【重要】象牙の価格について【必ずご確認ください】
※記載されている価格は4年以上前の実績となります。お手数ですが現在の相場の詳細をご希望の方は
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高価買取実績
象牙の買取査定価格について
象牙のその日の象牙の相場と重量、質、加工の有無、細工の有無等で判断いたします。実際に実物を拝見し、上記の条件+象牙の真贋を判断した上で査定させていただきます。
状態 | 肉眼で発見出来ない傷やヒビ、額裏のシール(共シール)の有無、額装の状態など |
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形状 | 一本もの、細工もの、置物、彫刻など象牙の種類 |
重量 | 単価を算出します。この際、詰物があった場合、それを除外した純重量にて算出いたします。 |
詰物 | 中に鉛や象牙粉、硬質ゴムの破片等の詰物入の象牙もございます。 |
※偽物・贋物等は買取出来かねます。 あしからずご了承ください。
※象牙の買取を見ている方は、よく珊瑚買取の記事もよく見ています。
象牙相場表
重量 | 単価(1kgあたり) |
10kg~20kg未満 | お問い合わせください |
20kg~ | お問い合わせください |
※相場は、様々な要因で変動します。売却前にご確認下さい。
ラフテルが象牙買取で選ばれる理由
キズや汚れ、訳ありのお品物・・・買取出来ます
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ひび割れ
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ひび割れ
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詰め物
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摩耗
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へこみ、キズ
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根本割れ
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置物破損
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牙、彫り物破損
※詰め物や、深いひび割れ、置物の破損などは減額になる可能性があります。
象牙登録票について
当店は政府登録済みの象牙取扱業者です
象牙取扱事業者番号=S-3-13-30708
ワシントン条約(CITES)による象牙の輸入禁止
象牙とは象の長大に発達した一対の切歯(門歯)です。材質が美しく加工も容易である為昔から工芸品の素材として珍重されてきました。
日本は最大の象牙輸入国でしたが、1989(平成元)年に絶滅のおそれのある野生動植物の種に指定され、ワシントン条約により象牙の全面輸入禁止措置が執られました。
1995(平成7)年に環境庁(現:環境省)から国際希少野生動植物種の登録制度が施行され、「国際希少野生動植物種登録票」を付けなければ、売買・譲渡する事ができなくなりました。
このため、ワシントン条約以前から家にあった象牙や、海外からお土産に持ち帰った 親から貰ったものなどすべてに、譲渡、売買する場合は登録票が必要となりました。
象牙の記事を見られる方は珊瑚の記事をよく見られています。
珊瑚買取実績の記事も見る【象牙登録票のお問い合わせは】
一般財団法人 自然環境研究センター CITES管理事業部
TEL 03-6659-6018 FAX 03-6659-6320
〒130-8606 東京都墨田区江東橋3-3-7
※買取にあたり、(財)自然環境センターが発行する登録票が必要になります。
※登録票を申請する際にわからない事などございましたらお気軽にお問い合わせください。
※また、全国どこへでも出張鑑定させて頂いていますので、ご利用ください。
象牙の登録票についてそもそも、象牙とはなにか
哺乳類の牙と呼ばれるものは長くとがった歯のことを指しています。
犬などとは違い、象は門歯がとても発達していることが他の哺乳類との大きな違いとなります。
その象の牙こそが、材質がとても良く加工もしやすいということから古来工芸品の素材として重宝されていました。
いわば象牙とは、1匹の象から最大2本までしかとることができないとても貴重なものということになります。
これが、どのような意味を示すかおわかりでしょうか?
亡くなった象から牙をとることはまだいいかもしれませんが、実際に現実ではわざわざ象を殺してまで象牙を作ろうとしているということもあります。
古来から伝わる工芸品を残すためにも象牙は必要不可欠なものとなりますが、この事実からは目を逸らすことはできません。
1989年のワシントン条約(絶滅の恐れのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)によって象牙製品なども含めて国際取引は原則禁止とされています。
日本を除くほとんどの国々では国内取引も禁止されていますが、アフリカ諸国では政治の腐敗などによって密猟や密輸による非合法な流通が存在するということで話題となっています。
これが、象牙の現在の全貌ということになります。
象牙の歴史
象牙の歴史は世界と日本は分けて考えるとわかりやすいと思われます。
まずは世界の象牙の動きから説明していきます。
象牙は古来から密度がとても高く、加工しやすい素材として工芸品の素材として重宝されています。
このようなことから紀元前5世紀には古代ギリシアの彫刻家によって象牙を使って彫られた女神アテーナー像がパルテノン神殿に飾られていました。
そのように様々な場所で工芸品を製作するために使われてきた象牙でした。
なぜ、そこまで象牙に対しこだわりがあるのかというと、重量感と温かい風合いが多くの人に好まれとても人気の素材となっていたのです。
この当時の使われ方は彫刻品として使われるか、ピアノの鍵やビリヤードが流行した時にはビリヤードの玉を象牙で作ってしまうということもありました。
それ以降もアジア諸国での根強い需要がありましたが、2017年の中国市場の閉鎖があり、未来的には2021年の香港市場の閉鎖をもって象牙の歴史は日本以外では終了する予定となっています。
一方、日本での歴史は、珊瑚や鼈甲と並び、工芸品の素材として重宝されてきました。
日本で象牙をとることは難しく、古くから輸入先は中国や東南アジアでした。
江戸時代までは筆や器などにも使われていましたが、江戸時代を超えてから象牙の工芸品は高度な発展をしました。
根付や印籠などの工芸品の優品を使うことで更に美しく見せることができるということでした。
このような伝統的な象牙の工芸品は数多くが海外へ流出したことによって芸術性の高い根付などが美術館で飾られることも相まって人気がグングンと成長しました。
日本でもワシントン条約の影響は大きく出ています。
2000年以降から象牙と伝えマンモスの牙を購入させるなどの違法取り引きが急増しているので、象牙を取り扱っていた大手業者も象牙から手を引いているのが現状となります。
2016年の時には象牙のピーク時の10%程度となっていて、そのうちの8割が印鑑となっています。
日本でも徐々に象牙離れが始まっているので更なる象牙の状況悪化が見込まれてしまいそうです。
象牙の価値
象牙とは象の牙という表現ですが、実際には象の歯(門歯)が発達したものです。
独特の美しさを持つ加工のしやすい材質であるため、世界中で装飾品や楽器、彫刻などで活用されています。
日本における象牙利用の歴史は古く、正倉院の宝物にも象牙を用いたものがあり、天皇や貴族に珍重されてきました。
時代の移り変わりと共に象牙は様々なものに加工されてきました。
安土桃山から江戸時代には武士の印籠や根付などの素材として用い、明治時代は印鑑や工芸品の材料に活用され、大正時代に入ると喫煙具にと、より広い用途に用いられるようになります。
昭和の高度経済成長期を迎え、バブル期になると、実印を必要とする需要の増加から、より印鑑の素材として消費が多くなります。
しかし、1989年に象の乱獲を防止する目的のワシントン条約が締結され、象牙の輸入が禁止になりました。
その影響により現在では象牙は極めて希少価値が高く価格も高価であるため、アクリルなどの樹脂を加工し代替として印鑑に用いられています。
象牙貿易の禁止と再会に向けた動き
日本は最大の象牙輸入国でしたが、ワシントン条約によって1989年に象牙の輸入措置がとられ、事実上世界の象牙貿易は終了してしまいました。
現在、経済発展が著しく伸びている中国で象牙の需要が増しており、この需要を満たすためにとアフリカで象の密猟が起こってしまっています。
この他にもこれまで様々な問題があり、中国の国内市場では2017年に閉鎖される予定ですが、闇市場と呼ばれる裏取り引きで、さらに高い値段で出回るのではないかと予想されています。
このように違法密猟や、違法取り引きが行われている以上、象牙取り引きに関する規制は強まるばかりです。
今でも象牙の需要は止まらず、工芸品を作るために様々な場所で取り引きをされているが、日本でも今は合法的な国内市場が維持されているのと同時に、象牙の国際取引の再開も要望しているということです。
象牙の国際取り引きを再開させるためにはいずれにしろ、このような違法密猟や違法取り引きが無くなる事を願っています。
象牙を使ったアクセサリーなどは、江戸時代の根付から始まり、今は日本の伝統工芸となっています。
ルールは、しっかり守らなければ、いけませんが日本の象牙文化は守ってほしいですね。
象牙の保存方法について
お持ちの象牙に登録票がない場合はご自宅から持ち出すことは法律違反になりますので、気を付けて下さい。
登録票がある場合は移動も売却も可能になりますが、象牙と一緒でないと効果がありませんので気を付けて下さい。
象牙の牙や置物はよく裸のまま飾ってありますが、象牙は乾燥に弱くほっておくとひび割れなどを起こす可能性があります。
冬などの寒い時期は空気が乾燥するため、必要に応じて水の入った容器をストーブにかけ、湿度を保つことを心掛けて下さい。
ガラスケースなどに入れ飾ってあるものに関しては小さなコップに水を入れ一緒にケース内に置いて置くとヒビ割れの心配はほぼありません。
お客様の声
G様 60代 秋田県のお客様
お品物詳細
- お品物 :象牙 全形を保持した牙
- 買取方法:出張買取
- 状態 :良い
お客様より
象牙の置物が本物なのか偽物なのかの確認から査定まで、丁寧にご説明いただき有難うございました。
40年程前に父が海外で買ってきた象牙の置物があったのですが、ホコリをかぶって置きっぱなしになっていたので、今回本物の象牙なのかの確認も兼ねてラフテルさんに査定の依頼をしてみました。
査定員の方が非常に丁寧に応対してくれましたので、気持ちよく整理する事ができました。
査定員さんにお話しをお伺いしたところ、査定品目が非常に幅広く価値がわかない物でも見てくれるという事だったので、まだ沢山残っている父の遺品のガラクタ?を次回は見ていただこうと思います。
査定員より
この度は象牙の査定依頼をいただき有難うございました。
今回査定させていただいた象牙が本物で本当に良かったです。象牙は古来から貴重な物として珍重されてきました。世界的な象の密猟禁止の取り組みの流れの中でウイリアム王子によって破壊されてしまいましたが、イギリス王室が1200点以上の貴重な象牙工芸品を所有していた事は広く知られています。貴重であるが故に象牙は、非常に偽物の多い商品でもあります。
数十年間床の間に飾られていた象牙の置物が、実は偽物だったという事もあります。
また、象牙でなく他の動物の牙や歯等から加工された物を象牙だと偽って売っている物も見たことがあります。人工的に作られた物だと、石膏を型に流して作ったような稚拙な物から、象牙特有の素材感まで模倣しようとするような精巧な物まで様々な偽物が出回っていますので、一般の方が真贋の判定をするのは難しい事も多いです。1989年にワシントン条約が制定されてからは世界的に象牙の取引が禁止され、日本国内でも取引が少なくなってしまいましたが、昔から印材等で需要のある日本では、まだ全面禁止とまではなっていません。
もしまた象牙らしき物が見つかりましたら、お気軽にご連絡をいただければ幸いです。
S様 60代 東京都のお客様
お品物詳細
- お品物 :象牙 全形を保持した牙
- 買取方法:店頭買取
- 状態 :良い
お客様より
以前から実家の床の間に飾ってあった象牙を処分しようと思いラフテルに連絡を入れた所、登録票はありますかと聞かれ探してみた所、購入した時の箱の中にありました。
購入時の登録票ない場合にはいろいろな手続があるらしいですね。
長さや重さ傷等々で査定金額が色々変わる説明を分かりやすく説明してくださって大変勉強になりました。
査定員より
先日は、かなりの重量のある象牙をお持ちいただきありがとうございます。
上記で一部お話しが出ていました登録票がないと買取することが出来ませんとの事ですが さてさてない方はどうすればいいのと考える読者の方もいると思います。
発行機関は一般財団法人自然環境研究センターになりお客様自身でのお手続きが必要になります。
また、象牙製品すべてに登録票が必要なわけではありません。環境省のホームページには象牙の登録票が必要な物の定義を、生牙(原木)、磨牙、彫牙、全形を保持した象牙は、(種の保存法)で譲渡し等(売買等)が原則禁止と説明されています。
つまり、牙の形(全形を保持した牙)をしていたら、彫刻されていたり、加工していても登録票が必要ですよという事です。
査定の判断基準ですが、象牙は長く尖った歯になり問歯が発達したものですので人間で言いう虫歯の虫食いや黄ばみなどによっても査定評価は変わってきます。
あとは、皆さまもご存知かと思いますが重量が大きく左右されます。詳細につきましてはまずは、お気軽にお問い合わせくださいませ。スタッフ一同お待ちしております。
G様 50代 山梨県のお客様
お品物詳細
- お品物 :象牙 香炉
- 買取方法:出張買取
- 状態 :良い
お客様より
私の知り合いがラフテルさんで一度売却をしており、紹介されてご連絡させていただきました。値段が付く物なのかもわからなかったのですが、とても分かりやすく説明していただき値段が付く置物だという事で売却をお願いしました。
思いのほか高額で買い取っていただき、大変満足しております。どうもありがとうございました。
今後もぜひ利用させていただきたいと思います。
査定員より
この度は弊社にて象牙の置物をご売却いただき、誠にありがとうございました。
こちらの置物はお客様のご自宅倉庫に眠っていたもので処分に困っていたという事で、弊社にご連絡いただきました。お客様は当初捨てようと思っていたらしいのですが、その前に弊社にご連絡いただいて本当に良かったです。こちらの置物は重量もかなりありましたので、相場以上の価格にてお買取りさせていただきました。G様には大変喜んでいただき。私も嬉しく思います。また次回もご依頼いただけるという事でしたので、お待ちしております。本当にありがとうございました。
1990年に絶滅の恐れのある野生動物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)が制定され、象牙の国際取引は原則禁止となりました。世界各国では象牙に関する国内取引が規制されてきており、近年では中国やイギリスが国内取引を禁止としました。日本では印鑑や和楽器などにおいて象牙の需要があり、今なお取引が可能ではありますが、今後数年後には日本も国内取引が禁止になるかもしれません。
そうなってしまったらご自宅で眠っている象牙の品物も売却することが出来なくなってしまいます。そうなる前にぜひ一度、弊社までお問い合わせください。