値が急落⁈絶対に行っておくべき珊瑚の手入れとは』にも書いてありますが、珊瑚は汗や水分に弱く、酸化すると白くなってしまいます。
③付属品を揃えておきましょう
付属品の箱・鑑定書・保証書を査定時まで残しておけば、より高額で買い取ってもらえます。
捨てずに保管しておきましょう。
④早めに買取を依頼しましょう
珊瑚は、酸化に非常に弱い宝石です。
空気中の水分を吸収してしまい劣化が進みます。しっかりと保存していてもやはり時間が経つと、買取価格は下がてしまいます。それならば、早めに売ってしまいましょう。
そうすることで、より高い金額を手にすることができます。
⑤しっかり比較して良い買取業者を選びましょう
方法は、LINEやメールで写真を送って査定をすることです。非常に簡単ですよね。
写真を送ることにより、保存状態、大きさ、キズの有無などが伝わるので、正確な査定額がわかります。写真を送ることにより、保存状態、大きさ、キズの有無などが伝わるので、正確な査定額がわかります。
メールならコピー&ペーストで送信できるので数分で済んでしまうのも大きなメリットです。また、その時の対応でどんな業者なのかも知ることができますよ。加えて、宅配での買取も『【所用時間3分】宅配で珊瑚買取をしてもらう方法』も合わせて読んでおきましょう。
⑥資格を持った鑑定士がいるところを選びましょう
中には鑑定士を雇っておらず、知識を持ったスタッフが鑑定をすることもあります。しかし、宝石の鑑定には、「G.G(Graduate Gemologist)」「JBSジュエリー鑑定士」「FGA(Fellow of the Gemmolongical Association)」「DC(Diploma of CGL
」
など様々な資格があります。
これらの中には世界的に認められており、780時間、期間で言うと半年以上学校で学ばなければならないものもあります。
半年間、座学だけでなく、鑑別実習も行うのでしっかりとした知識と経験がつきます。
半年間もしっかりとした学校で宝石の鑑定について知識を深めて、実習をしている鑑定士と、知識はあるものの実習はしていないスタッフでは、査定の際に大きな違いがでてきますよね。
経験の違いから、査定額にも違いがでる可能性もあります。
高く買い取ってもらうためにも、しっかりと知識と十分な鑑別経験を持って査定してくれる鑑定士がいる買取業者を選びましょう。
⑦キャンペーンを利用しましょう
宝石の買取業者の中には、メールなどで見積もり査定をすると、10%査定額をアップしてくれるところもあります。
月によってキャンペーン内容が変わるお店もあります。
中には商品券1万円分プレゼントという、大変お得なサービスをしているところもありました。
宝石を売るとなると、買取額も20万、100万と非常に高額になりますよね。そこに10%上乗せがあると、110万も手にすることができるんです。
キャンペーンをしているところで査定を依頼して、より高額に、お得に買取ってもらいましょう。
【まとめると】
最も高級に買取されるのは血赤珊瑚です。美しさと海外に大量に輸出されたこと、採取量が少ないことで希少なものとなっています。珊瑚は色味や希少性、キズや色むらや白濁などの有無、形によって買取の価格が決まります。
血赤珊瑚の買取価格は100万を超えることもあります。少々安価になっても、20万~50万。小さなイヤリングでも9万と、とても高額で買い取ってもらえます。他の種類では、赤珊瑚が3万~89万で買取可能です。
高く買い取ってもらう方法は様々です。
「キズがつかないように出張買取依頼をする」「メガネ拭きなどで優しく拭いてジップロックで密閉して酸化を防ぐ」「水に触れさせない」「付属品や鑑定書、箱も残しておく」「だんだん劣化していくので早めに売る」「メールで多数の業者に見積もり依頼して比較する」「資格を持った鑑定士に査定をお願いする」「10%アップなどのキャンペーンをしている店舗で査定をする」
以上の点を参考にして、高額で買取してもらえる血赤珊瑚、もしくは他の珊瑚を、よりお得に売っていきましょう。
それだけで手にできる金額にも大きな違いがでてきますよ。