ラフテルスタッフが お送りする買取役立ちブログ

珊瑚の種類と採取場所について

日本が誇る宝石としてあげられるのが、珊瑚です。

珊瑚というと一般的には、すぐに珊瑚礁をイメージできます。

 

しかし珊瑚は種類が豊富で、宝石になるものと、ならないものの2種類があります。

 

珊瑚礁は、六放珊瑚とよばれ、おもに海岸線に生息し、浅瀬に生息しています。

光合成をして成長し、年間で7センチほど大きくなります。

宝石珊瑚は、八放珊瑚とよばれ、深海に生息し、1センチ育つのに、何十年もかかるといわれているほど。

宝石珊瑚は、とても長い年月をかけて成長する貴重な珊瑚の種類です。

 

珊瑚はどこで採取できるのか

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宝石珊瑚を採取することが出来るのは、世界でも有数の場所でしか見つかっていません。

その一つが日本の高知県、室戸岬、足摺岬です。

高知県で取れる宝石珊瑚は、世界でも認められた、最高品質の宝石と認められています。

その品質の良さの為に一時期は乱獲され、今でも海外から密漁で珊瑚を採取していることもあります。

 

日本で採取される珊瑚は、なぜ品質が良いのかも解明されてはいません。

この貴重な珊瑚を守ろうと、採取方法も一部の許可を取っている漁師のみ採取できるようになっています。

珊瑚の採取は、約8ヵ月間にしか行われず、採取量も年間で750キロまでと数量も制限されています。

育つ量がそれほど多くないものなのと、採りすぎの為に今では採取できなくなった種類もあります。

 

 

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宝石珊瑚でもいくつかの種類があります。

血赤珊瑚

天然物なので、成長の度合いやその時々でも変化があり、それぞれ微妙に模様の入り方や色が違うので、同じものはほとんど存在しないといっても良いです。

 

魅力的な珊瑚は多数存在しますが、その中でも貴重価値が高い物が、高知県でしか採取されない「血赤珊瑚」です。

 

血赤珊瑚とは

日本で採取される血赤珊瑚は、地中海で採取されるものと違い、赤色がとても濃く、血の色のような赤黒さがあるのが特徴。

血赤珊瑚と呼ばれるものは日本でしか採取されず、色が混じっているものがなく、深紅のものほど希少価値があります。

ほとんど大きくならず、全長でも80センチほどの大きさにしかなりません。

枝のように分かれている部分や幹の部分の太さもそこまで太くなるものではないのと、血赤珊瑚の特徴は、中に「フ」と呼ばれる珊瑚の骨の白い部分があります。

なので、この「フ」を避けて宝石を作るには、幹の根元の部分を使うのですが、太くても3センチほどの大きさしかありません。

そのため、10ミリ以上の大きさの丸玉に成形された血赤珊瑚は大変貴重で高価に取引されています。

8ミリでもとても大きなサイズで高価と言えるでしょう。

 

ピンク色、桃色した珊瑚にもいくつかの種類がある

桃珊瑚

桃色珊瑚の系統でも様々な種類があります。

赤に近いピンク色から白色に近いもの、また混じったような色が配色されているものまであります。

薄ピンク一色できれいに統一されたものを「本ボケ」と言います。多く採取されていたのですが、あまりに多く採取されていたために今はほとんど採取することが出来なくなってしまい、幻の珊瑚となっています。

そのピンクの彩の良さゆえに「エンジェルスキン」とも呼ばれています。

ピンク珊瑚も混じった色がないものほど高価で希少価値があります。

 

ピンクから更に色が薄く、白色になっているものは、「白珊瑚」です。

象牙色のような白珊瑚は、大変希少価値があり、高値で取引されています。

 

座礁珊瑚の一つ、いわゆる珊瑚礁と同じ種類の珊瑚で宝石の酒類といえば、「黒珊瑚」です。

珊瑚礁は、基本的に環境保護の目的のため、世界条約により採取が禁止されています。

そのため、ハワイ州政府が認めた漁師のみ採取することがゆるされています。

お土産の一つとして購入することが出来ます。

 

珊瑚の種類と共に、加工装飾されているものは、そのデザイン性やどのデザイナーが手掛けたものかによっても価値が買ってきます。

有名デザイナーによって作られた装飾品は、とても価値があります。

デザインの種類、さらには仕上げ加工がアクセサリーとしてリング、ネックレス、イヤリングなどにアクセントを与えています。

 

また他の宝石とは違った質感がある為に、引き立て役や違いを出すためのものとして名脇役のような存在感があります。

トータルコーディネートとして、個性を引き出すような使い方をするのが更に上品な使い方なのではといったところです。

 

宝石珊瑚の歴史は古く、少なくとも5000年前から地中海沿岸で装飾品等として利用されてきました。ドイツの旧石器時代の遺跡から宝石珊瑚が出土したという記録もあります。

日本にもシルクロードを通って輸入され、正倉院にも珊瑚の装飾品が収蔵されています。

日本の珊瑚採取も盛んになり、明治維新以降では多くの珊瑚事業として一攫千金を狙って漁が盛んにおこなわれました。

 

珊瑚の種類によっては、現在とても手に入れるのが難しいものもあります。

 

古くからある珊瑚ですが、世界に誇る日本の珊瑚の魅力は質感や他の宝石とは違う魅力のある宝石と言えます。

 

 

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