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世界三大希少石パパラチアサファイア高価買取/色石の価格相場を徹底解説 - 買取のラフテル
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パパラチアサファイアの買取価格相場表と品質ランク
パパラチアサファイアの買取市場の動向はその都度変動しますが、専門家として2025年現在の市場価値を踏まえた最新の相場観をお伝えしていきます。
お客様のパパラチアサファイアが持つ価値がいかに希少性が高く、需要のある宝石かをしっかり理解していただくために、品質ランクとカラット数(ct)に応じた買取価格の目安を表にまとめたものをご紹介していきます。
2025年最新買取価格相場早見表
| カラット数 | Sランク(最上) | Aランク(上) | Bランク(標準) | Cランク(低) | Dランク(劣) |
| 1.0 ct〜 | ¥100,000〜 | ¥60,000〜 | ¥30,000〜 | ¥20,000〜 | ¥5,000〜 |
| 2.0 ct〜 | ¥250,000〜 | ¥150,000〜 | ¥80,000〜 | ¥50,000〜 | ¥10,000〜 |
| 3.0 ct〜 | ¥500,000〜 | ¥350,000〜 | ¥200,000〜 | ¥120,000〜 | ¥20,000〜 |
| 5.0 ct〜 | ¥1,000,000〜 | ¥800,000〜 | ¥450,000〜 | ¥250,000〜 | ¥50,000〜 |
※買取価格相場早見表は、パパラチアサファイアのルース(裸石)を対象とした、あくまでも最低限の買取金額を示したものとなります。実際の買取価格は、石の状態や加熱処理の有無、ジュエリーの素材となる地金(金・プラチナ)の重量、そしてその時々の市場相場によって大きく変動することを前持って理解しておく必要があります。
品質ランク
| 品質ランク | 特徴 |
| Sランク(最上級) | 鮮やかなピンクとオレンジの融合色が極めて美しい。透明度が非常に高く、インクルージョン(内包物)がほとんどない。非加熱かつ鑑別証付きならさらに高額査定。 |
| Aランク(上位) | 色味・透明度ともに良好。多少のインクルージョンあり。加熱処理があっても問題なし。鑑別書がある場合は評価アップ。 |
| Bランク(標準) | 色・透明度ともに平均的。明らかなインクルージョンはあるが、美観を損なうほどではなくジュエリーとして十分使用可能。 |
| Cランク(低) | 色が薄い、または透明度が低い。インクルージョンが多めで輝きが弱い。投資や資産性より装飾用途が中心。 |
| Dランク(劣) | 色・透明度ともに劣る。カケ・傷などのダメージも見られる。ルース(裸石)としての評価は低め。 |
※こちらの品質ランクは、あくまでも一般的な評価基準を示したものであり、実際の査定では買取業者ごとに評価基準が異なる場合があります。Sランクに相当するような最高品質の石は市場に出回る数が極めて少なく、買取市場や世界の情勢などの動向によって相場が大きく変動する可能性があります。
また、A〜Dランクの石であっても、ジュエリーに加工されている場合やティファニーやカルティエなどのブランド価値が付与されている場合には、ルース単体以上の評価を受けることが多くあります。

パパラチアサファイアの基本情報
パパラチアサファイアは、サファイアの中でも特に希少性が高く、『サファイアの王(King of Sapphire)』とも呼ばれる存在として世界中から知られています。ブルーサファイアやルビーと同じコランダム(鋼玉)という鉱物でありながら、その独特な色合いは限られた条件下でしか生成されないため、市場に出回ることも非常に少ないのです。
また、パパラチアサファイアは、『愛の象徴』と言われることが多く、結婚指輪や記念日のジュエリーとして高い人気と注目を集めています。その希少性と美しさに加え、長く身につけられる耐久性を備えているため、価値の高い宝石と言えるでしょう。ここからは、そんな希少価値の高いパパラチアサファイアの歴史や産地、石言葉などについてさらに詳しく見ていきます。
パパラチアサファイアの歴史
パパラチアサファイアは、世界四大宝石の一つであるサファイアの中でも特に希少性が高い宝石であり、宝石の王様と称される『アレキサンドライト』や幻の宝石と称される『パライバトルマリン』と並び世界三大希少石の一つとして知られています。1900年代に発見されたパパラチアサファイアは、他の宝石に比べると比較的歴史が浅いことで知られていますが、サファイア自体は2000年以上もの長い歴史を持っています。その中でもパパラチアサファイアは『King of Sapphire』の異名をもち、発見当初からサファイアの王として高い評価を受けてきました。
パパラチアという名前は、シンハラ語で『蓮の花』を意味する言葉に由来しています。その名の通り、蓮の花のような美しいオレンジとピンクが混ざり合った独特の色合いが特徴です。19世紀末ごろにヨーロッパに伝わり、その美しさや希少性からイギリスの王室や上流階級に認知され広まっていきます。2018年には、ユージェニー王女が脇石にダイヤモンドをあしらったパパラチアサファイアの結婚指輪を身につけていることから更に話題となり、世界中から注目を集めました。2025年現在では、結婚指輪に限らずさまざまなジュエリーに用いられるほど、非常に人気の高い宝石となっています。
産地と色とその特徴
パパラチアサファイアの代表的な産地は、宝石の国とも言われているスリランカが主な産地として知られています。スリランカ産のものは、特にオレンジとピンクの色合いが絶妙なバランスで混ざり合い、高い評価を得ています。その他にも、マダガスカルやタンザニアなどでも産出されることがありますが、その色や特徴は産地によって少しずつ異なります。
パパラチアサファイアの最大の特徴であり、その価値を決めるのは、オレンジとピンクが混ざり合った独特な色合いです。同じ鉱物からなる青色のサファイアと赤色のルビーが一般的に有名ですが、生成過程の中、特別な条件下のもとで重なり合い産出されたのが、パパラチアサファイアであり、同じ色調の石は二つと存在しないと言われるほど希少な石とされています。そのため前述したようにアレキサンドライトやパライバトルマリンと同様に世界三大希少石と呼ばれるようになりました。
モース硬度と耐久性
パパラチアサファイアは、ルビーやサファイアと同じコランダムという鉱物グループに属するため、モース硬度は9と非常に高い硬さを誇ります。この硬度はダイヤモンド(モース硬度10)に次ぐものであり、日常生活でついた小さな傷や摩擦に強く、美しい輝きを長期間保つことができます。
ですが、宝石の耐久性を測る上で重要なのは硬度だけではなく、衝撃に対する割れにくさを示す靭性(じんせい)も非常に重要です。コランダムは、この靭性も非常に高く、ジュエリーとして日常的に身に着ける際に安心感を与えてくれます。総じてパパラチアサファイアを含めサファイアやルビーの鉱物コランダムは、日常使いのジュエリーとしても十分に耐えられる耐久性を備えているということになるのです。
これらの特性から、パパラチアサファイアは婚約指輪や記念ジュエリーとして最適な宝石とされています。リングやネックレスなど、永く愛用したいジュエリーに選ばれる理由が、その圧倒的な耐久性にあるのです。
和名や石言葉は
パパラチアサファイア自体には、明確な和名として広く定着した呼び名は存在しません。しかし、母体となる鉱物であるコランダムは、日本では『藍玉(らんぎょく)』と呼ばれており、そのバリエーションの一つとしてパパラチアサファイアも分類されます。色合いの美しさから『蓮の花のようなサファイア』と表現されることもあり、希少性と神秘性を兼ね備えた宝石として世界中から知られています。
また、石言葉としては『誠実』『信頼』 『調和』 『幸運な結婚』などが挙げられます。特に『調和』や『幸運な結婚』といった意味合いから、婚約指輪や結婚記念のジュエリーとして選ばれるケースが増えており、2025年近年ではブライダルジュエリー市場でも注目度が高まっています。

パパラチアサファイアの特徴
パパラチアサファイアは、サファイアの中でも特に希少性が高く『サファイアの王(King of Sapphire)』とも呼ばれる存在です。
絶妙なカラーが最大の特徴と知られ、アレキサンドライト・パライバトルマリン同様に世界三大希少石の一つに数えられていることからも、その価値と人気の高さがわかります。
また、パパラチアサファイアの中でも特に非加熱のものは市場で非常に珍重され、資産価値も高まる傾向があります。宝石のクラリティ(透明度)や色合い、そして処理の有無は買取価格に直接的に影響があるため、購入や売却を検討する際の大きなポイントとなります。
ここからは、パパラチアサファイアのカラーのバリエーションや評価基準、そして加熱と非加熱の違いについて詳しく見ていきましょう。
オレンジからピンクまで色のバリエーションと評価
パパラチアサファイアの最大の魅力は、オレンジとピンクが絶妙に混じり合った独特の色合いにあります。一般的なブルーサファイアとは異なり、名前の通り蓮の花を連想させる色合いは、まさに奇跡的な配分で生成されたカラーとして認知されています。色の濃さや均一性、クラリティ(透明度)は評価基準に直結し、淡すぎる色合いは『ピンクサファイア』『オレンジサファイア』と鑑別される場合もあります。
ピンクとオレンジのバランスが理想的に調和したものであれば、宝石市場やジュエリー市場でも需要が高いため、買取の際にも良い影響がでています。そのため、綺麗でバランスの良いパパラチアサファイアは、高値で取引される可能性が高くなります。
世界三大希少石の一つとされる理由
パパラチアサファイアは、アレキサンドライト、パライバトルマリンと並び『世界三大希少石』として知られています。その最大の理由は、圧倒的な産出量の少なさにあります。特に、オレンジとピンクが絶妙に調和した理想的な色合いを持つ個体はごくわずかしか存在せず、流通すること自体が極めて稀です。そのため買取市場に出回った際には、自然と高額査定へと繋がる傾向にあります。
このように希少性の高さから、パパラチアサファイアの価値は長期的に安定しており、需要も衰えることがないといえます。ダイヤモンドやエメラルドといった一般的に知られる宝石とは異なり、希少性の高さそのものがブランド的価値を生み出しているのです。特にスリランカ産のパパラチアは、発見当初から色合い・透明度ともに最高品質と評価され、2025年現在でも世界市場で非常に高い人気を誇っています。
加熱と非加熱の価値基準の違い
パパラチアサファイアを語る上で欠かせないのが、加熱処理の有無です。多くの色石は、加熱によって色を安定させる処理が施されますが、非加熱のパパラチアサファイアは極めて稀少で、市場でも数倍以上の高値で取引される可能性もあるのです。
鑑別書に非加熱の記載があると、より買取時に信憑性が高くなり、査定額が大幅に上昇する大きなポイントとなります。
加熱処理がされていても美しい色合いと透明度を持つ石は高く評価されるため、決して価値が低いわけではありませんが、非加熱のパパラチアサファイアとの評価基準では、差がでてしまうことが多くあります。ですので、売却を検討する際は、鑑別書を準備し、非加熱であることを証明することが高価買取へと繋がるポイントとなるでしょう。
状態や鑑別書、付属品による査定額の変動
パパラチアサファイアの買取では、ルースの場合は、宝石自体の状態や鑑別書のみが買取価格に反映することがほとんどですが、ジュエリーの場合は、宝石そのものの価値に加え、全体の状態や付属品の有無も査定額に大きく影響します。ここでは、どのような要素が買取価格に変動をもたらすのかを解説します。
新品同様品と使用感ありの価格差
パパラチアサファイアのネックレスやリングなどのジュエリーは、その状態によって買取価格が大きく変わります。特に、一度も使用していない新品同様品は、買取価格が高くなる可能性があります。ネックレスやリングに目立つキズや汚れがなく、輝きが保たれているものは高評価の対象です。日常的に身に着けていたことによる小さなキズや使用感がある場合でも、査定額が下がることはあっても、買取が可能なケースがほとんどです。
キズや欠けがある場合の評価
パパラチアサファイアはモース硬度9を誇る硬い石ですが、強い衝撃を加えれば欠けたり割れたりすることはもちろんあります。欠けや割れがあれば、買取価格は下がる可能性が高くなりますし、場合によっては、ほとんど価値が残らないケースもございます。基本的には、買取自体は可能のケースが多いですが、宝石の中心部分に大きなキズや欠けがある場合は評価が厳しくなります。小さな傷であれば、買取後に再研磨することで価値が戻ることもあるため、買取を諦めず無料査定することをオススメします。
鑑別書・ケース・箱の有無
買取価格を最大限に引き上げるには、鑑別書や購入時のケース、箱といった付属品を揃えておくことも重要なポイントです。鑑別書は、そのパパラチアサファイアが天然であることや、加熱処理の有無を証明する重要な書類となります。
また、ブランドのジュエリーの場合は、ブランドのケースや箱があることで、ブランド価値も加算されジュエリー自体の価値も高まり、買取価格が高くなることに繋がります。
パパラチアサファイア最新買取実績
買取のラフテルでは、過去にパパラチアサファイアを買取した実績をご紹介しております。下記にてご紹介しているのは一部抜粋した最新の買取実績となります。
他にも買取実績がございますので、弊社ホームページのブログにてご覧になっていただけますと幸いです。
千葉県 O様
買取商品
パパラチアサファイア リング
お客様の声
「70歳になり足が悪く処分に困っていたところ、孫がネットで調べてくれて、こちらの会社を見つけました。口コミが良かったのと、出張買取という点が楽に査定や買取できるので選んでみました。査定に来てくれた方もとても丁寧に対応してくれて、この価値ある指輪をきちんと評価してくださり、本当に感謝しています。」
東京都 H様
買取商品
パパラチアサファイアとメレダイヤのプラチナネックレス
お客様の声
「私が20代の頃に母から譲り受けた古いネックレスでしたが、いくつかのお店に持ち込んだ中で、こちらの店舗が最も高い金額を提示してくれました。デザインは少し古いものでしたが、パパラチアサファイアと周りのダイヤモンドの価値そしてプラチナの重さまでの説明、全体をしっかり見てくださった結果、大変満足な金額となりました。ありがとうございます。」
岐阜県 I様
買取商品
パパラチアサファイア ルース(チェーンが切れたネックレスのペンダントトップ)
お客様の声
「仕事が忙しく、なかなか自分のいる岐阜県の買取業者店舗に行く時間が取れなかったため、宅配買取をやっているこの会社を利用しました。地元の業者にも問い合わせ相談しましたが、御社の方が買取価格が全く違ったので、迷わずお願いしました。スムーズに宅配キッドなどのやりとりまで対応していただき、安心して任せることができました。」
パパラチアサファイア買取に関するよくある質問
パパラチアサファイアの買取を検討されているお客様や色石の買取を兼用しているお客様から、頻繁に寄せられるご質問をまとめました。今現在買取をお考えの方にとって、非常にタメになる情報となっておりますので見逃さずにご自身の買取にお役立てください。
鑑別書がなくても買取可能ですか?
はい。鑑別書がなくても買取可能です。
鑑別書は宝石の種類や処理の有無を証明する大切な書類ですが、それがないからといって価値がなくなるわけではありません。弊社買取のラフテルのプロスタッフが、お客様のパパラチアサファイアをはじめ宝石を無料にて査定させていただきます。鑑別書がない場合でも、石本来の価値を正確に評価し、適正な買取価格を提示しますので、ご安心ください。
小さな石でも価値はありますか?
はい。小さなパパラチアサファイアでも十分に価値があります。
宝石の価値はカラット数(ct)だけでなく、カラー(色合い)やクラリティ(透明度)、カットの質などによって大きく変動します。パパラチアサファイアは、宝石の中でも特に希少性が高いため、小さな石でも高額での取引となることも珍しくありません。
査定に費用はかかりますか?
いいえ。査定はすべて無料となっています。
お客様に安心してご利用いただくため、店舗買取だけでなく宅配買取や出張買取といったサービス、いずれの方法でも無料で査定を承っております。もし査定額にご納得いただけなかった場合でも、費用は一切かかりませんし送料など全ての手数料も無料でご対応しております。お客様のパパラチアサファイアの価値を確かめるだけでも結構ですので、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
この記事では、世界三大希少石パパラチアサファイア買取価格の相場をはじめ、基本情報や歴史、お客様の声などを徹底的に解説してきました。
パパラチアサファイアは、オレンジとピンクが絶妙に混ざり合った独特の色合いと希少性から、『サファイアの王(King of Sapphire)』として高く評価される宝石であることがおわかりいただけたと思います。加熱処理の有無や鑑別書の有無、ジュエリーとしての状態によって買取価格は大きく変動しますが、特に非加熱で高品質のパパラチアサファイアは、高額査定が期待できる点も大きな魅力です。
さらに、2025年近年の買取市場においても、パパラチアサファイアは非常に高い需要があり、希少性の高さと独特の色合いから人気のある宝石として注目されています。そのため、買取市場でも安定した取引が行われており、高額査定の可能性も高くなっています。
また、ブランドジュエリーとして加工されている場合は、宝石そのものの価値に加えてブランド価値やデザインの価値がプラスされることもあります。まずは無料査定を利用して、お手持ちのパパラチアサファイアがどれだけ価値のある宝石かを確認してみることをオススメします。専門の買取業者であれば、豊富な経験と専門的な知識を兼ね備えているので適正な査定金額を提示してくれます。
弊社買取のラフテルでは、査定方法も店舗買取だけでなく、出張買取や宅配買取、LINE査定などさまざまなサービスが用意されており、お客様の状況に応じて丁寧な査定が可能です。さらに、ホームページには他のブログやお客様の声も掲載されているので、ぜひチェックしてみてください。まずはお気軽にお問い合わせください。


















