ここ数年、宝石珊瑚へ注目が集まっています。昔からあるものなのになぜ今頃?と思われる方も多いでしょう。数年前には中国の漁船が宝石珊瑚の密漁目的で小笠原諸島や伊豆諸島周辺に出没しているというニュースを頻繁に耳にしましたよね。なぜ今になってこんなに宝石珊瑚が注目されているのか。
珊瑚の買取価格が高い理由は「珊瑚バブル」
ここ数年景気の良い中国で富裕層が増えたことも一因とされており、宝石珊瑚が投資対象となり宝石珊瑚の価格が高騰しています。
日本産の珊瑚は品質が良く、中国では高値で取引され、日本珊瑚商工協同組合によると、「宝石珊瑚」とも呼ばれる赤珊瑚の卸値は『700万円⁈赤珊瑚の値段って一体いくら?』でも記載があるように、10年で約5倍に上昇。平成24年の平均取引額は1キロ約150万円で「金より高値で取引されることもある」(同組合)そうです。まさに「珊瑚バブル」の様相です。
引き続き2017年もこの珊瑚バブルは続くと予想されていますが、最大のマーケットである中国の景気に左右される可能性もあるので中国経済の動向に注意しながら見て行きたいところです。
宝石珊瑚を買取してもらうためのポイント
そんな価値が出てきている宝石珊瑚。ご家庭にある不要になった珊瑚を売りたいと思っている方もいらっしゃると思います。
今回はそんな方のために、高い価格で買取りをしてもらうためのポイントをご紹介したいと思います。
宝石珊瑚ってどこで売れるの?
宝石になるので買取もしてもらえる宝石店、また珊瑚専門店もありますが、高級ブランド買取店、宝石買取店、質屋であればたいてい買取に応じてもらえます。合わせて『”騙されないで‼︎”偽物珊瑚の見分け方はたったコレだけ』も読んでおきましょう!
またネットオークションでも売買されていますが、宝石珊瑚の相場観がわかっていないと失敗してしまうリスクが大きいことが多いのであまりオススメできません。
最近は買取業者も増えてきていて、どんな業者を選んだらよいのか迷われている方も多いと思います。そんな時はまず買取業者のホームページを見たり問い合わせをするなどして、専門の鑑定士がいるか確認しましょう。
宝石珊瑚だけに限らず宝石全般に言えることですが、宝石をなるべく高額で買い取ってもらうためには専門の鑑定士に査定してもらうことが必須です。
経験豊富な鑑定士なら宝石自体の知識や価値だけでなく市場相場も考慮した上で適正な買取価格を提示してくれます。
【珊瑚価格】売買されている宝石珊瑚の種類
赤珊瑚(査定評価:最高)
赤珊瑚の中でも血赤珊瑚といわれる赤黒い色の珊瑚が価格として最高級品といわれています。現在では採取量も少なく希少価値という面で人気も高い珊瑚です。
地中海珊瑚(査定評価:高)
一般に「サルジ」と呼ばれている種類です。成長が早く、あまり大きくなりません。『人気も価格も上昇中!150万で買い取られる宝石、地中海珊瑚』の記事にも記載ありますが、この珊瑚は赤珊瑚に似ていて、人気も高く、中でも赤黒い色のものは高級品として取り扱われています。
桃色珊瑚(査定評価:高)
日本近海の広い範囲に生息している種類で、その中でも高知県沖で採取されるものが色、品質共に人気があります。色は、ほのかなピンク色からオレンジ、桃赤と呼ばれる赤珊瑚に近い色を持つものまで幅広くあります。「お月さんももいろ」と言う桃色珊瑚のお話の童話もある程、昔から人々に人気のある珊瑚です。
ピンク珊瑚(査定評価:中)
一般的なのが、深海珊瑚と呼ばれる種類です。東シナ海、ハワイ沖の1200m以上の海底に生息しています。白色にピンク色が混ざった模様を持ったもの、ピンク色に赤色が混ざったい模様を持ったものなどがあります。他の珊瑚に比べ多く生息している、深海から引き上げる時に亀裂が入るなどで比較的安い価格で取引されています。
白珊瑚(査定評価:低)
象牙色を持ったものは、希少性が高く、細工がより際立ち仕上がりの美しさから高値で取引されます。
黒珊瑚(査定評価:低)
この珊瑚は宝石珊瑚ではなく、造礁珊瑚(珊瑚礁)に分類されます。
ハワイでお土産として販売されています。
【高価買取ノウハウ】少しでも高く売るためにお手入れをする
コンディションの善し悪しは査定価格に大きく影響し、当然、きれいな状態の宝石珊瑚の方が高値が付きます。
日頃からお手入れを欠かさないようにしましょう。
*珊瑚の価格を下げてしまわぬよう気をつけましょうね。
使った後は必ず毎回、乾いた柔らかい布で拭きます。専門店でお手入れをお願いするのもよいです。
また普段からの扱いで気を付けて頂きたいことは、宝石珊瑚は、水や汗など酸性の物に弱いので、お風呂や温泉、プール、調理する際は必ず外してください。人間の汗は酸が含まれていますので身につけた後は、乾いた布で拭くようにしてください。
保管する時はビニール袋など密閉できるものに入れて他の宝石とは別に保管します。
その他最後に気を付けたいこと
保証書や鑑定書、ケースなど附属品があれば揃えておきましょう。なくても買取に応じてもらえることもありますが、あったほうがよい査定価格が付きやすいです。
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買取業者のご紹介
オススメの買取業者をご紹介します。ぜひ業者を選ぶ際の参考にし、納得のできる買取業者を見つけてください!
1.ラフテル
2.リファウンデーション
3.フローレス
4.なんぼや
5.買取エージェント
6.ブランドコンシェル
どこの買取業者でも宝石珊瑚の需要と価格には注目しています。キャンペーンを実施している店舗もあるので、そういう機会を上手に利用して、少しでも高く買取してもらえるようにしましょう。
売りたいと思ったら早めに買取に出すのも高額買取に近づく一歩です。
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